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アズワン(株)⇒福岡県古賀市に新物流センター「九州DC」を開設/GTP実現するMH機器導入で全体作業効率37%向上を見込む
アズワン(株)は、福岡県古賀市に新たな物流センター「九州DC」をセイコー運輸(株)・福岡LC(2024年12月竣工)内に開設した。 新設倉庫では、ギークプラス社製のMH機器「PopPick」を導入。商品を保管する高層棚(3.8m)をAGVが搬送し、ピッキング場所でピッキング位置に自動セットアップする“GTP”を実現するもので、全体作業効率37%向上を見込む。 同社は同施設の開設を通じ、産業用先端半導体等の一大生産拠点として注目を集めている九州エリアに対し、昨今の物流面での社会課題の解決のほか、物流を核とし... -
(株)関通⇒兵庫県尼崎市の次世代型新物流拠点「関通 MEGA 物流センター」が竣工/延床面積約3万5,000㎡超の関西エリア最大規模の物流拠点、多様化する顧客ニーズに合わせた最適な物流ソリューション提案が可能に
(株)関通は、兵庫県尼崎市で関西エリア最大規模となる新物流拠点「関通MEGA物流センター」(床延面積約1万800坪)が竣工し、5月26日に竣工式を行ったと発表した。同拠点の開設で関西エリアでの保有倉庫は計7拠点、総面積約5万2,760坪に拡大し、多様化する顧客ニーズに合わせて最適な物流ソリューションに提案が可能になったとしている。 ○「関通MEGA物流センター」の特徴①「都市近接 × 高速アクセス」物流効率を最大化する新拠点 兵庫県尼崎市に位置する同拠点は高速道路網が整備されており、交通渋滞を避け、... -
大和物流(株)⇒南九州エリアをカバーする物流拠点「鹿児島物流センター」が稼働開始/九州地域の在庫分散対応倉庫需要に対応、南九州エリアの物流ハブ拠点として総合的な物流サービスを提供
大和物流(株)は、2024年4月から鹿児島県霧島市で開発を進めていた物流施設「鹿児島物流センター」が竣工し、2025年 6月1日に稼働を開始したと発表した。 物流2024年問題を背景に、商品を複数拠点で管理する在庫分散対応倉庫の需要が高まっている。また、九州地域では製造業・非製造業ともに設備投資が高水準で推移する一方、物流施設への投資は都市部に偏在しており、特に地方での供給不足が著しい。同社はこれを踏まえ、既存の「鹿児島営業所」を移転・拡張し、「鹿児島物流センター」として開設することで、... -
佐川グローバルロジスティクス(株)⇒熊本県菊池市に「菊池営業所」を開設/半導体関連物流需要に対応、地域産業を支援
SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス(株)は、熊本県菊池市に「菊池営業所」を開設した。同営業所の開設は、同社が2024年11月29日に熊本県菊池市と締結した立地協定に基づくもの。熊本県内では半導体メーカーの工場が稼働し、半導体関連の物流需要が急速に拡大している。同社は同営業所開設により、拡大する物流需要に対応し、在庫集約による管理負荷の軽減や、ジャストインタイム納品による生産性の向上など、物流面から地域産業を支える。 SGホールディン... -
野村不動産(株)⇒自動化・省人化に向けた顧客提案や地域の産業創出により、物流業界・地域の課題解決にアプローチ/3年間で15棟・投資額約3,400億円の事業化を決定、物流施設の累計開発・運用棟数60棟、累計投資額8,000億円に到達
高機能型物流施設「Landport」シリーズを手掛ける野村不動産(株)は、2025年4月以降の3年間で物流事業に総額約3,400億円を投じ、全15棟(総延床面積:約130万㎡)の事業化を決定した。これにより2028年3月までの間に、同社が手掛ける物流施設(Landportシリーズ以外の物流施設も含む)の開発・運用棟数の累計は60棟、累計の延床面積は約365万㎡になる見込みだ。 同社は物流事業で、物流業界が直面している様々な課題に対し、首都圏以外のエリアでも物流施設を開発することによる長距離配送の中継輸送への対応や... -
