<2026年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報>
■横浜冷凍(株)<6月4日>
中京圏物流網強化のための新物流拠点「あま物流センター」を着工/「清州西IC」至近の立地生かす広域物流中継拠点整備構想/太陽光と蓄電池活用した非常時対応型省エネ物流施設拠点に
横浜冷凍(株)は、愛知県あま市で新たな物流拠点となる「あま物流センター(仮称)」の建設に着手した。
新センターの建設地は名古屋第二環状自動車道「清州西IC」から約0.6kmに位置し、東名阪自動車道や伊勢湾岸道路など主要幹線道路へのアクセスに優れる。長距離輸送と近距離配送の双方に適した立地で、「物流24年問題」への対応としてトラックスイッチの中継地点としても有望だという。同社は中京地区で既に4拠点を展開しており、新センターは「小牧物流センター」と名古屋地区3拠点の中間に位置する。これにより中京圏のネットワークが強化され、関東圏・関西圏への輸送効率向上や広域物流の最適化が期待される。
省エネ化の取り組みとして、高天井人感センサー照明を導入し、必要エリアのみの点灯とすることで無駄な電力消費を抑える。さらに太陽光発電システムと大容量リチウムイオン蓄電池を備え、平常時だけでなく災害時にも発電電力で庫内冷却を継続できる仕組みを整える。太陽光と蓄電池を連携させた充電ステーションも設置する。
また、EVに蓄えた電力を建物へ供給する「V2X(Vehicle-to-Everything)」を採用し、非常時の電力確保に活用。BCP対策としても有効と同社では位置付けている。
※「あま物流センター(仮称)」の施設概要
工期:2026年7月~2028年 春
所在地:愛知県あま市方領西六反地35-1他37筆
構造・規模:鉄筋コンクリート造4階建て一部鉄骨造 (地上4階)
敷地面積:1万7,152㎡ (5,188坪)
延床面積:2万3,942㎡ (7,242坪)
建築面積:6,309 ㎡ (1,908坪)
収容能力:2万6,336 t (F級:2万4,065t C級:632t ユーティリティ:1,639t)
主な設備:高天井人感センサー照明設備、省エネ型自然冷媒冷却設備、陽圧デシカント空調システム。自然対流冷却方式(シットリーⅡ)、屋上太陽光発電システム(474kW)、リチウムイオン蓄電池 (106kWh)。ジェネレーター連結システム (BCP対策)、EV自動車充電ステーション、カーゴナビゲーションシステム&電動式移動ラック
竣工:2028年春予定
■日本GLP(株)<6月4日>
SMC(株)と「太陽光発電PPAサービス」契約を締結/SMC専用施設「GLP 常総」に自家消費型太陽光発電設備を増設/発電容量約4倍拡張により館内の再エネ使用率は100%に
日本GLP(株)は、SMC(株)と「太陽光発電PPAサービス」契約を締結し、SMC専用施設「GLP 常総」に自家消費型太陽光発電を増設した。
「GLP常総」は2021年7月竣工の地上3階建て物流施設。竣工時に設置した自家消費型太陽光発電設備により2025年11月21日から電力を供給してきたが、SMCのESG経営における脱炭素化をより強力にサポートするため、今回既存設備の大幅な拡張を実施したもの。これにより4月からは同施設で使用する電力が100%再生可能エネルギーとなった。稼働中物件への自家消費型設備導入は日本GLPとして4件目となる。
日本GLPは環境負荷低減と資産価値向上を目的に太陽光発電設備の導入を進めており、すでに管理・運営物件の50%超にあたる72施設の屋根に太陽光設備を設置済み。今後も同様の取り組みを拡大する方針を示している。
今回の増設にあたってはGLP投資法人が投資を行い、屋根に1,492.26kWの太陽光パネルを追加した。これにより発電容量は当初の約4倍となる合計2,055.30kWに拡大し、館内へ再生可能エネルギーを直接供給する体制が整った。年間約382tのCO₂削減効果が見込まれる。
