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月刊「LOGI-EVO」6月号が発刊!
CONTENTS ー 17ページ ■REPORT 01さらなる高みを目指す新中計(2025~2027年)を発表2025年3月期連結決算は増収減益、国内事業の安定成長が寄与2024年度事業報告会を開催(株)ニチレイロジグループ本社 ■REPORT 02倉庫業界の近代化は必須の情勢、高精度データの取得・可視化がカギ米国ゼブラ社の「倉庫業界の展望に関するグローバル調査2025」を発表ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン(株) ■FORCUS 01バランススクーターアタッチメント「RIDE」を6月にリリース台車装着により体重移動で前進・後進・回転... -
物流・ロジスティクス関連ニュース・トピックス(2025年6月3日~6月9日)
物流・ロジスティクスに関連する(2025年6月3日~6月9日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■酒類飲料・自動運転/アサヒロジ(株)、キリングループロジスティクス(株)、サッポログループ物流(株)、サントリーロジスティクス(株)⇒自動運転トラックによる酒類・飲料の幹線輸送実証に参画/6月9日から関東・関西間の高速道路上の一部で(株)T2が開始、酒類・飲料業界の持続可能な輸送体制の構築を目指す ■経営・TOB/トヨタグループ⇒(株)豊田自動織機の非公開化に向けてTOB開始予定を公表/トヨタ自動車(株)、ト... -
第1回 ソータブルとノンソータブル<アマゾンジャパンの物流のどこが凄いのか>―【連載寄稿】湯浅コンサルティングの「物流はおもしろい!」
株式会社湯浅コンサルティングコンサルタント内田 明美子 氏 はじめに アマゾンジャパンの物流といえば、テレビやweb上で紹介される広大な物流センターの様子や、ロボットが動き回る動画を思い浮かべる方も多いことでしょう。日本のBtoC市場をけん引する存在であり、物流においても先進的な取り組みで知られるアマゾンジャパンですが、その物流の量や考え方を知りたいと思うと、意外と情報は限られています。 例えば、アマゾンジャパンの売上高や宅配個数は非公表です。日本経済新聞が毎年行っている「小売... -
(株)ミスミグループ本社⇒「西日本流通センター」移転先の兵庫県川西市で起工式を実施/延床面積は現行センター比7.5倍の4.5万㎡に、40万点の在庫保有でBCP対応力も大幅向上
(株)ミスミグループ本社は6月2日、現在の「西日本流通センター」(兵庫県三田市)の移転先となる兵庫県川西市で起工式を行った。 移転先拠点の延床面積は、現行の西日本流通センター比で約7.5倍に拡張。自動化に向けた設備も導入し、在庫保管および出荷処理能力の増強を図ることで、BCP対応力の大幅な向上にも寄与する。同社は今後、一層のサービス向上を通してIA(インダストリアル・オートメーション)産業の顧客に対し、グローバルでの時間価値の提供、および生産性向上に貢献していく。 移転先拠点は2026... -
西濃運輸(株)⇒石川県金沢市に全天候型の新物流拠点「金沢支店金沢倉庫」を開設/5,000坪を超える大型倉庫、商品保管や入出庫管理から流通加工までワンストップサービスを提供
西濃運輸(株)は6月11日、石川県金沢市に5,000坪を超える大型倉庫「金沢支店金沢倉庫」を開設する。 ○「金沢支店金沢倉庫」の特徴 同倉庫は、北陸地方の中心部である石川県金沢市に立地している。交通面では、北陸自動車道「白山IC」から約2.5km、「金沢西IC」から約3.1kmの場所に位置し、西濃運輸金沢支店からも約4kmと近く、同支店の優れたリードタイムを活かし、関東・関西・中部圏の中心部への翌日配送が可能。また、「金沢港」から約7kmと近いことから、船舶を活用した国際輸送にもスムーズに対応すること... -
アズワン(株)⇒福岡県古賀市に新物流センター「九州DC」を開設/GTP実現するMH機器導入で全体作業効率37%向上を見込む
アズワン(株)は、福岡県古賀市に新たな物流センター「九州DC」をセイコー運輸(株)・福岡LC(2024年12月竣工)内に開設した。 新設倉庫では、ギークプラス社製のMH機器「PopPick」を導入。商品を保管する高層棚(3.8m)をAGVが搬送し、ピッキング場所でピッキング位置に自動セットアップする“GTP”を実現するもので、全体作業効率37%向上を見込む。 同社は同施設の開設を通じ、産業用先端半導体等の一大生産拠点として注目を集めている九州エリアに対し、昨今の物流面での社会課題の解決のほか、物流を核とし... -
(株)関通⇒兵庫県尼崎市の次世代型新物流拠点「関通 MEGA 物流センター」が竣工/延床面積約3万5,000㎡超の関西エリア最大規模の物流拠点、多様化する顧客ニーズに合わせた最適な物流ソリューション提案が可能に
(株)関通は、兵庫県尼崎市で関西エリア最大規模となる新物流拠点「関通MEGA物流センター」(床延面積約1万800坪)が竣工し、5月26日に竣工式を行ったと発表した。同拠点の開設で関西エリアでの保有倉庫は計7拠点、総面積約5万2,760坪に拡大し、多様化する顧客ニーズに合わせて最適な物流ソリューションに提案が可能になったとしている。 ○「関通MEGA物流センター」の特徴①「都市近接 × 高速アクセス」物流効率を最大化する新拠点 兵庫県尼崎市に位置する同拠点は高速道路網が整備されており、交通渋滞を避け、... -
大和物流(株)⇒南九州エリアをカバーする物流拠点「鹿児島物流センター」が稼働開始/九州地域の在庫分散対応倉庫需要に対応、南九州エリアの物流ハブ拠点として総合的な物流サービスを提供