■物流施設 投資関連情報2025版<5.29~6.4>
2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報> ■東京建物(株)<5月29日>オーストラリアで区分分譲倉庫開発事業に初参画/シドニー近郊で2物件を開発、EC市場の拡大や住環境の変化により高まる個人・中小企業の倉庫需要に対応 東京建物(株)は、オーストラリア・シドニー近郊においてRockwater Brookvale PJ(ブルックバール プロジェクト)およびStream Northmead PJ(ノースミード プロジェクト)の2つの区分分譲倉庫開発事業に参画した。同社がオーストラリアで区分分譲倉庫開発事... -
物流・ロジスティクス関連ニュース・トピックス(2025年5月27日~6月2日)
物流・ロジスティクスに関連する(2025年5月27日~6月2日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■飲料・組織/アサヒ飲料(株)、(株)伊藤園、キリンビバレッジ(株)、コカ・コーラ ボトラーズジャパン(株)、サントリー食品インターナショナル(株)⇒「飲料業界『社会課題対応研究会』」が活動報告/物流2024年問題の改善に向けて待機時間・荷役作業を削減、GHG排出量削減・食品ロス問題などについても幅広く協議を継続 ■輸配送・熱中症対策/ヤマト運輸(株)⇒熱中症対策の一環で6月から「ファン付きベスト」導入を拡大... -
(株)メディセオ⇒兵庫県加東市で建設を進めていた「メディカル流通センター神戸」が竣工/西日本製造拠点のある製薬企業から委託された商品の物流業務を担う、設備投資額は約64億円の予定
(株)メディパルホールディングス子会社の(株)メディセオは、兵庫県加東市で建設を進めていた「メディカル流通センター神戸(MRC神戸)」が竣工したと発表した。MRC神戸は、西日本に製造拠点のある製薬企業から委託された商品の受注・保管・管理・出荷などの物流業務(以下、メーカー物流)を担う物流センターで、設備投資額は約64億円となる予定だ。 メーカー物流を担うMRC神戸は、既に稼働している「MRC東京」「MRC中国」に続く3カ所目のMRC。MRC神戸は、2024年1月まで稼働していた「西日本物流センター」を... -
三菱倉庫(株)⇒タイでの物流施設開発事業に進出/タイの不動産デベロッパーと共同出資、三菱倉庫初の海外不動産開発
三菱倉庫(株)は、タイの不動産デベロッパーSena Development Public Company Limited(以下、Sena社)との共同出資により、バンコク近郊における物流施設の開発事業に取り組むと発表した。 同プロジェクトは、同社として初の海外不動産開発案件。開発後は施設を長期保有せず、一定期間の運用を経て売却し、次の物件に再投資する。資産・資本効率の向上を図る資産回転型ビジネスモデルの一環として位置付ける 〇開発の概要プロジェクト名:バンナKM23プロジェクトSena社との合弁会社 「SENA MLC 1 COMPANY LIMI... -
■物流施設 投資関連情報2025版<5.22~5.28>
<2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報> ■三菱倉庫(株)<5月22日>タイでの物流施設開発事業に進出/タイの不動産デベロッパーと共同出資、三菱倉庫初の海外不動産開発 三菱倉庫(株)は、タイの不動産デベロッパーSena Development Public Company Limited(以下、Sena社)との共同出資により、バンコク近郊における物流施設の開発事業に取り組むと発表した。 同プロジェクトは、同社として初の海外不動産開発案件。開発後は施設を長期保有せず、一定期間の運用を経て売却し、... -
