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■物流施設 投資関連情報2024版<5.9~5.15>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■(株)大創産業<5月9日>東南アジア、中東地域へのグローバル物流拠点新設へ/マレーシア・インダ島で大型自動倉庫を着工、2027年1月の稼働を目指す (株)大創産業は、マレーシア セランゴール州インダ島ポートクランで大型自動倉庫「マレーシア新GDC(Global Distribution Center)」の建設工事に着手した。 同センターは、首都クアラ・ルンプールから車で約 1 時間の距離にあり、マレーシア最大の港を有するインダ島で建設が進められており、2026年5... -
アサヒグループジャパン(株)、NEXT Logistics Japan(株)⇒ダブル連結トラック活用による工場間直送を開始/2024年問題や環境負荷低減に対応、CO2 排出量約35%削減見込む
アサヒグループジャパン(株)とNEXT Logistics Japan(株)(以下、NLJ)は、アサヒグループにおいて持続可能で生産性の高い物流の実現に向け、NLJの25mダブル連結トラックを活用した工場間直送を5月13日から開始する。 アサヒ飲料(株)明石工場・群馬工場間の商品の輸送は、主にアサヒグループ傘下のアサヒロジ(株)が所有する大型トラック2台で実施しているが、今回、一部の便をNLJが所有するダブル連結トラックによる直送に切り替える。ダブル連結トラックによる工場間の全区間直送はアサヒグループとして初めて... -
(株)オカムラ⇒自律・遠隔操作ハイブリッド型ロボットによる物流自動化ソリューション「PROGRESS ONE」のピースピッキング作業自動化で実証実験/トラスコ中山(株)協力のもと2024年4月~2025年3月に同社物流拠点「プラネット埼玉」で実施、2025年度での実運用・稼働を目指す
(株)オカムラは、自律・遠隔操作ハイブリッド型ロボットによる物流自動化ソリューション「PROGRESS ONE(プログレスワン)」の事業化に向けた取り組みの一環として、ピースピッキング作業自動化を目的とした実証実験を2024年4月から2025年3月の期間に実施する。 同実験は、トラスコ中山(株)の協力のもと、同社物流拠点の「プラネット埼玉」(埼玉県幸手市)で実施するもの。具体的には、稼働しているロボットストレージシステム「AutoStore(オートストア)」の入出庫ワークステーション(専用ポート)にPROGR... -
ニュース・トピックス(2024年5月7日~5月13日)
物流に関連する(2024年5月7日~5月13日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■経営・TOB/LDEC (株)⇒(株)アルプス物流に対するTOB実施を決定/普通株式1株5,774円で買い付け、買付代金は1,051億5,419万円の予定 ■輸配送・車両/アサヒグループジャパン(株)、NEXT Logistics Japan(株)⇒ダブル連結トラック活用による工場間直送を開始/2024年問題や環境負荷低減に対応、CO2 排出量約35%削減見込む ■経営・雇用/キリンビール(株)⇒キリンビール全工場の物流エリアで職場環境整備を推進/2024年4月下旬から全工場... -
大和物流(株)⇒静岡県掛川市に同社初の物流拠点「掛川物流センター」を開設/東京・大阪間の長距離輸送の中継拠点機能を構築
大和ハウスグループの大和物流(株)は、物流2024年問題に対応した物流ネットワーク強化を図るため、大和ハウス工業(株)が開発したマルチテナント型物流施設「DPL掛川」の一部に入居し、5月1日から「掛川物流センター」として開設した。 〇同施設開設の背景 物流業界では、物流2024年問題への対応で、労働環境改善などの働き方改革を進めるなか、ドライバー確保の観点から中継輸送の普及と実用化に向けた取り組みが進んでいる。特に東京・大阪間の長距離輸送では、その中間点となる静岡県浜松市~掛川市のエリア... -
