■物流施設 投資関連情報2025版<3.27~4.2>

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<2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報>

■三菱地所(株)、東京ガス(株)<3月27日>
再エネ電力の余剰電力を三菱地所物件間で連携利用するフィジカルPPAスキームを構築/「ロジクロス座間」屋上で発電した再エネ電力を「丸の内仲通りビル」に送電開始


 三菱地所(株)と東京ガス(株)は、オフサイトフィジカルコーポレートPPA(Power Purchase Agreement)スキームを活用した電力供給を開始した。
 同スキームは、三菱地所グループが所有する物流施設「ロジクロス座間」(神奈川県座間市)の屋上に、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株)(以下、TGES)が設置した太陽光パネルから発電された再生可能エネルギー電力(以下、再エネ電力)の余剰電力を「丸の内仲通りビル」(東京都千代田区、地上10階地下4階塔屋2階)に送電するもの。ロジクロス座間は2023年11月30日に竣工した物流施設で、同施設にはTGES独自のエネルギーサービス方式で太陽光発電設備(2,200kW)を設置している。同設備による発電電力量が同施設の自家消費分を上回るため、その余剰電力を三菱地所所有の丸の内仲通りビルに送電する自社物件連携型のスキームを新たに構築した。丸の内仲通りビルではトラッキング付非化石証書を用いた実質再エネ電力を使用していたが、東京ガスグループとの連携により使用電力の一部をロジクロス座間で発電した電力に変更。これによりロジクロス座間で生み出した再エネ電力を最大限活用する。

※「ロジクロス座間」の施設概要
所在地:神奈川県座間市栗原493-5
敷地面積:約8万800㎡(約2万4,400坪)
延床面積:約17万8,500㎡(約5万4,000坪)
竣工:2023年11月30日

■大和物流(株)<3月27日>
物流効率化に向けた共同配送拠点となる「札幌物流センター」を開設/新センター開設に伴って現「札幌物流センター」は「恵庭物流センター」に改称


 大和物流(株)は、北海道北広島市で大和ハウス工業(株)が開発した物流施設「DPL札幌南Ⅲ」を全棟賃借し、「札幌物流センター」として4月1日に開設する。また、同センターの開設に伴い、現在の「札幌物流センター」を「恵庭物流センター」に改称する。
 北海道は都市間の移動距離が長く人口密度も低いため、長距離便や積載効率の低い便が増加し、全国的に見ても特に物流課題が顕著な地域となっている。こうしたなか、大和物流は2009年10月から道内全域の納材店や工事現場を対象とした建材のエリア共同配送を開始し、積載効率向上に取り組んできた。今回の新センターは、異業種との連携を強化し、さらなる効率化を図るために開設したもので、今後は建材に加え、食品、日用品、機械など、多様な荷主との連携を進め、道内でのエリア共同配送網を拡充に努める。
 新センターは、道央自動車道「輪厚SIC」から2km(車で約5分)、「北広島IC」から3km(車で約8分)の距離に位置し、国道36号線にも近いため、札幌市をはじめとする主要都市への交通利便性に優れる。「新千歳空港」や「苫小牧港」からのアクセスも良好で、陸路のほか空路や海路を活用した物流インフラが整っており、国内外からの物流拠点として適する。
 新センターは1フロア5,000坪超の広大な面積を有するため、空間の広さを活かしたレイアウト設計や効率的な庫内オペレーションの構築が可能。トラックバースには北東と南西の両面に高床バースを採用しており、荷物の積み下ろしがしやすい。浸水や湿気のリスクも軽減できるため、精密機械や食品などの保管にも適する。ドックレベラーも4基備えているため、海上コンテナからフォークリフトで貨物を直接庫内に搬入することができるなど、多様な貨物を効率的かつ安全に取り扱える仕様となっている。

※「札幌物流センター」の施設概要
所在地:北海道北広島市輪厚工業団地2-1-3
敷地面積:2万9,073.81㎡(8,794.82坪)
延床面積:1万7,919.75㎡(5,420.72坪)
構造:鉄骨造 平屋建て
バース形状:高床式両面(H=1.0m)
接車台数:36台
床荷重:各階1.5t/㎡
梁下有効高:6.5m
搬送設備:ドッグレベラー 4基
開設:2025年4月1日

■SGホールディングス(株)<3月27日>
福岡県糟屋郡に新たな大型中継センター「九州中継センター(仮称)」を新設/2028年6月稼働予定、九州エリアの物流効率化などが目的


