【フォーカス】ロイヤル(株) SCM改革プロジェクトリーダー 栗林敢氏/SCM部 SCM企画 担当課長 平塚明氏/Goals 代表取締役 COO 渡邉真啓氏

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■FOUCS 01
SCM最適化に向けて「需給調整プラットフォーム構築プロジェクト」を発足
外食事業の需要予測データを物流に活用、食品ロス削減を目指す実証実験を開始

ロイヤルホールディングス(株)、(株)Goals、双日食料(株)、デリカフーズ(株)

 食材在庫の最適化および食品ロス削減に向けてフードサプライチェーンに関わる4社連携の動きが浮上してきた。ロイヤルホールディングス(株)、(株)Goals、双日食料(株)、デリカフーズ(株)の4社が共同で発足した「需給調整プラットフォーム構築プロジェクト」がそれ。ロイヤルグループが展開する外食事業店舗で食材在庫の最適化および食品ロス削減を図るため、AIによる需要予測データを物流領域に応用する実証実験を8月から開始している。食品ロス削減は限られた食品資源を有効活用するための社会的課題であり、物流の側面からこれを克服する取り組みが今後我が国のフードサプライチェーン改革に大きな影響を及ぼすことは間違いない。そこで今回
は同プロジェクトに着目し、その概要や経緯、今後の計画などについて報告する。

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