セイノーホールディングス(株)⇒西濃運輸(株)の中部圏内2施設への設備投資を実施/環境に配慮した「Green物流」対応への 積極的な設備投資で特積み輸送の効率化と、最適物流提案するロジスティクス事業を推進
セイノーホールディングス(株)は、中核会社の西濃運輸(株)において、事業基盤である特積み輸送の効率化と最適な物流を提案するロジスティクスを推進するため、中部圏内に2件の設備投資を実施する。両設備投資は、収益拡大に加え、サプライチェーン全体における環境負荷低減にも貢献するもので、セイノーホールディングスでは、顧客やパートナーとの連携を強化し、チーム一丸となって「Green物流」の実現を目指すとしている。 〇西濃運輸(株)名古屋北支店を新設 愛知県清須市に、トラックターミナルと物流倉庫を... -
(株)阪急阪神エクスプレス⇒ドイツ現地法人が最大の港湾都市であるハンブルク市に海上オペレーション事務所を設置/ 同社手配による保税転送サービスを開始、ポーランド代理店との連携で東欧輸送ネットワーク拡充も図る
(株)阪急阪神エクスプレスのドイツ現地法人HANKYU HANSHIN EXPRESS(DEUTSCHLAND) GMBH(本社:フランクフルト)は、ドイツ北部のハンブルク市に新たにオペレーション事務所を開設し、5 月2 日から営業を開始した。 ハンブルク市は、ドイツ最大で、コンテナ取扱数では欧州 3 番目の規模のハンブルク港を有する。北海の最東端に位置し、背後圏である中東欧やバルト海諸国への鉄道輸送網も充実していることから、それら地域への中継拠点としての評価が高く、船会社やフォワーダーなど多くの物流事業者が同市に拠点... -
SBSリコーロジスティクス(株)⇒SBSグループ関西初のEC戦略拠点の「物流センター八尾(仮称)」が11月にオープン/拡大するEC物流ニーズに合わせた効率的な物流の提供が可能に
SBSリコーロジスティクス(株)は、SBSグループ関西エリア初のEC戦略拠点「物流センター八尾(仮称)」を 2024 年 11 月にオープンする。 同施設は、近畿自動車道路 「東大阪南IC」から2.5km に位置し、大阪を含む近畿一円、中部・北陸・中四国地方いずれの方面も交通アクセスが有しているほか、大阪市中心部まで 10Km 圏内と、大阪府内のラストワンマイル配送にも最適。大阪港から車で約40分、関西国際空港から約60分と、国際貨物の輸送にも適している。 構造はワンフロア約 2,000 坪の4階建てで、延床面... -
NIPPON EXPRESSホールディングス(株)、日本通運(株) (株)⇒滋賀県湖南市の新倉庫「NX栗東湖南倉庫」が稼働開始/関西エリアの半導体関連産業を支える物流網を強化
NIPPON EXPRESSホールディングス(株)グループの日本通運(株)は5月7日、滋賀県湖南市で新倉庫「NX栗東湖南倉庫」を稼働させた。 滋賀県は、東海道新幹線、名神高速道路、新名神高速道路、北陸自動車道などの主要広域交通基盤が発達しており、東西交通の要に位置する環境・工業県。琵琶湖からの豊富な水源や都市部への交通利便の優位性などを背景に電機・電子、半導体関連企業などが集積し、物流需要が高まっている。 同社は、同施設を「単に物を保管する倉庫」ではなく「1拠点で一貫して作業が行える倉庫」と... -
■物流施設 投資関連情報2024版<5.2~5.8>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■セイノーホールディングス(株)<5月2日>西濃運輸(株)の中部圏内2施設への設備投資を実施/環境に配慮した「Green物流」対応への 積極的な設備投資で特積み輸送の効率化と、最適物流提案するロジスティクス事業を推進 セイノーホールディングス(株)は、中核会社の西濃運輸(株)において、事業基盤である特積み輸送の効率化と最適な物流を提案するロジスティクスを推進するため、中部圏内に2件の設備投資を実施する。両設備投資は、収益拡大に加え、サプライ... -