 SGホールディングス(株)は、傘下の佐川急便(株)やSGリアルティ(株)と連携し、九州エリアの物流効率化などを目的とした大型中継センター「九州中継センター(仮称)」を福岡県糟屋郡に新設する。稼働時期は2028年6月の予定。
 物流2024年問題をはじめとする物流の社会的課題が深刻化するなか、SGグループは、荷物の積載効率向上によるトラック台数の適正化、安定した輸送品質、自動設備導入による作業効率化などを図るため、「東京中継センター(仮称)」(東京都江東区)、「関西エリア中継センター(仮称)」(兵庫県尼崎市)の2つの大型中継センターを建設している。今回は福岡県糟屋郡に新たな大型中継センターを建設し、周囲に分散している中継センターを集約することにより、宅配便ネットワークのさらなる効率化を推進する(4拠点+2拠点の一部の中継センターを集約)。
 SGグループでは、九州中継センターの新設により、中継拠点集約による効率化、労働環境の改善などを見込んでおり、ドライバー不足への対応を図る。また、トラックの待機時間や荷物の積み降ろし時間の短縮に加え、積載効率の改善、トラック台数の適正化、それに伴うCO2排出量の削減などの期待も込める。建設予定地の福岡県糟屋郡は、九州自動車道「福岡IC」から近く、福岡市内はもちろん、九州全域へのアクセスに優れ、広域輸送の利便性の向上を図ることができる。72時間の稼働を可能にする非常用発電設備の配備といった災害への対策のほか、自家消費型太陽光発電設備の設置による再生可能エネルギーの活用などの計画もあるとしている。

※「九州中継センター(仮称)」の施設概要
物件:自社保有
所在地:福岡県糟屋郡
延床面積:約3万5,000㎡
処理能力:3万個/時
バース数:117バース
集約効果(路線費・配送費):路線便数▲118便/日、約17億円
稼働時期:2028年6月(予定)

■センコー(株)<3月27日>
千葉県市原市の「京葉PDセンター」内に危険物倉庫を増設/合計約9,000㎡の大型危険物施設が稼働


 センコー(株)は、千葉県市原市の「京葉 PDセンター」内に危険物倉庫3棟と屋外危険物貯蔵所を新設した。
 京葉PDセンターでは2022年に普通倉庫と危険物倉庫3棟を竣工しているが、危険物倉庫の需要拡大に伴い、今回、既存の屋外保管場区画内に新倉庫を増設したもの。屋外危険物貯蔵所にはコンクリート舗装や外周フェンスを設置し、より高機能で柔軟性の高い4種併設型の物流センターへと進化させた格好だ。

※「京葉PDセンター 」危険物倉庫4号棟、5号棟、6号棟、屋外危険物貯蔵所の施設概要
所在地:千葉県市原市海保1545-2
建物構造: S 造平屋建て、有効髙5.1m、耐荷重6t/㎡
延床面積 :4 号棟 856.8 ㎡、5号棟 999.6㎡、6号棟 999.6㎡、屋外危険物貯蔵所 3,174㎡
対応危険物:第4類石油類(消防法上)

■三菱地所(株)<3月28日>
英国現地法人を通じて物流施設開発事業に参入/ グレーターロンドンの都心型物流施設「Bromley」開発へ、英国・欧州でポートフォリオを多角化


 三菱地所(株)は、英国現地法人三菱地所ロンドン社を通じ、英国における物流施設開発事業「Bromley (ブロムリー)」(地上1階建て3棟、延床面積約8,110㎡)に参入した。同計画は、グレーターロンドンにおける都心型物流施設開発事業で、2024年12月に事業用地を取得している。なお、同計画は三菱地所グループが英国で行う初の物流施設開発事業になるとしている。
 三菱地所は英国に対し、欧州諸国の中でも都市人口比率が高く、今後も更なる都市化が進むと見込む。また、他の欧州各国と比してもEC普及率が高く、より一層タイムリーな配送を求める消費者心理も高まっているとし、都市部を中心とした物流・配送の需要が増加していると認識。英国全体における高品質物流施設の供給は限定的で、特に新規物流施設開発の余地が限定的なグレーターロンドンではその傾向が顕著だとしている。同計画における開発物件は、ロンドン中心部から至近に位置し、都心型物流施設の新たな拠点として注目されており、三菱地所は高品質な都心型物流施設を開発・供給することで、需給の不均衡の改善に寄与する考えだ。
 同開発物件は、英国物流の主要エリアの一つであるグレーターロンドンの南部、ロンドン中心部から南東約15kmのBromley地域における開発で、主要国道(A205線)至近に位置し、ロンドン中心部や周辺の居住人口集積地への最終配送拠点として効率的な物流・配送が可能。また、複数の鉄道路線がロンドン中心部(「ヴィクトリア駅」「ロンドンブリッジ駅」等)を結んでおり、通勤利便性も確保されている。 同開発物件の周辺エリアにおける今後の新規供給は極めて限定的で、荷主企業や物流事業者の最終配送拠点需要に加え、周辺エリアの周辺住民・企業を主な対象とした倉庫・販売所・ショールーム用途等、中小規模の幅広い需要が見込まれるとしている。
 施設は3棟・11ユニット構成で、各ユニット延床面積約275㎡~1,513㎡、合計約8,110㎡のプライムグレードの物流施設となる予定。環境にも配慮し、太陽光パネルの設置、リサイクル材の活用、電気自動車用充電ポートの設置等を行うとともに、国際的なグリーンビルディング認証「BREEAM Outstanding」の取得も目指す。