システムのEPC(設計・調達・建設)およびO&M(運営・保守)はテス・エンジニアリング(株)が担い、安定的な運用体制を構築した。PPAモデルの採用により、テナント企業は初期投資やメンテナンス負担を負うことなく再生可能エネルギーを利用でき、コスト削減と持続可能な経営の両立が可能となる。契約終了後の原状回復義務も不要で、長期的な電力調達の安定性向上にもつながる。
■(株)長谷工総合開発<6月4日>
湾岸エリアの高機能冷凍冷蔵拠点「ルネロジ市川Ⅱ」が竣工/高床式採用と主要設備の上階配置による災害リスク低減/自然冷媒導入でCASBEE認証Aランク取得の環境配慮型施設
(株)長谷工総合開発は、千葉県市川市加藤新田で開発を進めていた「ルネロジ市川Ⅱ」が5月29日に竣工したと発表した。
同施設は地上4階建て、延床面積約1万3,673㎡のシングルテナント型BOX型冷凍冷蔵倉庫で、市川市湾岸エリアに位置する。首都高速湾岸線「千鳥町IC」から約0.8kmと近接し、広域配送に適した立地が特徴となる。
建物は、1~3階の天井高(梁下)を6.0m、4階を5.5~5.95mとし、床荷重を約1.5t/㎡に設定することで、高積み保管に対応した。荷物用エレベーター2基と垂直搬送機2基を備え、庫内物流の効率化を図った。冷凍倉庫内の室温は-25℃に設定し、食品や畜産物の保管需要に応える。
トラックバースには、大型車4台、4t車10台、2t車2台の計16台分のスペースを確保した。冷凍冷蔵コンテナ車専用電源や、荷台と倉庫床面の高さを調整するドックレベラーを設置し、作業効率と安全性の向上を図っている。
BCP対策としては、床面を1.0mかさ上げした高床式を採用したほか、主要設備であるキュービクルを2階に配置し、浸水などの災害リスクに備えた。環境面では、フロンガス排出抑制を目的に自然冷媒を用いた空調設備を導入し、CASBEE認証Aランクを取得した。
長谷工総合開発は、今後も安全性と機能性を備えた物流インフラの提供を通じ、多様な物流ニーズに対応していく方針だ。
※「ルネロジ市川Ⅱ」の施設概要
所在地:千葉県市川市加藤新田202-14(地番)
構造・規模:耐震S造、地上4階建て、BOX型冷凍冷蔵倉庫
敷地面積:約6,561㎡(約1,984坪)
延床面積:約1万3,673㎡(約4,136坪)
着工日:2025年2月
竣工日:2026年5月
■野村不動産(株)<6月4日>
フィリピンにおける郊外型大規模タウンシップ開発事業で海外初の物流施設が竣工/ユニクロと連携した次世代型物流施設、労働環境と生産性を両立/約600haの大規模開発で住宅商業教育を備えた都市形成を推進
(株)野村不動産は、フィリピンの大手デベロッパーFederal Land, Inc.と設立した合弁会社Federal Land NRE Global Inc.(=FNG)が同国カビテ州で参画している郊外型大規模タウンシップ開発「カビテプロジェクト」において、海外初となる物流施設が竣工したと発表した。
「カビテプロジェクト」は、全体敷地面積が約600haに及ぶ大規模プロジェクトで、30年超にわたり住宅・商業・教育などを一体整備する長期計画となっている。そのなかで今回竣工した同施設は、同国で「ユニクロ」を展開するFast Retailing Philippines, Inc.と連携して整備したもので、同社にとって東南アジア最大規模の物流拠点となる。
同施設では、現地の一般的な物流施設では十分に普及していない空調設備を導入したほか、カフェテリアや休憩室、緑地を整備し、ワーカーの健康や安心・安全に配慮した労働環境を確保した。太陽光発電の活用や高効率空調設備の導入で環境負荷低減にも配慮するとともに、指紋認証による入退場管理や非常用発電機の設置など、BCP対応と生産性向上の両立も図った。これらの取り組みにより、同施設は現地の次世代型物流施設のモデルとなることが期待されている。
FNGは2022年から「カビテプロジェクト」に参画し、イムス市およびジェネラル・トリアス市で合計約230haの土地を取得している。開発エリアは“リバーパーク・ノース”“リバーパーク・サウス”“リバーパーク・ゲートウェイ”の3区画で構成され、今回の物流施設は“リバーパーク・ノース”に位置する。
