
鴻池運輸(株)は、グループの九州産交運輸(株)が佐賀県鳥栖市に新拠点「鳥栖定温流通センター」を開設し、稼働させたと発表した。医薬品や半導体部品などの精密な温度管理が求められる貨物に対応した定温・保冷倉庫のほか、危険物倉庫を完備している。新拠点の稼働に伴い、既存の3拠点を順次閉鎖し、倉庫機能を段階的に集約することで物流の効率化を推進する。
新拠点の立地は「鳥栖IC」から0.5kmと極めて近く、九州全域への効率的な配送を可能にする。特に半導体関連企業の進出が相次ぐ熊本都市圏へのアクセスも良好で、高度化する物流ニーズに迅速に対応する。
施設内には緊急用の非常用発電機や自家用の給油所を併設するなど、BCPに関わる設備を充実させた。災害などの停電時においても、医薬品等の商品品質を維持しつつ安定的な供給を継続できる体制を整えている。
同社は新拠点を軸に、九州エリアにおける高品質な物流サービスの提供を強化し、顧客のサプライチェーン最適化に貢献していく。
※「鳥栖定温流通センター」の施設概要
所在地:佐賀県鳥栖市姫方町567-1
延床面積:3万1,336㎡(事務所を除く)
規模:鉄骨造り4階建て倉庫
特徴:倉庫内バース36台、危険物倉庫(別棟 297㎡)、倉庫内バース入退場時の安全装置を設置、GDPガイドラインに準拠(適温・セキュリティ管理・防虫防鼠)、BCP対応(耐震構造、太陽光発電システムと非常用発電機を完備)
竣工日:2026年3月31日
稼働開始日:2026年4月6日