〇「Bromley 」開発計画の特徴
①配送・物流需要が旺盛な英国・ロンドンにおける、三菱地所グループ初の物流施設開発
②都心型物流施設のプライム立地であるグレーターロンドンに立地
③グリーンビルディング認証取得を目指す、環境配慮型のプライムグレード都心型物流施設

三菱地所グループは、長期経営計画で「海外事業の拡大・進化」を成長戦略の一つに掲げている。英国では1986年の現地法人設立以降、ロンドンで計7件のオフィスビル開発・改修事業を推進するなど、累計15棟の賃貸用オフィスビルを保有・運営し、実績を積み上げてきている。2019年からは英国の賃貸住宅開発事業に、2020年には欧州大陸でのオフィスビル開発事業にも参画するなど、アセットクラスの拡大・多様化にも取り組んでいる。需要の底堅い英国の物流施設開発事業についても市況を見極めながら年1件程度の投資を継続的に行い、海外事業の収益基盤の拡充と持続的な成長を実現するとしている。

※「Bromley 」開発計画の概要
所在地:英国・ロンドン・ブロムリー
計画敷地:約3.2エーカー
規模:地上1階建て(一部メザニンフロアあり) 3棟・11ユニット構成
用途:物流施設(一部事務所)
延床面積:約8,110㎡
着工:2025年Q3(予定)
竣工:2026年(予定)

大日本印刷(株)<3月28日>
メディカルヘルスケア業界向け物流拠点「小豆沢センター」を開設/医薬関連業許可と強固なセキュリティ管理体制でメディカルヘルスケア業界の物流効率化に貢献


 大日本印刷(株)(DNP)とグループ会社の(株)DNPロジスティクスは4月1日、メディカルヘルスケア業界向けの物流拠点「小豆沢(あずさわ)センター」を東京都板橋区に開設する。
同センターは強固なセキュリティ管理体制を備え、「医薬品卸売販売業」および、医薬品の包装・法定表示を製品に貼付するなどの「医薬品製造業(包装・表示・保管)」の許可を取得している。DNPロジスティクスは、製薬会社や検査薬・医療機器のメーカー等に向けて、医薬品・医療機器の保管からセット作業、配送まで対応する「メディカル物流アウトソーシングサービス」を提供し、各企業の間接業務の削減や物流の効率化・コスト低減に貢献する。
 近年は医薬品・医療機器の流通でも物流課題への対応に迫られており、安定的な物流と厳重なセキュリティ管理体制を備えた物流拠点の必要性が高まっている。DNPロジスティクスでは、各物流拠点でプライバシーマークを取得してきた「情報管理」や印刷事業で培った「製造・流通加工」の強みを活かしてメディカル物流アウトソーシングサービスを提供しており、今回の新センター開設はその一環。商業印刷向けの製造拠点をメディカル物流の施設として転用することで、投資の効率化や事業ポートフォリオの変革を図る。

〇「小豆沢センター」と「メディカル物流アウトソーシングサービス」の特長
①「医薬品卸売販売業」と「医薬品製造業(包装・表示・保管)」の許可を取得

 新センターは、医薬品卸売販売業と医薬品製造業(包装・表示・保管)の許可を取得している。従来は医薬品と別に保存・管理していた販促物を新センター1カ所でセットアップして配送できるようになり、配送・管理のコストやリードタイムの削減、医薬品納入先の店舗へのサービス品質の向上につなげることができる。また、検査薬メーカーに代わり、人手のかかる診断薬キット部材の検査・封入を行い、直接工場に納品することで、工場での検査工程の手間の低減と、診断薬キットの生産効率の向上も図れる。
②厳重なセキュリティと個人情報の保護
 新センターは強固なセキュリティ機能を備え、特に個人情報の取り扱いに関しても万全の体制を整えている。医薬品や医療機器などの取り扱いに求められる厳重なセキュリティ管理に対しても、BPO(業務委託)を通じて培ったノウハウを活かす。
③国内6拠点で「メディカル物流アウトソーシングサービス」を提供
 関東・関西を中心に全国に拠点を展開するDNPロジスティクスは、医薬品・医療機器・化粧品などの各種許可を得た日本国内6拠点(草加・川越・小豆沢・中部・関西・九州)でメディカル物流アウトソーシングサービスを展開している。医薬品・医療機器の保管から、2次包装・流通加工、輸送、販売(通販受託/2025年度内に開始予定)まで対応し、サプライチェーンに応じたアウトソーシングのサービスを展開している。医薬品流通においてDNPロジスティクスの東西の拠点と全国の物流網を活用することで、自然災害時などにおけるBCPにも対応している。

〇今後の展開
 DNPロジスティクスは、製薬会社・検査薬メーカー・医療機器メーカー等に、「小豆沢センター」を活用した「メディカル物流アウトソーシングサービス」を提供し、2030年度に年間30億円の売上を目指す。また、新センターでの「医療機器製造業」と「医薬品店舗販売業」の許可取得も目指す。