同エリアでは、物流機能に加え、住宅・商業・教育など多様な都市機能を備えた街づくりを進めている。今後は、宅地分譲や戸建、コンドミニアムなどの住宅開発に加え、大型商業施設「SMシティ・ジェネラルトリアス」(2026年開業予定)やアテネオ・デ・マニラ大学の新キャンパス(2030年開校予定)の誘致を進め、幅広いターゲット層に対応した都市形成を加速する。
野村不動産は今回の物流施設竣工を契機に、フィリピンでのタウンシップ開発をさらに推進し、地域経済の活性化と雇用創出に寄与する構えだ。
■(株)SDAT<6月5日>
新宮町への福岡物流拠点移転で供給体制を強化 /九州エリアの需要拡大に対応した保管出荷機能を拡充 /半導体関連産業の成長を支える物流ネットワークを強靭化
(株)SDATは、九州地区での事業拡大と顧客サービス向上を目的に福岡物流拠点を移転し、6月15日から新拠点「新宮物流センター」で出荷業務を開始する。近年、九州地区では半導体や自動車、建設・インフラ関連産業を中心に設備投資が活発化しており、アルミニウム材料や関連商材の需要が拡大している。こうした市場環境の変化に対応するため、物流機能の強化と供給体制の安定化を図る。
新拠点では保管機能と出荷機能を拡充し、九州全域への配送効率向上を目指す。また、物流パートナーとの連携を強化することで、将来的な取扱量増加にも対応可能な体制を構築する。SDATは物流インフラの整備を重要な経営課題と位置付けており、今回の移転は供給能力の底上げにつながるとしている。
九州地区は、半導体関連産業の集積や製造業の国内回帰を背景に、国内でも有数の成長エリアとして注目されている。SDATは需要拡大を見据えた物流基盤の強化により、安定供給体制の確立を進める。BCPの観点からも、物流ネットワークの強靭化を図り、災害時や緊急時における供給リスクの低減を目指す。
※「新宮物流センター」の施設概要
所在地: 福岡県糟屋郡新宮町緑ケ浜3-2-1 (株)西京物流サービス 新宮物流センター 2号倉庫内
出荷業務開始日: 2026年6月15日
移転作業期間: 2026年6月11日~6月12日〔移転期間中は出荷業務を停止。受注業務は通常通り対応〕
■アサヒロジスティクス(株)<6月5日>
北陸初の拠点「富山ドライ物流センター」開設で量販物流を強化/量販向け自動入出庫システム「DoBican Plus!」導入で省人化と生産性向上を実現/北陸東海約90店舗を支える食品物流インフラの構築を推進
アサヒロジスティクス(株)は、富山県射水市に「富山ドライ物流センター」を開設した。北陸地方および富山県で同社初の物流拠点となり、スーパーマーケット向け専用センターとしてドライグロサリー商品や酒商品の在庫保管、店舗別仕分け業務を担う。北陸・東海エリアの約90店舗への物流機能を提供し、地域の食品物流インフラ強化を図る。
新センターでは、独自の物流ノウハウを活用した自動入出庫システム「DoBican!(ドビキャン)」を進化させた量販物流向け自動入出庫システム「DoBican Plus!(ドビキャンプラス)」を導入した。「DoBican!」はドリンクやビール類のケース仕分けを自動化する設備としてコンビニ業態向け物流で運用されてきたが、今回の 「DoBican Plus!」では加工食品やオリコン商品の仕分けにも対応し、量販物流向けに機能を拡張した。
「DoBican Plus!」は、ケース自動倉庫、フェースピッカー、多関節ロボット、自動搬送コンベヤ、カートケースローダーなどを組み合わせた構成で、入庫から店舗向けピッキング、カート台車への積付までを自動化する。段ボール商品に加えオリコン商品にも対応し、高効率な出荷オペレーションを実現する。
同社が「DoBican!」を先行導入した「草加常温センター」では、本稼働後に約50%の生産性向上を達成し、従来の約半分の人員で運営が可能となった。創出された人的リソースを他業務やサービス品質向上に振り向けることで、付加価値の高い物流オペレーションを実現している。
