2024年6月– date –
-
(株)ダイワコーポレーション⇒延床面積6万㎡超の大型物流施設「ダイワコーポレーション『横浜鶴見営業所』」を9月に開設/横浜港近くに国内30拠点目となる物流倉庫、海上・空輸を利用した輸配送拠点として活用可能
(株)ダイワコーポレーションは、国内物流倉庫30拠点目となる「ダイワコーポレーション『横浜鶴見営業所』」を9月に開設すると発表した。 同施設は、地上4階建て、延床面積1万8,944坪の大型物流拠点で、2023年6月に着工し、2024年8月末に竣工する予定だ。建設予定地は、横浜市中心部と川崎市中心部に隣接し、主要高速道路や最寄り駅、幹線道路へのアクセスに優れる。また、首都高速神奈川1号横羽線「汐入IC」、「生麦IC」からそれぞれ2km以内と利便性が高く、直線距離で羽田空港から7km、川崎コンテナターミナル... -
福山通運(株)⇒「いばらき五霞支店」を開設、7月1日から営業開始/集配・流通加工・保管業務を兼ね揃えたロジスティクスターミナルに
福山通運(株)は、茨城県猿島郡五霞町に「いばらき五霞支店」を新設し、7 月 1 日から営業を開始すると発表した。 同支店は、集配業務に加え、流通加工、保管業務を兼ね揃えたロジスティクスターミナル。首都圏中央連絡自動車道「五霞 IC」から車で約3分、都心部より 50km圏内に位置し、首都圏と東北を結ぶ物流拠点に適した立地だ。設備面では、大型トラックのトラックバースをはじめ、荷物用 EV や垂直搬送機を設置、さらに自動仕分装置を導入し(2025年3月竣工)、作業効率化および省人化に取り組む。また、... -
■物流施設 投資関連情報2024版<6.20~6.26>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■(株)スクロール360<6月20日>冷凍冷蔵・定温倉庫を関東エリアに拡大/食品EC物流に対応した「東京コールドセンター」と「千葉コールドセンター」を開設 (株)スクロールの子会社で、EC・通販事業者への高付加価値ワンストップソリューションを提供する(株)スクロール360は、食品EC物流に対応した冷凍冷蔵・定温倉庫の拠点を関東エリアに拡大した。 同社は、北海道の「千歳センター」と静岡県の「東海コールドセンター」で食品EC物流支援サービスを提供して... -
ロジスティード(株)、大和ハウス工業(株)、イオングローバル SCM (株)、花王(株)、(株)豊田自動織機⇒経済産業省公募事業「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業」における共同実証事業が完了/ドライバー待機時間半分以下、ドライバー業務時間平均 34.5%削減、エネルギー消費量約6%削減を確認
ロジスティード(株)、大和ハウス工業(株)、イオングローバルSCM(株)、花王(株)、(株)豊田自動織機は、経済産業省資源エネルギー庁公募事業である「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業」として進めてきた、荷役効率化・物流効率化・省エネ化のための共同実証事業が終了したことを受け、その成果を発表した。 同実証事業では、サプライチェーンの結節点である物流センターの「入荷」と「出荷」に着目し、以下3つの取り組みを行い、サプライチェーン全体の効率化とエネルギー消費量の変化を検証した。... -
味の素冷凍食品(株)、テーブルマーク(株)、(株)ニチレイ、(株)ニッスイ、マルハニチロ(株)⇒冷凍食品物流の効率・安定化の実現と持続的成長に向けて5社協働での取り組みの検討を開始/(一社)日本冷凍食品協会の「物流の適正化・生産性向上に向けた冷凍食品業界の自主行動計画」に従って推進
味の素冷凍食品(株)、テーブルマーク(株)、(株)ニチレイ、(株)ニッスイ、マルハニチロ(株)は、(一社)日本冷凍食品協会が2023年12月25日に公表した「物流の適正化・生産性向上に向けた冷凍食品業界の自主行動計画」に従い、今後の冷凍食品物流における効率的で安定的な物流体制の実現と持続的成長への検討を協働で進めると発表した。 今後さらに深刻さが増していく物流業界の労働力不足への対応や、GHG 排出量の削減といった環境保全への配慮など、物流全般に関する諸課題への速やかな対応が求められるなか、冷... -
