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■安田倉庫(株)⇒埼玉県加須市に新物流倉庫「加須営業所」を開設/首都圏・東北地域への配送機能強化とメディカル物流サービス拡充を目指す
安田倉庫(株)は4月1日、埼玉県加須市に新物流倉庫「加須営業所」を開設し、営業を開始した。 同営業所は、東北自動車道「加須IC」から車で4分の距離に立地しており、免震構造や非常用電源などによる災害強靭性に加え、医薬品の保管管理に対応した空調・保冷庫等の設備も備えている。同社では、同営業所開設により、首都圏全域から東北地域をカバーする拠点として配送機能の一層の強化、医薬品をはじめとしたメディカル物流サービスの拡充を図っていく。また、同営業所敷地内には危険品倉庫(延床面積約382㎡)... -
■物流施設 投資関連情報2024版<3.28~4.2>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■アスクル(株)<3月28日>埼玉県上尾市の大規模物流センター「ASKUL関東DC」が竣工/ロングテール商品在庫集約による配送効率向上を目指し、2025年6月に稼働開始予定 アスクル(株)が新たに運営する大規模物流センター「ASKUL関東DC」を構える物流施設「GLP上尾」(埼玉県上尾市)が3月31日に竣工した。同施設は、日本GLP(株)が「Co,Well-Beingをコンセプトとして開発した物流施設。アスクルは同施設を「ASKUL関東DC」とし、2025年6月稼働開始に向けて準備を... -
■キリングループロジスティクス(株)、JR貨物、日本通運(株)⇒3社連携でモーダルシフトの協業を強化/中・長距離のトラック輸送分8.4万t(10t車 約7,000台分)を鉄道・内航海上輸送へシフト
キリングループロジスティクス(株)、日本貨物鉄道(株)、日本通運(株)の3社は、モーダルシフトをさらに強化する取り組みを4月1日より開始する。 3社が連携し、「2024年問題」への対応や脱炭素社会の実現に向け、トラック中心の輸送体系から、鉄道や内航海上輸送へのモーダルシフトを推進を進める。また、各輸送モードの特性を生かしながら柔軟に輸送モードを組み合わせるSea&Railなどのモーダルコンビネーションも活用し、最適な輸送体系を構築していく。 各社がそれぞれの役割を担うことで、以下の6つの施... -
ニュース・トピックス(2024年3月27日~4月1日)
物流に関連する(2024年3月27日~4月1日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■輸配送・環境/キリングループロジスティクス(株)、JR貨物、日本通運(株)⇒3社連携でモーダルシフトの協業を強化/中・長距離のトラック輸送分8.4万t(10t車 約7,000台分)を鉄道・内航海上輸送へシフト ■AGF・荷役/三菱ロジスネクスト(株)、鴻池運輸(株)⇒トラックへの荷積み自動化の実証実験完了により実運用を開始/無人搬送技術の活用で物流2024年問題への対応示す ■輸配送・共同運行/セイノーグループ、日本郵便グループ⇒幹線輸... -
(株)上組⇒大阪市南港地区で建て替えを進めてきた「上組南港R定温倉庫」が竣工/定温倉庫における取扱貨物の増加に対応し、安定的なサービスの提供を見込む
(株)上組は、大阪市南港地区で建て替えを進めていた「上組南港R定温倉庫」が3月25日に竣工したと発表した。 同社は、大阪府内3地区(南港、泉大津、りんくう)に定温倉庫を保有している。近年は、食品・穀物等の定温倉庫における取扱貨物の増加が著しく、今後もさらなる需要拡大が見込まれることから、増加する需要に確実に対応するとともに、安定的なサービスを提供するため、同施設の建て替えに踏み切ったとしている。 今回、同施設が平屋建ての常温倉庫から5階建ての定温倉庫に建て替えられたことで、保... -
日本出版販売(株)⇒2024年10月に新設する物流拠点の名称が「N-Port新座」に決定/グループ物流拠点の最適化のためにCXの一部拠点の機能も統合へ
日本出版販売(株)は、グループ全体で取り組む「物流再編プログラム」の第1弾として、2024年10月に埼玉県新座市に開設する新拠点の名称を「N-Port新座」に決定した。また、同施設開設に伴い、グループ物流拠点を最適化するため、カルチュア・エクスペリエンス(株)(CX)の一部物流拠点の機能を統合するとしている。日本出版販売は、持続可能な出版流通の実現に向けて、同社グループ全体での「物流再編プログラム」を実行し、物流コストの低減とともに、取引先のニーズに合わせた最適な物流を提供することに取り組ん... -
(株)IHI、野村不動産(株)⇒横浜市金沢区で建設中の大規模物流施設「Landport横浜杉田」で立体自動倉庫のシェアリングサービスと自動化機器のレンタルサービスの導入を決定/物流の労働力不足解消とさらなる物流効率化に向けた取組を実現
(株)IHI、野村不動産(株)は、現在建設を進めている大規模物流施設「Landport横浜杉田」で立体自動倉庫のシェアリングサービスと自動化機器のレンタルサービスの導入を決めた。物流業界における労働力不足の解消とさらなる物流効率化の実現が目的。物流2024年問題でドライバーをはじめとする労働力が不足する一方、EC市場の拡大等により物流量が増加するなか、両社は自動化機器・設備の導入負担と導入の手間を省くことができる両サービスを提案することで、物流危機の打開に貢献する意向だ。 〇立体自動倉庫のシ... -
