大和ハウス工業(株)<4月7日>東京・江東区で開発を進めてきた都内最大の都市型物流施設「DPL東京東雲」が竣工/ヤマトグループ最大級の拠点として輸配送とロジ機能を統合/木造の地域貢献施設を併設し環境や周辺住民との調和を図る

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 大和ハウス工業(株)は、東京・江東区で開発を進めてきた大型マルチテナント型物流施設「DPL東京東雲」が竣工したと発表した。地上6階建て、敷地面積4万1,451.55㎡、総延床面積15万468.16㎡を誇り、同社が都内で開発する物流施設としては最大規模となる。同施設にはヤマト運輸(株)が入居し、全国拠点への仕分け・輸配送機能とロジスティクス機能が一体となった、同グループ最大級の統合型ビジネスソリューション拠点として運用される。
 同施設の立地は「東京駅」から5km圏内という都心近接地にあり、首都高速晴海線「豊洲IC」から約1.5kmと交通利便性に優れる。「大井コンテナ埠頭」や「羽田空港」にも車で約20分と近く、陸・海・空の物流インフラが充実した国際物流拠点としてのポテンシャルも備える。公共交通機関では、りんかい線「東雲駅」や東京メトロ「豊洲駅」が徒歩圏内であるほか、路線バスで「東京駅」へ約30分でアクセス可能なため、雇用の確保面でも優位性が高い。
 周辺環境への配慮として、建物の圧迫感を軽減するグラデーション外壁パネルやカーテンウォールを採用した。車路やランプウェイには防音壁を設置し、走行音や夜間のライトによる影響を抑制している。環境面では、屋上に反射光を抑えた防眩仕様の太陽光発電システム(出力1,091.42kW)を設置。BELSの最高ランクである6☆取得やZEB Ready基準の達成を目指し、省エネ性能を最大限に高めた。
 敷地南側には、同社の物流施設で初となる木造建築を取り入れた地域貢献施設「SHINONO-BA」を整備した。地域住民が利用できる集会所や公衆トイレ、公開緑地を備え、隣接する「江東区立東雲緑道公園」と一体的に利用できる設計とした。
 施設内には、東京湾岸を望める開放的なラウンジや24時間営業の無人コンビニエンスストアを設けるほか、最大14名を受け入れ可能な保育施設を完備。普通乗用車86台分の駐車場にはEV充電ステーションも備え、従業員の多様な働き方をサポートする。同社は今後も、都市部の高度な物流需要に応えつつ、地域社会と調和した開発を推進していく。

※「DPL東京東雲」の施設概要
所在地:東京都江東区東雲1-7-30
敷地面積:4万1,451.55㎡(1万2,539.09坪)
総建築面積:2万8,636.61㎡(8,662.57坪)
総延床面積:15万468.16㎡(4万5,516.61坪)〔公衆トイレ以外の地域貢献施設含む〕
賃貸面積:11万9,606.90㎡(3万6,181.07坪)
構造・規模:PCaPC造一部S造(プレキャスト・プレストレストコンクリート造一部鉄骨造)・免震構造・地上6階建て 、床荷重1.5t/㎡、梁下有効高さ5.5m
建物用途:マルチテナント型物流施設
主要設備:保育施設(1階)、ラウンジ(6階)、休憩室(各階)、蓄電池、非常用発電機、無人コンビニエンスストア(予定)ほか
着工日:2024年1月15日
竣工日:2026年4月6日
入居日:2026年4月7日

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