日本トランスシティ(株)は、三重県三重郡朝日町で同社グループ最大の物流拠点となる新倉庫「三重朝日物流センター」を取得し、竣工したと発表した。
同施設は、住友電装(株)の自動車ワイヤーハーネス部材等の物流関連事業を担う合弁会社「STコネクトロジスティクス(株)」(日本トランスシティ(株)、住友電装(株)、伊勢湾倉庫(株)による共同出資)の事業用倉庫。日本トランスシティは今後、同施設を住友電装グループ事業の倉庫とし、サプライチェーンに最適な物流サービスを提供していく。
なお、日本トランスシティグループは「環境に配慮した事業推進」を重要な課題のひとつと位置づけ、温室効果ガス削減や省資源活動に取り組むとともに、環境負荷低減に配慮した物流サービスや物流施設の充実に向けて取組を進めており、同施設もこれらサステナビリティへの取組を実現する倉庫にする考えだ。
※「三重朝日物流センター」の施設概要
所在地:三重県三重郡朝日町大字埋縄字川原1
敷地面積:6万8,620㎡(2万757坪)
倉庫構造:鉄骨造3階建
延床面積:6万1,445㎡(1万8,587坪)
事務所棟:鉄骨3階建1棟(延床面積:2,865㎡[812坪])
倉庫設備:垂直搬送機、人貨用エレベーター、ドックレベラー、ソーター、空調設備等
その他設備:太陽光発電設備、LED照明、非常用自家発電設備等
業務内容:自動車用ワイヤーハーネス部材等の荷受・仕分・保管・付帯作業・配送等の物流業務
竣工日:2023年6月30日