ヤマトホールディングス(株)⇒東南アジア-欧州間で、トラックと鉄道による国際複合一貫輸送サービスを5月1日から提供開始/地政学的リスクに備えた強靭なグローバルサプライチェーンの構築を支援
ヤマトホールディングス(株)は5月1日、東南アジア-欧州間で、トラックと鉄道による国際複合一貫輸送サービスの提供を開始する。1.背景および目的 東南アジア地域は、世界各国のエレクトロニクス関連製品や自動車部品などの生産拠点が集まっており、生産財は世界中の市場へ送られている。これまで、東南アジアから欧州市場への海上輸送では、最短ルートである紅海ルートが主に利用されてきたが、2023年末頃から武装組織による船舶攻撃が紅海とその周辺海域で継続している。これにより、多くの船舶は、南アフリ... -
ニュース・トピックス(2024年4月30日~5月6日)
物流に関連する(2024年4月30日~5月6日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■食品・トラブル/江崎グリコ(株)⇒基幹システムの障害に伴う「チルド食品(冷蔵品)」の出荷停止期間延長を決定/5月中旬での出荷再開目標を修正、現時点での再開時期は未確定 ■輸配送・国際/ヤマトホールディングス(株)⇒東南アジア-欧州間で、トラックと鉄道による国際複合一貫輸送サービスを5月1日から提供開始/地政学的リスクに備えた強靭なグローバルサプライチェーンの構築を支援 ■経営・買収/郵船ロジスティクス(株)⇒海外... -
鴻池運輸(株)⇒長野県安曇野市のサントリー天然水専用 保管・配送拠点「安曇野営業所 第2倉庫」が竣工/AGF 導入で倉庫2階フロア全体の無人化を実現、労働力不足に対応
鴻池運輸(株) は4月23日、サントリー天然水専用保管・配送拠点「安曇野営業所 第2倉庫」(長野県安曇野市)の竣工式を実施した。 同施設は、「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」の2系列目となるサントリー天然水製造ラインの稼働に伴い、同製品専用の保管・配送体制を強化するため、既存の第1倉庫に隣接する形で増設されたもの。同社は、第2倉庫2階にレーザー誘導方式AGFを6台導入し、製品の入出庫・保管作業を自動化する方針。フロア全体の無人化は、同社倉庫では初めて。同社では、物流現場の慢性... -
大和物流(株)⇒千葉県印西市に物流施設「千葉ニュータウン物流センターⅡ」を開設/既存施設との人員・車両の共有・連携により安定的で効率的な施設運営目指す
大和物流(株)は5月1日、千葉県印西市に物流施設「千葉ニュータウン物流センターⅡ」を開設する。 同社は現在、印西市で「千葉ニュータウン物流センター」を稼働させているが、需要拡大に伴う満床状態が続いており、これに対応してキャパシティ拡大を図るため、新施設を開設するもの。今後は、既存施設の強みを活かした効率的なセンター運営を実現するため、両施設の一体的な運営を図っていく予定だ。 新施設が所在する千葉県印西市は、東京都心から約40kmの距離に位置し、交通アクセス面での利便性も高く、首都... -
(株)阪急阪神エクスプレス⇒マレーシア現地法人がクアラルンプール近郊の既存倉庫を増床/メディカル関連の取り扱いを強化、保税倉庫ライセンスの取得も目指す阪急
(株)阪急阪神エクスプレスのマレーシア現地法人、 HANKYU HANSHIN EXPRESS (MALAYSIA) SDN.BHD.(本社:クアラルンプール)は4月1日、クアラルンプール近郊の既存倉庫「シャー・アラム倉庫」を 増床した。 同倉庫は、ポートクラン港から30km、クアラルンプール国際空港から45kmの距離にある工業団地内に設置されており、利便性が高い。2018年10月に特定顧客貨物の取り扱いで営業を開始し、その後、新規顧客貨物の取り扱いのため、合計1,858 ㎡に増床した経緯がある。近年はメディカル関連を中心に倉庫需要のさ...