■CBREインベストメント・ジャパン(株)、東急不動産(株)<3月28日>
横浜市神奈川区の動物検疫等可能エリアで3温度帯マルチ型物流施設を着工/地上5階建て延床⾯積約9万7,000 ㎡の規模で最大10テナントの入居が可能、2027年1月竣工予定


 新子安特定目的会社から資産管理業務を受託しているCBREインベストメントマネジメント・ジャパン(株) (CBRE IM)とプロジェクトマネジメント業務を受託している東急不動産(株)は3月、横浜市神奈川区で地上5階建て延床⾯積約9万7,000 ㎡(約2万9,345 坪)の3温度帯マルチテナント型物流施設「(仮称)CBRE IM-LOGI’Q新子安」を着⼯した。竣工は2027年1月となる予定だ。
 同施設は、CBRE IMと東急不動産の2社で共同開発を進める次世代物流施設。首都高速神奈川1号横羽線「子安IC」から1.1kmに所在。国道1号(第二京浜)と国道15号(第一京浜)にも近接し、「横浜港」・「羽田空港」と首都圏主要都市を結ぶ物流拠点として、都心部への配送に加え、中広域配送に適する。また、JR と京浜急行の「新子安駅」からも徒歩圏内であり、雇用 確保の面でも優位性がある好立地の物件だ。
 同施設は、畜産物の輸出入検査(動物検疫)および植物検疫を行うことが可能な希少立地であるため、食品等の輸出入品を取り扱う企業からも高い注目を集めている。また、指定検査場所を介することなく直接消費地に輸配送できるため、コストカットだけでなく環境負荷の低減にもつながる。
 同施設は最大10テナントの入居が可能。1 階から3階までは冷凍・冷蔵倉庫、4・5階はドライ倉庫とすることで、3温度帯等の幅広いニーズに対応できる計画となっている。また、自然冷媒方式の冷却設備を採用することで環境負荷を低減するほか、屋上に設置する太陽光発電設備を施設の使用電力として自家消費することで、テナント企業の環境経営を支援することを計画している。冷凍・冷蔵倉庫、ドライ倉庫ともに梁下有効高は5.5m(一部エリアを除く)で、床荷重は1.5t/㎡と汎用性の高いスペックを備える。また、シングルランプウェイ式の車路を採用し、各階にトラックバースを備えることで配送効率の向上を見込んでいる。

※「(仮称)CBRE IM‐LOGI‘Q新子安」の施設概要
所在地:神奈川県横浜市神奈川区恵比須町3-1、他
敷地面積:3万8,733.29㎡(1万1,716.82坪)
延床面積:9万7,007.13㎡(2万9,344.66坪)
構造:鉄⾻造
階数:地上5階建て
着工:2025年3月
竣工:2027年1月(予定)
環境認証(予定):CASBEE A認証

■(株)ニチレイロジグループ本社<3月28日>
タイ子会社がバンコク北部の工業団地に「ナワナコン物流センター」を新設/食品加工企業に対する付加価値の高い保管・輸配送サービスの提供が可能に


 (株)ニチレイロジグループ本社は、タイ子会社SCG Nichirei Logistics Co., Ltd.(SCG Nichirei Logistics)が同国首都バンコクの北部に位置する工業団地に「ナワナコン物流センター」を新設したと発表した。
 SCG Nichirei Logisticsは、首都バンコクの東部に位置する既存の「バンナー物流センター」での保管・輸配送サービスの提供に加え、急速凍結や流通加工などの付加価値サービスを展開している。新設のナワナコン物流センターではバンナー物流センターと同水準の設備を導入しており、食品加工企業が集積するバンコク北部での高付加価値サービスの提供を実現する。輸配送サービスについてもバンコク市内や北部方面への配送効率化を図るとともに、東部と北部を結ぶ拠点間ネットワークの構築を通じ、新たな保管・運送ニーズにも対応していく。

※「ナワナコン物流センター」の施設概要
所在地:60/132 Moo.19 Khlong Nueng Subdistrict Khlong Luang District Pathum Thani Province 12120
設備能力:3万5,100t
接車バース:25基
設備機能:多温度帯保管、急速凍結、解凍、流通加工、移動ラック、太陽光パネル

■西濃運輸(株)<3月28日>
宮城県亘理郡亘理町に「仙台南支店亘理物流倉庫」を開設/住化積水フィルム(株)の専用倉庫として活用


 西濃運輸(株)は、宮城県亘理郡亘理町に「仙台南支店亘理物流倉庫」を開設した。3月からMH機器設置や商品移動などを進めて先行稼働しており、4月の本格稼働にこぎ着けた。同倉庫は仙台南支店の荷主である住化積水フィルム(株)の専用倉庫として活用され、同社サプライチェーンの全体最適化に貢献する。

