
横浜冷凍(株)は、愛知県あま市で新たな物流拠点となる「あま物流センター(仮称)」の建設に着手した。
新センターの建設地は名古屋第二環状自動車道「清州西IC」から約0.6kmに位置し、東名阪自動車道や伊勢湾岸道路など主要幹線道路へのアクセスに優れる。長距離輸送と近距離配送の双方に適した立地で、「物流24年問題」への対応としてトラックスイッチの中継地点としても有望だという。同社は中京地区で既に4拠点を展開しており、新センターは「小牧物流センター」と名古屋地区3拠点の中間に位置する。これにより中京圏のネットワークが強化され、関東圏・関西圏への輸送効率向上や広域物流の最適化が期待される。
省エネ化の取り組みとして、高天井人感センサー照明を導入し、必要エリアのみの点灯とすることで無駄な電力消費を抑える。さらに太陽光発電システムと大容量リチウムイオン蓄電池を備え、平常時だけでなく災害時にも発電電力で庫内冷却を継続できる仕組みを整える。太陽光と蓄電池を連携させた充電ステーションも設置する。
また、EVに蓄えた電力を建物へ供給する「V2X(Vehicle-to-Everything)」を採用し、非常時の電力確保に活用。BCP対策としても有効と同社では位置付けている。
※「あま物流センター(仮称)」の施設概要
工期:2026年7月~2028年 春
所在地:愛知県あま市方領西六反地35-1他37筆
構造・規模:鉄筋コンクリート造4階建て一部鉄骨造 (地上4階)
敷地面積:1万7,152㎡ (5,188坪)
延床面積:2万3,942㎡ (7,242坪)
建築面積:6,309 ㎡ (1,908坪)
収容能力:2万6,336 t (F級:2万4,065t C級:632t ユーティリティ:1,639t)
主な設備:高天井人感センサー照明設備、省エネ型自然冷媒冷却設備、陽圧デシカント空調システム。自然対流冷却方式(シットリーⅡ)、屋上太陽光発電システム(474kW)、リチウムイオン蓄電池 (106kWh)。ジェネレーター連結システム (BCP対策)、EV自動車充電ステーション、カーゴナビゲーションシステム&電動式移動ラック
竣工:2028年春予定