ニュース・トピックス(2024年6月18日~6月24日)
物流に関連する(2024年6月18日~6月24日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■経営・株式取得/セイノーホールディングス(株)⇒三菱電機(株)が保有する三菱電機ロジスティクス(株)普通株式の一部を10月1日めどに取得して子会社化/エレクトロニクス領域における対応力強化により顧客サプライチェーン最適化に貢献 ■冷食・協働/味の素冷凍食品(株)、テーブルマーク(株)、(株)ニチレイ、(株)ニッスイ、マルハニチロ(株)⇒冷凍食品物流の効率・安定化の実現と持続的成長に向けて5社協働での取り組みの検討を開始/(... -
東京ロジファクトリー(株)⇒埼玉県川越市の富士見工業団地内に「鶴ヶ島第2物流センター」を開設/生産性向上を見込んだ最適レイアウトなど、付加価値のある物流サービス提案が可能
東京ロジファクトリー(株)は6月19日、埼玉県川越市の富士見工業団地内に「鶴ヶ島第2物流センター」を開設する。同施設は、埼玉県下の同社物流拠点として12棟目。12棟の総延床面積は約5万5,000坪に達し、同エリアで約600人の雇用を創出したとしている。 同施設は、延床面積2万3,406㎡(7,080坪)の4層BOXタイプ。垂直搬送機3基、荷物用EV3基を備え、フォークリフトによる中継搬送を減らし、荷物用EVや垂直搬送機の上下搬送を活用することで、荷捌き場、トラックバースの回転を上げる。 同施設は、施工会社... -
(株)ヤマタネ⇒物流部門の収益力向上のため「本牧埠頭営業所」を開設/多品種貨物保管ニーズへの対応で定温空調設備を装備、環境配慮設計でBELS・CASBEE認証も取得
(株)ヤマタネは、神奈川県横浜市中区に「本牧埠頭営業所」を開設する。同社が中期経営計画「ヤマタネ 2025 プラン」では、物流部門の収益力向上のため、新倉庫の開設や既存倉庫のリプレイスを目標としており、同営業所開設はその取り組みの一環。そのおおもとは長期ビジョン「ヤマタネ2031ビジョン」で、「物流と食の流通を通じ、より豊かな社会づくりにチャレンジしていく」ことを掲げており、同社ではその実現のために中期計の目標を設定し、今回の同営業所開設につなげた。 同営業所は、首都高速道路湾岸線... -
■物流施設 投資関連情報2024版<6.13~6.19>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■NTT都市開発(株)<6月13日>大阪府八尾市で同社初の物流施設建設に着手/4階建てBOXタイプで2区画分割が可能、2025年8月下旬に竣工予定 NTT都市開発(株)は、大阪府八尾市で同社初の物流施設の建設に着手した。事業名は「(仮称)八尾市物流施設計画」。物流施設の建設地はNTT西日の八尾独身寮跡地で、西名阪自動車道「藤井寺IC」まで約3.3kmと、大阪市都心部および広域の双方への配送に対応可能な物流適地だ。JR関西本線「志紀駅」からは徒歩8分と通勤利便性... -
日本通運(株)⇒東京発・北海道向けの医薬品海上輸送サービスを拡充/北海道に輸送する医薬品の取り扱いの1/3を海上輸送に切り替え、モーダルシフト加速で2024年問題に対応
NIPPON EXPRESSホールディングス(株)のグループ会社である日本通運(株)は、東京発、北海道向けの医薬品海上輸送サービスを拡充した。北海道向けに輸送する医薬品の取り扱いの3分の1を海上輸送(北海道航路:東京発苫小牧向け)に切り替える。モーダルシフトを加速し、2024年問題に対応した、さらなるサービスの安定供給と、CO₂排出量の低減に取り組む。 【背景】 NXグループは、長期ビジョン実現のため、「持続的成長と企業価値向上のためのサステナビリティ経営の確立」を推進している。トラック中心の輸送形... -