※仙台南支店亘理物流倉庫の施設概要
所在地:宮城県亘理郡亘理町逢隈高屋字堂田42-3
延床面積:8,126.62㎡(2,458.3坪)(バース 1,435.00㎡〔庇下含む〕、倉庫 6,275.00㎡、事務所 416.62㎡〕

■三菱商事都市開発(株)<3月31日>
Phoenix Property Investors Japan Limitedと共同開発を進めていた物流施設「MCUD・ZIP大阪平野」が竣工/最大2テナントへの分割賃貸が可能、各区画には垂直搬送機1基と荷物用エレベーター1基を完備


 三菱商事都市開発(株)と、香港を拠点とする投資グループPhoenix Property Investors Japan Limitedは、大阪府大阪市平野区加美南で開発計画を進めていた物流施設「MCUD・ZIP大阪平野」が3月31日に竣工したと発表した。
 同施設は、大阪市内陸に位置し、近畿自動車道「八尾IC」まで約2.0kmと近畿圏広域の交通利便性に優れ、関西圏の最大消費地である大阪都心区への近接性・配送利便性が高い。JRの「百済貨物ターミナル駅」から約4.5kmとモーダルシフトの観点からも優位性がある。最寄り駅であるJR関西本線「加美駅」、JRおおさか東線「新加美駅」の2駅から徒歩圏で周辺人口も多く、雇用確保の面でも恵まれた環境に所在している。
 同施設は最大2テナントへの分割賃貸が可能。各区画には垂直搬送機1基と荷物用エレベーター1基を完備している。柱スパンを11m以上確保し、柔軟な倉庫内レイアウトに対応する汎用性の高い仕様とした。エントランスには地域の特性や歴史を反映するため、周辺に多く建ち並ぶ「町工場」をイメージしたデザインや、建設前の事前調査で発見された遺跡に着想を得た「地層」をモチーフとしたデザインも区画ごとに採り入れられている。
 環境面では、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」のAランク認証や建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」の最高ランク、「ZEB」認証を取得している。屋根上には太陽光発電設備を設置し、一部の照明や電力を賄うことで施設内設備の省エネ化と環境負荷軽減を実現する。

※「MCUD・ZIP大阪平野」の施設概要
所在地:大阪府大阪市平野区加美南3-59他
敷地面積:9,617.07㎡ (2,909.16坪)
延床面積:19,706.78㎡ (5,961.30坪)
構造・規模:鉄骨造+鉄筋コンクリート造、地上4階建て

■SBSフレック(株)<3月31日>
茨城県稲敷郡に物流拠点「阿見低温物流センター」を開設/商品特性に沿った細やかな温度帯設定が可能、独自輸送網とネットワークで全国規模のサプライチェーンをカバー


 SBSフレック(株)は、延床面積約 2,500 坪の物流拠点「阿見低温物流センター」 (茨城県稲敷郡)を4月1日にオープンする。
 同施設は、首都圏中央連絡自動車道「阿見東IC」から約2kmと至近にあり、「大洗港」・「常陸那珂港」からの所要時間は約1時間と物流の利便性が高い。 商品特性に沿った細やかな温度帯設定が可能で、厳密な温度管理・鮮度管理を必要とする商品のニーズにも対応できる。また同社独自の全国輸送網と各地域を網羅した輸配送ネットワークにより、関東一円のみならず全国規模のサプライチェーンもカバーする事が可能だ。大型太陽光発電設備も導入されており、CO2 排出量削減にも貢献できる施設となっている。

※「阿見低温物流センター」の施設概要
所在地:茨城県稲敷郡阿見町星の里6-1
延床面積:2,546坪(8,403m2)
建物概要:鉄骨造3階建て
有効天井高:5.4m~6m
床荷重:1.6t/㎡