アサヒロジスティクスは、関東エリアを中心に拠点展開を進めてきたが、東日本大震災を契機に東北エリアへ事業を拡大した。今回の富山での拠点開設により、関東・東日本に加え北陸エリアでも物流体制を構築し、より広範囲で顧客の物流を支える体制を整える。
同社は「物流インフラ企業」を掲げ、地域で生産された商品を全国へつなぐ役割を担ってきた。今後も物流現場の自動化・省力化を推進し、持続可能な物流体制の構築と物流品質の向上を進め、地域の暮らしを支える存在を目指す。
※「富山ドライ物流センター」の施設概要
所在地:富山県射水市黒河36
開設日:2026年5月13日
構造:鉄骨造 地上2階建て(倉庫2階建て、事務所2階建て)
倉庫面積:3,500坪
バース数 :36(入荷用バース 12、出荷用バース 24)
業務内容:スーパーマーケット向け専用センター(在庫保管・仕分け)
取扱商品:常温ドライグロサリー、菓子、酒、雑貨
対象店舗数:約90店舗
■センコー(株)<6月5日>
関東全域を支える新拠点「谷和原第2物流センター」を開設/「谷和原IC」至近の立地と高い汎用性を備えた2階建て倉庫/複数拠点連携やインタンク設置で運行効率を向上
センコー(株)は、茨城県つくばみらい市に「谷和原第2物流センター」を開設した。
新センターは常磐自動車道「谷和原IC」から約200mに位置し、関東全域をカバーできる交通利便性を備える。施設は2階建てで、低床設計と天井高6.5mを確保し、作業性と汎用性を高めた。隣接する「谷和原物流センター」や「内守谷営業所」など複数拠点との連携が可能で、人員配置の効率化と柔軟な運用体制の構築が可能。これにより、需要変動への対応力を高め、安定した物流サービスの提供につなげる。
敷地内にはインタンクを設置し、配送車両の給油時間を短縮することで運行効率を向上させる。燃料コストの削減に加え、緊急時の燃料確保にも寄与し、BCPの観点からも有効な設備となる。
センコーは、顧客の多様な物流ニーズに応えるため、関東エリアでの物流基盤強化を進めてきた。今回の新センター開設により、既存拠点とのネットワークをさらに拡充し、物流品質の向上と安定供給体制の強化を図る。今後も、安全性と品質を重視した物流サービスの提供を継続し、地域の物流インフラとしての役割を高めていく方針だ。
※「谷和原第二物流センター」の施設概要
所在地:茨城県つくばみらい市筒戸3322-1
建物構造:鉄骨造・地上2階建て
敷地面積:1万696.33㎡
延床面積:6601.09㎡
主要設備:荷物用エレベーター(1基)、インタンク
■三井物産都市開発(株)<6月5日>
三河エリアの物流需要に応える「LOGIBASE 豊田」が竣工/「豊田東IC」至近の立地と重量物対応仕様を備えた低床式倉庫/区画分割と1棟利用に対応する汎用性高いマルチテナント型
三井物産都市開発(株)は、愛知県豊田市で2025年2月に着工した物流施設「LOGIBASE 豊田」が5月に竣工したと発表した。
同施設は東海環状自動車道「豊田東IC」などへのアクセスに優れ、三河エリアの製造業集積地における物流ニーズに対応できる。同エリアは自動車関連企業の生産拠点が集積しており、部品や製品輸送の需要が高いため、同施設では低床式を採用し、1階床荷重を2.0t/㎡とすることで重量物の保管に対応。製造業向けの物流拠点としての機能性を高めた。
同施設はまた、区画分割によるマルチテナント利用に加え、1棟利用にも対応可能な計画とし、幅広い入居形態に応えられる仕様となっている。多様な運用ニーズに対応できる柔軟性を備え、物流事業者や製造業の幅広い需要を取り込む狙いがある。
三井物産都市開発は今後も、三井物産グループの国内不動産開発事業を担う企業として、企業活動ニーズに応える物流施設適地を見極めながら物流施設開発を進める。
※「LOGIBASE豊田」の施設概要
所在地:愛知県豊田市御船町山ノ神56-98
敷地面積:1万3,464㎡(4,073坪)
延床面積:1万8,426㎡(5,573坪)
構造規模:S造・地上3階建て
■西濃運輸(株)<6月9日>
東京内陸部の物流機能を強化する「八王子支店物流倉庫」を開設/中央道「八王子IC」隣接の立地環境で広域輸送への対応を強化/「ロジ・トランス機能」最大化で顧客の物流効率化やサプライチェーン最適化に寄与
