ダイセーロジスティクス(株)⇒愛知県一宮市の「一宮ハブセンター」が菓子共配センターとして稼働開始/物流2024年問題による中継拠点需要増加で中京エリアに初進出

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 ダイセーロジスティクス(株)は5月1日、愛知県一宮市の「一宮ハブセンター」を稼働させる。
 同施設は、物流2024年問題により、関東と西日本をつなぐ中継拠点としての需要が高まっている中京エリアでの同社初の物流拠点で、マザーデポ機能を兼ね備えた菓子共配センターとして開設したもの。全国から中京エリアへ配送する菓子の共配をメインとしつつ、十分な保管スペースを活用したマザーデポ機能を兼ね備えることにより、使い勝手に優れた物流拠点として機能させる。倉庫内には約480坪の定温スペースがあり、夏場でもチョコレートやグミなどの温度管理・品質管理が可能。今後は、隣接する(株)ライフサポート・エガワとの協業も予定しており、コスト削減・物流効率化を実現していく考えだ。
 ダイセーロジスティクスは関東を中心に拠点を展開しており、西日本では、大阪と沖縄に拠点を開設している。今回稼働させた一宮ハブセンターは、2023年10月に竣工した東京建物(株)のマルチテナント型物流施設「T-LOGI一宮」の一角(約1,678 坪)を使用しており、小牧エリアと名古屋都心部へのアクセスに優れる。ドライバーの労働時間規制により、関東から西日本への配送では中継輸送が増え、関東と関西をつなぐ中継拠点の需要が高まっていることから、今回、同社として初めて中京エリアに物流拠点を開設する運びとなった。

※「一宮ハブセンター」の施設概要
所在地:愛知県一宮市萩原町林野字鷲宮8-1「T-LOGI一宮」4階
延床面積:約1,678坪(バース込み/ドライ1,198坪、定温480坪)、別途事務所 63坪
センター機能:DC型・TC型
共配エリア:自社/愛知県、三重県、岐阜県 、委託/石川県、富山県、福井県(予定)
稼働開始:2024年5月1日~

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