■TC神鋼不動産(株)<4月1日>
三重県鈴鹿市でBOX型物流施設「AS-LOGI鈴鹿」建設に着手/中部圏で手掛ける同社初の物流施設、2026年3月竣工予定


 TC神鋼不動産(株)は4月、 三重県鈴鹿市で「AS-LOGI」シリーズ第6弾となる物流施設「AS-LOGI鈴鹿」の建設に着手する。同施設は、同社が中部圏で手掛ける初めての物流施設。延床面積約1万960㎡、地上2 階建てのBOX型物流施設で、2026年3月での竣工を予定している。
同施設は、東名阪自動車道「鈴鹿IC」まで約2.3km、新名神高速道「鈴鹿PA SIC」まで約7.3kmの距離にあり、名古屋市内や四日市・桑名方面に加え、松阪・津市への小口配送に適した立地となっている。また、新名神高速・名阪国道等の複数ルートから大阪方面への広域集配拠点として期待される。ハザードマップの浸水想定区域に該当しないため、BCP面でも優位性がある。
同施設は、トラックバースとトラック待機場と一般駐車場を備える。床荷重は1.5t/㎡で、梁下有効高は5.5mを確保しており、汎用性が高い。荷物用エレベーターおよび垂直搬送機を2基ずつ設けることで、上下階の荷物の搬送にも十分な能力を確保する。45ftウィングトレーラーのバースでの開閉を可能とするため、一部バースについては奥行14.8mを確保する計画となっている。
敷地内トラック通路は一方通行とする計画。トラック同士の干渉や混雑のリスク低減を図る。さらに10tトラック待機場と45ftトレーラー待機場をそれぞれ3台分確保する計画で、安全かつ効率的な物流オペレーションの実現を支える。
環境面では、全館LED照明や節水型衛生器具を採用。48時間稼働の非常用発電機を設置し、停電時の事業継続もサポートする。倉庫内での作業用空調新設を想定し、キュービクルについても十分な電気容量を確保する。
同施設から徒歩圏内にドラッグストアやコンビニが位置しており、従業員の働きやすい環境 が整っている。建屋内には快適な就業環境向上のため、ドライバー用トイレや休憩コーナーを設ける計画となっている。

※「 AS-LOGI鈴鹿」の施設概要
所在地:鈴鹿市伊船町字北上ノ割2020-20
敷地面積:12,078.01㎡(3,653.59坪)
延床面積:10,960.68㎡(3,315.60 坪)
構造・階数:S造 2階建てBOX型
着工:2025年4月
竣工:2026年3月(予定)

■霞ヶ関キャピタル(株)<4月1日>
埼玉県越谷市で冷凍自動倉庫「LOGI FLAG TECH 越谷Ⅰ」建設に着手/冷凍庫内の入出庫自動化で過酷な就労環境の改善に貢献、約1万パレットの収容能力を確保


 霞ヶ関キャピタル(株)は、アセットマネジメント業務を受託している冷凍自動倉庫「LOGI FLAG TECH 越谷Ⅰ」の建設に着手した。同施設は自動ラックを用いて冷凍庫内の荷物の入出庫を自動化するもので、物流業界の慢性的な問題である労働力不足と冷凍倉庫の過酷な就労環境の改善に貢献する。
 同施設は越谷市流通団地内に位置し、国道 4号線のアクセスも良好であり、東京外環自動車道「草加IC」から約6.8km、常磐道「三郷IC」から約10.7km、東北自動車道「浦和IC」から約11.2kmと関東圏の交通における大動脈となる道路が至近にありで、高い交通利便性を有する 。配送面では、都心まで 25km 圏内のアクセスの良さに加え、道路の混雑状況に応じて配送ルートを選択できる立地である事から、首都圏・大型消費地への効率的な輸送に最適な拠点と言える。
 同施設の倉庫部分は 2 層構造の立体式で、1 層目は両面バースで効率の高い作業が行える荷捌きエリア(+5℃帯)、2層目は天井吹き抜け高さ25mの空間内に自動ラックを設置する冷凍保管エリア(−25℃帯)となっており、スタッフは日常的な作業で冷凍保管エリアに立ち入る必要性がない。冷凍保管エリア内の収容能力は約1万パレットで、高効率な保管を実現する。
 同施設では2030年のフロン規制を見据えて自然冷媒を用いた冷却機を採用。屋根には太陽光発電パネルを敷設し、再生可能エネルギーを用いた電力供給が行える施設とする計画だ。

※「 LOGI FLAG TECH 越谷Ⅰ」の施設概要
所在地:埼玉県越谷市流通団地2-1-5
敷地面積:6,852.49 ㎡(2,072.87坪)
延床面積:1万4,361.81㎡(4,344.44坪)
建物構造:鉄骨造3階建て
収容能力: 約1万パレット
竣工予定:2027 年 5月

■トナミ運輸(株)<4月1日>
旧「奈良営業所」と「奈良第2流通センター」を移転して「新奈良事業所」を開設/特別積合せ事業とロジスティクス事業における関西地区の物流機能の拡充・強化、物流サービス向上を図る


 トナミ運輸(株)は、特別積合せ事業およびロジスティクス事業の更なる成長を目指し、物流拠点を新設した。
トナミグループは第 23 次中期経営計画の重点戦略である「収益成長事業への積極投資」および「事業・業容の拡大」の一環として、現在のトナミ運輸(株)奈良営業所および奈良第2流通センターを移転し、新たに「新奈良事業所」を開設したもの。新事業所の開設により、特別積合せ事業およびロジスティクス事業における関西地区の物流機能の拡充・強化に加え、物流サービスのさらなる向上が図れる見込みだ。
 新施設は効率性と快適性を兼ね備えた物流施設で、1 階には特積み事業所および倉庫荷捌場を配置し、2 階には広々とした倉庫を併設。スムーズな物流オペレーションと効率的な保管・管理が可能となっている。管理棟は従業員の快適な労働環境を重視。2 階に食堂・休憩室や女性専用のシャワー室、ロッカー室を完備。3 階には仮眠室や浴室・シャワー室、洗面・洗濯室を設置し、ドライバーや女性従業員が安心して利用できる環境を整えた。
 環境負荷低減にも積極的に取り組み、屋上には自家消費型太陽光発電設備を設置。新施設の電力使用量を賄うほか、余剰電力の託送によりトナミ運輸・大阪中央支店の電力使用量の一部も再生可能エネルギーで賄うことで脱炭素化を推進する。
 新施設は西名阪自動車道「郡山 IC」から約 5km と、関西圏へのアクセス性に優れる。また、特積み事業所と倉庫施設を併設した複合型物流施設であるため、関西圏や中京エリアへのスムーズな輸送はもちろん、全国配送にも対応可能な体制を整えており、トナミグループの広範なネットワークを活かした「戦略的物流拠点」と位置づけられている。

