高末(株)⇒物流施設「(仮称)春日井物流センター」を着工/同社初となるGTPシャトルシステムを導入、次世代物流拠点として2026年12月竣工を目指す

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 高末(株)は、愛知県春日井市で新たな物流施設「(仮称)高末ロジスティクスセンター春日井」の建設に着手した。8月8日に地鎮祭を実施し、2026年12月竣工を目指す。
 同施設は、東名高速道路の「春日井IC」から約4.8km、「小牧IC」から約5.5kmに位置し、東海エリアのみならず、関東や関西方面への広域輸送拠点としての役割が期待される。施設は地上2階建ての鉄骨造で、敷地面積は2万3,373.26㎡(約7,070坪)、延床面積は2万613.06㎡(約6,235坪)、うち倉庫面積は1万9,818.32㎡(約5,995坪)となる。
 同施設では、同社初となるGTP(Goods to Person)シャトルシステムを導入する。これにより、作業の省力化・省人化、保管効率とピッキング精度の向上を図る。また、高床式と低床式の両方に対応するマルチバース方式のトラックバースを採用し、多様な車両に対応できる柔軟性も付与する計画だ。

※「(仮称)春日井物流センター」の施設概要
所在地:愛知県春⽇井市田楽町字池ノ上685-3
敷地面積:2万3,373.26㎡(約7,070坪)
延床面積:2万613.06㎡(約6,235坪)
倉庫面積:1万9,818.32㎡(約5,995坪)
構造:鉄骨造、地上2階建て
着工:2025年8月
竣工予定:2026年12月
主な設備:GTPシャトルシステム(シャトル式自動倉庫)、マルチバース方式(高床式・低床式対応)、垂直搬送機 など

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