全国規模の供給体制を背景に独自物流・サプライチェーン改革加速
物流2024年問題、GDP対応、環境問題などの課題解決へ
武田薬品工業(株)

我が国の医薬品市場はおおむね11兆円前後(医療用医薬品が約11兆円、OTC医薬品が約7,000億〜8,000億円)で推移し、成長率こそ世界平均には及ばないものの、市場それ自体はゆるやかに拡大しているとされる。その市場規模は米国・欧州に次ぐもので、世界的に見ても巨大市場であることは間違いない。そこで特別連続企画
の第3弾では、医薬品の物流・サプライチェーンにフィーチャーする〔第1弾は「清涼飲料物流」(終了)、第2弾は「コールドチェーンの最前線」(継続中)〕。本企画のスタートとなる今回は、我が国製薬企業トップの武田薬品工業(株)(以下、武田薬品)の取り組みを採り上げる。以下、同社物流の現状、課題などを踏まえつつ、その先進的な事業展開についてレポートする。