※「 新奈良事業所」の施設概要
所在地:奈良県天理市庵治町670-1
敷地面積:3万3,652 m2(1万179 坪)
延床面積:2万219 m2(6,116 坪)
建物構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
設備:貨物エレベーター 2基、垂直搬送機 2基、トラックバース 集配車 28 台 運行車 33 台、洗車場、自家用給油施設、非常用発電設備、太陽光発電(自家発電用)
事業開始:2025 年 5 月 7 日

■東急不動産(株)<4月1日>
冷凍冷蔵倉庫開発事業を積極拡大、 広島市と柏市で新規2物件に参画/「西淀川コールドセンター」は満床竣工予定 、「LOGI FLAG TECH 名古屋みなとⅠ」「LOGI FLAG TECH 大阪南港Ⅰ」 「(仮称)CBRE IM-LOGI’Q 新子安」の3物件も着工


 東急不動産(株)は、2024年に本格参入した冷凍冷蔵倉庫事業で新たに広島県広島市と千葉県柏市の冷凍冷蔵倉庫開発事業に参画した。また、かねてから開発計画を進めていた「LOGI FLAG TECH 名古屋みなと 」「LOGI FLAG TECH 大阪南港 」「(仮称) CBRE IM LOGI’Q 新子安」の3物件が着工に至ったこと、「西淀川コールドセンター」が4月に満床竣工予定であることも明らかにしている。
 今回新たに参画する2物件を含め、同社が関与する冷凍冷蔵倉庫は計6物件になった。冷凍・冷蔵品 を一時保管する倉庫は、共働き世帯の増加やネットスーパーの普及、ふるさと納税制度の利用拡大などによる冷凍食品の消費量増加に加え、フロンガス規制による老朽冷凍冷蔵倉庫の建て替えなどを背景に需要拡大が見込まれている。西淀川コールドセンターも竣工前に満床稼働の見通しで、今回着工する「(仮称)CBRE IM-LOGI’Q 新子安」もすでに多くの引き合いが寄せられているという。
 同社は今後も積極的に冷凍冷蔵倉庫事業を拡大する。また、「LOGI’Q」シリーズ物件では屋上に太陽光パネルを設置し、施設の使用電力として自家消費することで、冷凍冷蔵倉庫の脱炭素化のほか、テナント企業の環境経営に貢献する考えだ。

※「(仮称)LOGI‘Q広島」の施設概要
所在地:広島県広島市中区江波沖町1588-14
敷地面積:3万1,020 ㎡(9,383 坪)
延床面積:7万8,118 ㎡(2万3,630 坪)
着工時期:2026 年5月(予定)
竣工時期:2028 年1月(予定)
環境認証:CASBEE A認証(予定)

※「(仮称)柏冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクト」の概要
所在地:千葉県柏市新十余二8-1
敷地面積:5,965 ㎡(1,804 坪)
延床面積:1万2,382 ㎡(3,745 坪)
着工時期:2025 年度(予定)
竣工時期:2027 年度(予定)
環境認証:CASBEE A認証(予定)

■アサヒロジスティクス(株)<4月1日>
アサヒフレッシュロジ(株)が「狭山センター」と「取手センター」の移転・新築工事を開始/大手コンビニ向け食品の物流需要増加対応で拠点を再編成、高効率な業務環境を整備


 アサヒロジスティクス(株)は、グループのアサヒ フレッシュロジ(株)が4 月 1 日に「狭山センター」(埼玉県狭山市)と「取手センター」(茨城県守谷市)の移転・新築工事を開始したと発表した。
 両センターとも大手コンビニエンスストア向け食品の仕分け、ならびに店舗への配送を行う専用センター。開設時から取扱荷量増加で増改築を繰り返してきたが、施設や駐車場の分散で非効率性が高まったことに加え、施設老朽化に伴う修理修繕のコストやエネルギー消費量が時間の経過とともに増加し、経営課題となっていた。今回の移転・新築工事はこの課題に対応するもので、施設や駐車場を統合するほか、導入する作業機器についてもその都度最新製品を検討し、有効性のある機器の積極採用を進める。

