<連続特別企画>清涼飲料物流の現在と今後の展望⑦ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)執行役員 SCM本部 本部長 兼 ロジスティクス部 部長 水野和也氏/ロジスティクス部 副部長 河瀬聡明氏

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<連続特別企画>
清涼飲料物流の現在と今後の展望⑦
全バリューチェーンに応じた最適な生産・物流体制の構築を目指す
さらなる事業発展のための構造改革の一環として取り組み加速
ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)

 連続特別企画「清涼飲料物流の現在と今後の展望」の最終7回目に登場するのはポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)(以下、ポッカサッポロF&B)。同社は、食卓におけるレモン果汁の手軽な利用を実現した「ポッカレモン」シリーズをはじめ、コーヒーやミネラルウォーター・炭酸水、無糖茶系飲料などの各種飲料製品のほか、粉末スープ・カップスープやプルーンなどの食品も提供している。昨年にはレモン果汁100%の「ポッカレモン100」瓶3品(120ml、300ml、450ml)について「高めの血圧(収縮期血圧)を下げる」(1日30mlの12週間継続摂取により)機能性を表示しており、健康志向ユーザーをとらえた商品展開で売上も順調に推移している。その売上を支える物流についても物流2024年問題への対応から、持続可能な物流を実現するための様々な施策を講じている。そこで今回は同社の物流体制に着目し、これまでの課題やその改善への取り組み、今後の計画などを報告する。

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