西濃運輸(株)は、ロジスティクス事業の拡大と物流機能の強化を目的に「LOGI PLACE八王子」の1階・2階・4階を賃借し、「八王子支店物流倉庫」を開設する。新倉庫開設は、セイノーグループが掲げる「ロードマップ2028」における「ロジのセイノー」実現に向けた取り組みの一環で、約7,120㎡の保管スペースを確保した。これにより新規物流案件の獲得や既存顧客へのサービス拡充を図り、東京都全域での対応力を高める。
新倉庫は「八王子支店」から約3kmに位置しており、輸配送拠点と物流倉庫の近接により、保管から輸配送までを一体で提供する「ロジ・トランス機能」を最大限に発揮できる環境を備える。これにより、顧客の物流効率化やサプライチェーン最適化に寄与する。
立地面では、中央自動車道「八王子IC」に隣接し、圏央道にも近接しているため、首都圏に加え中部・関西方面への広域輸送にも優れたアクセス性を持つ。広域物流拠点としての活用も見込まれ、輸送ネットワークの強化につながる。また、内陸部に位置することから、沿岸部と比較して津波や高潮による浸水リスクの影響を受けにくく、災害発生時の物流機能維持や早期復旧に資するBCP対策としても有効だ。安定した物流サービスの提供に向け、リスク分散の観点からも重要な拠点となるとしている。
※「八王子支店物流倉庫」の施設概要
所在地:東京都八王子市左入町652-1 「LOGI PLACE八王子」内
賃借区画:1階・2階・4階
倉庫面積:2,153.95坪(7,120.49㎡)
構造:鉄骨造・鉄筋コンクリート造
主な設備:作業用空調、荷物用エレベーター、垂直搬送機、トラックバース
■東京建物(株)<6月10日>
福岡県糟屋郡久山町で冷凍冷蔵倉庫「T-LOGI福岡久山Ⅱ」を開発 /「福岡IC」至近の立地と広域配送に対応する4層BOX型/1棟貸と分割利用に応える汎用性高さで多様な業種ニーズ取り込む
東京建物(株)は、福岡県糟屋郡久山町で冷凍冷蔵倉庫「T-LOGI福岡久山Ⅱ」の開発を進めると発表した。九州エリアでの冷凍冷蔵倉庫としては「T-LOGI福岡久山」に続く2棟目で、食品物流の需要拡大に対応する供給体制の強化を図る。竣工は2029年中を予定している。
「T-LOGI福岡久山Ⅱ」の計画地は九州自動車道「福岡IC」から約2.3kmに位置し、福岡都市圏への配送に加え、九州全域や本州方面への広域輸送にも適した立地となる。JR篠栗線「門松駅」からも約2.3kmとアクセス性が高く、従業員の通勤利便性にも配慮した。
施設は延床面積約6,760坪の4層BOX型で、冷凍・冷蔵の温度帯に対応する計画。1棟貸と分割利用の双方に対応できる設計とし、テナントの規模や業態に応じた柔軟な運用が行える。食品メーカーや卸売業、EC関連企業など、多様な業種のニーズを取り込む狙いだ。
久山町は福岡都市圏の食品物流拠点としての需要が高く、冷凍・冷蔵倉庫の開発が進むエリアだ。東京建物は第1弾の「T-LOGI福岡久山」に続き、同町での開発を拡大することで、九州における低温物流ネットワークの強化を図る。BCPの観点からも、内陸部に位置する同エリアは浸水リスクが低く、災害時の供給維持に寄与する。
なお、同社は6月24日・25日に開催される「九州・東アジア 国際物流総合展 INNOVATION EXPO 2026」に出展し、「T-LOGI福岡久山Ⅱ」を含む九州エリアの開発計画を紹介する予定だ。
※「T-LOGI福岡久山Ⅱ」の施設概要
竣工:2029年中(予定)
所在地:福岡県糟屋郡久山町大字久原字原2991-1 外(地番)
敷地面積:約3,550坪
延床面積:約6,760坪(予定)
規模:4層BOX 型 〔BTS対応の相談も可能〕
主な特徴: ①「福岡IC」至近に所在し、アクセス良好。都心配送・広域配送等様々なニーズに対応可能。 ② 1棟貸対応・分割対応いずれも可能で、幅広い規模の面積に対応可能。
※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。