※「(仮称)アサヒフレッシュロジ株式会社 狭山センター」
所在地:埼玉県狭山市大字下広瀬字西野7338-1他7筆
着工日:2025年4月1日
竣工日:2026年1月末(予定)
開設日:2026年2月(予定)
構造:鉄骨造 倉庫平屋 事務所2階建て
敷地面積:8,471.88㎡(2,562.73坪)
延床面積:4,416.05㎡(1,335.85坪)
その他設備:門型洗車機、大型容器洗浄機
取扱温度帯:冷蔵

※「(仮称)アサヒフレッシュロジ株式会社 狭山センター」
所在地:茨城県守谷市百合ヶ丘1丁目字並木2399-1
着工日:2025年4月1日
竣工日:2026年1月末(予定)
開設日:2026年2月(予定)
構造:鉄骨造 倉庫平屋 事務所2階建て
敷地面積:9,897.24㎡(2,2,993.92坪)
延床面積:4,409.98㎡(1,334.02坪)
その他設備:自家スタンド、門型洗車機、大型容器洗浄機
取扱温度帯:冷蔵、米飯庫

■センコー(株)、関越センコーロジ(株)<4月2日>
関越エリアに「高崎第2物流センター」を開設/倉庫・車両の一体化拠点として周辺拠点と連携、群馬県内や北関東・信越地区のネットワーク強化へ


 センコー(株)と関越センコーロジ(株)は4月2日、「高崎第2物流センター」(群馬県佐波郡)を開設した。
新センターは、群馬県内の自社倉庫が満床で推移していることに伴い、顧客のさらなるニーズに対応するために開設したもの。群馬県下最大の経済圏である高崎地区に位置し、関越自動車道の「高崎玉村SIC」 から 1km と 至近であり、上信越自動車道、北関東自動車道へのアクセスも良好だ。新センターの運営は、群馬県内を中心に事業を展開する関越センコーロジが行う。倉庫・車両の一体化拠点として周辺拠点と連携し、群馬県内や北関東・信越地区の配送ネットワーク強化を図る。

※「高崎第2物流センター」の施設概要
所在地:群馬県佐波郡玉村町大字板井1561番
建物構造:鉄骨平屋ALC 地上2階建て
敷地面積:14563.7 ㎡
延床面積:16718.5 ㎡
形態:賃借倉庫

■三井不動産(株)<4月2日>
埼玉県三郷市でTC型物流施設「MFLP三郷」の建設に着手/東京都内および関東一円への配送拠点に最適な立地、ワンフロア最大約1万1,300㎡として最大4区分まで分割可能


 三井不動産(株)は、埼玉県三郷市にて「三井不動産ロジスティクスパーク三郷(MFLP三郷)」の建設に着手した。竣工は2026年 10月末となる予定だ。
 同施設は、関東近郊をつなぐ外環自動車道と都心をつなぐ常磐自動車道の結節点である三郷エリアに位置し、埼玉県三郷市にて進められている三郷北部土地区画整理事業地内にある。外環自動車道「外環三郷西IC」から約2kmとインターチェンジに近接しており、東京都内と関東近郊を結ぶ広域物流拠点となり、都内配送のみならず関東一円の広域配送にも適した物流最適地に位置する。
 同施設は、最寄りバス停から徒歩3分でアクセスが可能なうえ、従業員駐車場も約130台分を用意。従業員の通勤利便性が高く、遠方からの雇用確保も見込めるという。
 同施設は、敷地面積約2万405㎡、総延床面積約4万6,820㎡、地上4階建てでスロープ方式を採用している。ワンフロアの面積を最大約1万1,300㎡とし、最大4区画まで分割可能。梁下有効天井高5.5m、床の積載荷重1.5t/㎡とし、汎用性を確保。45ftコンテナ車両等の大型車両にも対応可能なトラックバースや、TC型物流施設に必須のトラック待機場も備える。近年の倉庫内自動化に対応するため、電気容量は30VA/㎡を確保。テナント企業の空調やMH機器の導入など柔軟に対応ができる最新の倉庫環境を整備する。
 施設従業員の就労環境向上のため、リフレッシュのためのラウンジ設置やWi-Fiの提供、24時間対応可能な無人コンビニの設置などを予定している。また、ドライバー専用の休憩スペースを設け、2024年問題への対応も図る。
 BCP面では、最大規模の降雨量による近隣4河川(利根川、江戸川、中川・綾瀬川、荒川)の氾濫に備え、主要設備の嵩上げ対策を実施する。
 環境面では、屋上の屋根全面に太陽光パネルを設置するほか、再エネ電力供給、屋内照明のLED化などで省エネを推進。「DBJ Green Building」認証と最高ランクの「ZEB」認証を取得する予定だ。

※「MFLP三郷」の施設概要
所在地:埼玉県三郷市彦糸2丁目、彦音2丁目、彦成2丁目
敷地面積:約2万405㎡
延床面積:約4万6,820㎡
規模・構造:地上4階建て・S造
着工:2025年4月1日
竣工:2026年10月末(予定)

※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
 注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。

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