物流施設 関連投資情報<3.21~3.27>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設・工場などの情報> ■日本GLP(株)<3月21日>兵庫県尼崎市で関西最大級の物流施設「GLP ALFALINK尼崎北棟」を着工/リピートカスタマーである大手企業が2025年10月竣工後に1棟全体を利用 日本GLP(株)は、兵庫県尼崎市で延床面積約11万2,500㎡の先進的物流施設「GLP ALFALINK 尼崎北棟」を着工した。同施設は、総延床面積約35万㎡の大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 尼崎」の第2棟目。同社のリピートカスタマーである大手企業の専用施設として、2025年10月に竣工... -
(株)PALTAC、オークラ輸送機(株)⇒段ボールケースの天面(上ぶた)切断装置の実用化で技術提携/PALTAC(株)開発の段ボールケース自動開梱装置をオークラ輸送機(株)が製品化
(株)PALTACとマテハンシステムメーカーのオークラ輸送機(株)は、段ボールケースの天面(上ぶた)切断装置の実用化に向け技術提携(ノウハウライセンス契約)を締結した。(株)PALTACが開発した段ボールケースの自動開梱装置をオークラ輸送機(株)が製品化し、製造・物流現場の省人化を推進するソリューションとして提供していく。 ■技術提携の背景 製造や物流の現場では、段ボールケースで入荷した材料や製品を取り出す開梱作業が自動化の遅れているエリアとなっている。物流倉庫のピッキング現場では、... -
ニュース・トピックス(2024年3月19日~3月26日)
物流に関連する(2024年3月19日~3月26日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■MH・新製品/(株)PALTAC、オークラ輸送機(株)⇒段ボールケースの天面(上ぶた)切断装置の実用化で技術提携/PALTAC(株)開発の段ボールケース自動開梱装置をオークラ輸送機(株)が製品化 ■外食・輸配送/(株)モスフードサービス⇒「2024 年問題」対応で物流効率向上への取組を強化/都市部店舗を中心とした早朝無人納品への転換とともに、 海上輸送での他社協業を推進 ■石油・輸配送/(株)ENEOSウイング⇒静岡県浜松市の中... -
名糖運輸(株)⇒ベトナム現地子会社の3番目の低温倉庫が稼働開始/ベトナムにおける保管能力を従来の約2倍として事業拡大へ
C&Fロジホールディングスグループの名糖運輸(株)は、ベトナム現地の100%子会社である MEITO VIETNAM COMPANY LIMITED(メ イトウベトナム)が同国で3番目の低温倉庫となる「第三倉庫」を稼働させたと発表した。同倉庫は、大和ハウス工業(株)の現地法人である Daiwa House Vietnam Co., Ltd.が新築した平屋建ての倉庫を賃借したもの。 延床面積は約 1万8,400 ㎡で、約 2万6,000 パレット分の保管能力を擁しており、メイトウベトナムの保管能力は従来の約 2 倍に拡大したとしている。また、冷凍温度帯の倉庫の... -
サッポロホールディングス(株)⇒サッポロビール(株)が持続可能な物流体制維持・構築に向けて広島県に物流拠点を新設/ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)も物流効率改善で埼玉県に物流拠点を新設
サッポロホールディングス(株)のグループ企業であるサッポログループ物流(株)は4月1日、持続可能な物流体制の維持や構築に向けて広島県広島市に「サッポロビール(株)広島物流センター」を新設する。 同社は、2020年頃から全国の配送で150km圏内を上限とする物流拠点再編を推進し、運行管理可視化システムの活用に加え、トラックドライバーの拘束時間短縮に努めてきた。広島の新拠点については、これまで九州日田工場から出荷していた広島県・島根県エリアへの配送を経由させることで、トラックドライバー... -
アマゾン ジャパン(同)⇒神奈川県相模原市にAmazon物流拠点となるFCを新設/Amazon Roboticsを国内最大規模で導入し、入出荷工程のさらなる効率化目指す
アマゾン ジャパン(同)は、神奈川県相模原市にAmazon物流拠点となるフルフィルメントセンター(FC)を新設する。AmazonのFCは、相模原市で2拠点目、神奈川県では5拠点目。同施設は、延床面積約15万㎡(東京ドーム約3個分)、商品保管容量約150万立方フィートの規模で、Amazon Roboticsを国内最大規模で導入する予定。Amazon Roboticsや紙袋自動梱包機などの自動化機器活用により、同施設における運営の安全性と、持続可能な物流体制を構築する。 同施設では、1日最大65万個以上の商品出荷を行う。同社は、同施... -
物流施設 関連投資情報<3.14~3.21>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設・工場などの情報> ■イケア・ジャパン(株)<3月14日>佐賀県で初、長崎県で2カ所目となる商品受取りセンターを開設/オムニチャンネル化推進の一環としての取組で、全国総数は41拠点に イケア・ジャパン(株)は3月21日、佐賀県佐賀市と長崎県佐世保市に商品受取りセンターを開設する。同センター開設は、オムニチャネル化推進の一環としての取組で、佐賀県では初、長崎県では長崎市に続き佐世保市が2か所目の開設。佐賀県の開設に伴い、イケアストアがある福岡県以外... -
ワタミ(株)、(株)ローソン⇒配送に関する初の協業を開始/配送トラックの非稼働時間を活用した「物流シェアリング」を4月6日から首都圏のワタミ宅食営業所20か所でスタート
ワタミ(株)と(株)ローソンは商品配送トラックの「物流シェアリング」を 4 月 6 日から開始する。 ローソン店舗への商品配送を行っているトラックの非稼働時間を活用して、ワタミ(株)が運営する「ワタミの宅食」の商品を埼玉県東松山市の製造工場から首都圏(東京都・埼玉県)の営業所約20 ヵ所へ配送する。配送トラックのシェアリングを行うのは両社ともに今回が初(※)となる。物流の 2024 年問題に対して、業界の垣根を超えた連携をすることで、持続可能な店舗網の構築を目指す。※一時的な実験を除く <取り...