大和物流(株)は、2024年4月から鹿児島県霧島市で開発を進めていた物流施設「鹿児島物流センター」が竣工し、2025年 6月1日に稼働を開始したと発表した。 物流2024年問題を背景に、商品を複数拠点で管理する在庫分散対応倉庫の需要が高まっている。また、九州地域では製造業・非製造業ともに設備投資が高水準で推移する一方、物流施設への投資は都市部に偏在しており、特に地方での供給不足が著しい。同社はこれを踏まえ、既存の「鹿児島営業所」を移転・拡張し、「鹿児島物流センター」として開設することで、... -
佐川グローバルロジスティクス(株)⇒熊本県菊池市に「菊池営業所」を開設/半導体関連物流需要に対応、地域産業を支援
SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス(株)は、熊本県菊池市に「菊池営業所」を開設した。同営業所の開設は、同社が2024年11月29日に熊本県菊池市と締結した立地協定に基づくもの。熊本県内では半導体メーカーの工場が稼働し、半導体関連の物流需要が急速に拡大している。同社は同営業所開設により、拡大する物流需要に対応し、在庫集約による管理負荷の軽減や、ジャストインタイム納品による生産性の向上など、物流面から地域産業を支える。 SGホールディン... -
野村不動産(株)⇒自動化・省人化に向けた顧客提案や地域の産業創出により、物流業界・地域の課題解決にアプローチ/3年間で15棟・投資額約3,400億円の事業化を決定、物流施設の累計開発・運用棟数60棟、累計投資額8,000億円に到達
高機能型物流施設「Landport」シリーズを手掛ける野村不動産(株)は、2025年4月以降の3年間で物流事業に総額約3,400億円を投じ、全15棟(総延床面積:約130万㎡)の事業化を決定した。これにより2028年3月までの間に、同社が手掛ける物流施設(Landportシリーズ以外の物流施設も含む)の開発・運用棟数の累計は60棟、累計の延床面積は約365万㎡になる見込みだ。 同社は物流事業で、物流業界が直面している様々な課題に対し、首都圏以外のエリアでも物流施設を開発することによる長距離配送の中継輸送への対応や... -
■物流施設 投資関連情報2025版<5.29~6.4>
2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報> ■東京建物(株)<5月29日>オーストラリアで区分分譲倉庫開発事業に初参画/シドニー近郊で2物件を開発、EC市場の拡大や住環境の変化により高まる個人・中小企業の倉庫需要に対応 東京建物(株)は、オーストラリア・シドニー近郊においてRockwater Brookvale PJ(ブルックバール プロジェクト)およびStream Northmead PJ(ノースミード プロジェクト)の2つの区分分譲倉庫開発事業に参画した。同社がオーストラリアで区分分譲倉庫開発事... -
【コラム新連載シリーズ】 湯浅コンサルティングの「物流はおもしろい!」
株式会社湯浅コンサルティングコンサルタント内田 明美子 氏芝田 稔子 氏 執筆者より 湯浅コンサルティングは物流専門のコンサル会社です。社長の湯浅和夫以下、NX総研(旧日通総合研究所)でコンサルの経験を積んだメンバーが2004年に創業しました。物流に課題を持つ会社のコンサルテーションのほか、物流を学びたい方のために、企業内研修や勉強会の企画開催、業界団体のセミナーや資格認定講座への出講も行っています。 この連載はコンサルタント2名で担当し、物流現場および物流管理における優れた... -
物流・ロジスティクス関連ニュース・トピックス(2025年5月27日~6月2日)
物流・ロジスティクスに関連する(2025年5月27日~6月2日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■飲料・組織/アサヒ飲料(株)、(株)伊藤園、キリンビバレッジ(株)、コカ・コーラ ボトラーズジャパン(株)、サントリー食品インターナショナル(株)⇒「飲料業界『社会課題対応研究会』」が活動報告/物流2024年問題の改善に向けて待機時間・荷役作業を削減、GHG排出量削減・食品ロス問題などについても幅広く協議を継続 ■輸配送・熱中症対策/ヤマト運輸(株)⇒熱中症対策の一環で6月から「ファン付きベスト」導入を拡大... -
(株)メディセオ⇒兵庫県加東市で建設を進めていた「メディカル流通センター神戸」が竣工/西日本製造拠点のある製薬企業から委託された商品の物流業務を担う、設備投資額は約64億円の予定
(株)メディパルホールディングス子会社の(株)メディセオは、兵庫県加東市で建設を進めていた「メディカル流通センター神戸(MRC神戸)」が竣工したと発表した。MRC神戸は、西日本に製造拠点のある製薬企業から委託された商品の受注・保管・管理・出荷などの物流業務(以下、メーカー物流)を担う物流センターで、設備投資額は約64億円となる予定だ。 メーカー物流を担うMRC神戸は、既に稼働している「MRC東京」「MRC中国」に続く3カ所目のMRC。MRC神戸は、2024年1月まで稼働していた「西日本物流センター」を... -
三菱倉庫(株)⇒タイでの物流施設開発事業に進出/タイの不動産デベロッパーと共同出資、三菱倉庫初の海外不動産開発
三菱倉庫(株)は、タイの不動産デベロッパーSena Development Public Company Limited(以下、Sena社)との共同出資により、バンコク近郊における物流施設の開発事業に取り組むと発表した。 同プロジェクトは、同社として初の海外不動産開発案件。開発後は施設を長期保有せず、一定期間の運用を経て売却し、次の物件に再投資する。資産・資本効率の向上を図る資産回転型ビジネスモデルの一環として位置付ける 〇開発の概要プロジェクト名:バンナKM23プロジェクトSena社との合弁会社 「SENA MLC 1 COMPANY LIMI...