物流・ロジスティクス関連ニュース・トピックス(2025年5月20日~5月26日)
物流・ロジスティクスに関連する(2025年5月20日~5月26日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■宅配ロボット・実証実験/LOMBY(株)、(株)セブン-イレブン・ジャパン、スズキ(株)⇒セブンの商品配送サービス「7NOW」で自動走行ロボットによる屋外配送の実証実験を開始/5月19日から東京・八王子市の南大沢エリアで ■自動運転・実証実験/日清食品(株)、(株)T2 ⇒T2の自動運転トラックを用いた幹線輸送の実証実験を開始/12型パレットによる軽量貨物輸送の効率化を初検証、関東・関西を結ぶ高速道路の一部区間で6月... -
アスクル(株)<5月21日>「ASKUL関東DC」新設に合わせて自社運営物流センターの名称を変更/拠点機能と所在地の明確化が目的、一部物流センターの名称は継続
アスクル(株)は、埼玉県上尾市の大規模物流センター「ASKUL関東DC」(以下、関東DC)新設に合わせて自社運営物流センターの機能と所在地を明確化するため、その名称を以下のとおり変更すると発表した。 関東DCは同社11番目の物流拠点で、2024年3月31日に竣工しており、2025年6月稼働開始に向けて準備を進めている。同社物流拠点としては大阪府吹田市の「ASKUL Value Center 関西」に次ぐ」2番目の賃借面積となる規模を誇り、事業所向け「ASKUL」と一般消費者向けEC「LOHACO」双方の物流を担う。現在、ASKUL Val... -
(株)MonotaRO⇒茨城県水戸市の物流施設「水戸ディストリビューションセンター」の起工式を開催/2027年5月竣工・2028年5月稼働開始の予定、新設備導入と作業フローの集約・変更により既存物流施設の3倍の生産性を目指す
(株) MonotaROは、茨城県水戸市で建設を進めている物流施設「水戸ディストリビューションセンター」の起工式を行った。 同施設は、同社の出荷能力および在庫能力増強を目的に開設する新しい 物流拠点で、2028 年5 月に稼働を開始する予定だ。新設備の導入と作業フローの集約‧変更により、既存物流施設(笠間ディストリビューションセンター)の3倍の生産性(10万行/日→30万行/日)を目指す。より迅速に商品を届けられる配送体制を整備し、事業成長をさらに加速させる意向だ。 水戸ディストリビューションセン... -
DHLサプライチェーン(株)⇒大阪市南港の物流施設「DHL大阪ロジスティクスセンター」の起工式を開催/交通利便性に優れた戦略的なロケーション、西日本地域における新たなゲートウェイとしての機能見込む
DHLサプライチェーン(株)は、大阪市住之江区の南港エリアに新設する「DHL大阪ロジスティクスセンター」の起工式を行った。同施設は、西日本地域における物流体制を強化するDHLサプライチェーンの中核拠点。関西圏および西日本全体のサプライチェーンを最適化し、2030年までに事業規模を倍増させるという同社事業目標を支える基盤になるとしている。 同施設は地上4階建てで、約5万5,700㎡(1万7,000坪)の延床面積を有する。テクノロジーセクターと保守部品の物流を中心に、高度な物流ニーズに先進的なソリュー... -
SBフレームワークス(株)⇒千葉県千葉市に新規事業所「美浜事業所」をオープン/同社物流倉庫の総延床面積は12.5万㎡に拡大、全国7拠点体制に
SBフレームワークス(株)は、5月7日に全国で7棟目となる物流倉庫を千葉県千葉市に新設したと発表した。 同社は1990年設立以来、ソフトバンクグループ内外の顧客の物流業務を担ってきた。本社倉庫のほか、2006年の柏事業所(千葉県)の開所以来、大阪事業所(大阪府)、川崎事業所(神奈川県)と東西で事業地域拡大を継続している。今回は設立35周年を迎え、新たに千葉市美浜区に全国7拠点目となる「美浜事業所」を開設。同事業所の開設により、同社物流倉庫の総延床面積は12.5万㎡に達したとしている。 同事業...