ニュース・トピックス(2024年6月11日~6月17日)
物流に関連する(2024年6月11日~6月17日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■出版・トラブル/KADOKAWAグループ⇒システム障害で出版事業の受注システムやデジタル製造工場・物流システムの機能等を停止/出版事業の製造・物流機能は来週以降での段階的な正常化めざす ■輸配送・モーダルシフト/日本通運(株)⇒東京発・北海道向けの医薬品海上輸送サービスを拡充/北海道に輸送する医薬品の取り扱いの1/3を海上輸送に切り替え、モーダルシフト加速で2024年問題に対応 ■経営・提携/NEC、NEXT Logistics Japan(株... -
霞ヶ関キャピタル(株)⇒福岡県古賀市のマルチテナント型物流施設「LOGI FLAG DRY & COLD 福岡古賀Ⅰ」に旭食品(株)が入居/賃貸型でドライ・冷蔵・冷凍の3温度帯ニーズに対応
霞ヶ関キャピタル(株)は、同社が開発用地のソーシングおよび企画立案を行い、アセットマネジメント業務を受託している福岡県古賀市の物流施設「LOGI FLAG DRY & COLD 福岡古賀 I」の一部区画について、旭食品(株)がテナントとして決定したと発表した。 同施設は、ドライ・冷蔵・冷凍の 3 温度帯に対応したマルチテナント型物流施設。立地は、福岡市と北九州市を結ぶ要所に位置しており、九州自動車道「古賀 IC」から約 3 km、「福岡 IC」から約 15kmの場所にあるため、物流施設として高い交通利便性を有す... -
日本GLP(株)⇒国内最大級の冷凍・冷蔵マルチテナント型物流施設「GLP 川崎Ⅱ」の開発に着手/常温区画も設定し、3温度帯のニーズにも対応
日本GLP(株)は、神奈川県川崎市で延床面積約20万5,000㎡、収容能力約17.6万tの国内最大級の冷凍・冷蔵マルチテナント型物流施設「GLP 川崎Ⅱ」の開発を行うと発表した。 同開発プロジェクトは、みずほリースグループのエムエル・エステート(株)が所有する土地に、日本GLPが「GLP 川崎Ⅱ」を開発する形で行うもの。施設は、地上5階建て、常温、冷凍、冷蔵の3温度帯に対応した冷凍・冷蔵マルチテナント型物流施設で、2025年3月に着工し、2027年8月末の竣工する予定だ。同施設は、冷凍・冷蔵区画に加えて常温区画も... -
トラスコ中山(株)⇒愛知県北名古屋市で建設中の「プラネット愛知」で上棟式を実施/複数商品をまとめてユーザーに直送する同社独自サービスの展開強化へ、2024年問題や環境負荷低減などへの貢献も見込む
機械工具卸売商社のトラスコ中山(株)は6月6日、愛知県北名古屋市で建設中の物流センター「プラネット愛知」の上棟式を行った。同社は、モノづくり現場に必要なプロツール(工場用副資材)を「必要な時」に「必要なモノ」を「必要なだけ」届けることをめざし、全国28カ所の物流センターに約60万アイテムの在庫を保有している。2026年7月稼働予定の同施設は、29カ所目となる物流センターで、最先端の物流機器と約100万アイテムの在庫保有により、同社では即納体制の一層の強化を見込んでいる。 プロツール流通で... -
伊藤忠ロジスティクス(株)、沼尻産業(株)⇒「つくばメディカル物流センター第2期」開発プロジェクトが始動/医薬品・医療機器の安定供給とさらなる物流効率化への貢献をめざす
伊藤忠ロジスティクス(株)と沼尻産業(株)は、2025年7月竣工予定の「つくばメディカル物流センター第2期」開発プロジェクトを始動したと発表した。 同計画は、伊藤忠ロジスティクスと沼尻産業の共同開発物件。あらゆる有事に対応したライフラインの維持に加え、人命に直結する医薬品・医療機器の供給体制を支えるメディカル物流の重要性に鑑み、同計画に至ったとしている。開発地は、2022年4月に竣工した「つくばメディカル物流センター第1期」(茨城県つくば市高野台)と同敷地内に位置し、医薬品・医療機器の...
12