マルハニチロ(株)は、かねてから群馬工場敷地内で建設を進めていた冷凍倉庫が完成し、12月10日に稼働開始したと発表した。
同倉庫では、自然冷媒(アンモニア、CO2)を用いた冷却設備、外防熱工法、全館LED照明の採用など、脱フロン・省エネ効果による環境負荷軽減を図った。同倉庫の屋上には、太陽光パネルを設置しており、年間発電量を38万7,105kwhと想定。年間約166tの温室効果ガス削減を見込んでいる。
同工場に隣接した同倉庫の新設により、従来外部倉庫でかかっていた在庫保管委託経費や物流経費の削減に加え、在庫回転率の向上も期待できるとしている。
※群馬工場 冷凍倉庫
所在地:群馬県邑楽郡大泉町吉田1201
敷地面積:10万3,477㎡
建築面積:3,249㎡
延床面積:3,249㎡
見付面積:4万5,479㎡
着工:2023年9月1日
完成:2024年12月1日
稼働開始:2024年12月10日
事業内容:冷凍食品を中心とした在庫保管、運送取扱