ラサール不動産投資顧問(株)が東京都江東区で建設を進めていたBTS型物流施設「AVC SQUARE」が竣工した。
同施設は、東京湾岸エリア、江東区東雲に位置し、首都圏中心部への配送に適するほか、首都高速湾岸線「有明IC」まで約2kmと、高速道路網を利用した関東全域への配送拠点としても利用できる立地。「羽田空港」、「東京港」、「横浜港」を経由した、空輸・海上輸送ルートへのアクセス利便性が高いほか、東京臨海高速鉄道(りんかい線)「東雲駅」から徒歩約5分と近く、その周辺には居住エリアが広がっていることから、通勤面での利便性も高い。
同施設は地上4階建て、延床面積1万3,885.32㎡のボックス型の最新型物流施設として開発された。1階に2面接車可能なトラックバースを備え、倉庫の梁下有効高さも5.5m以上を確保するなど、テナント企業にとっても利用しやすい。
設備面では、LED照明や節水型衛生器具を設置することで環境負荷低減にも配慮しており、CASBEE-建築(新築)のSランクおよびZEB-Readyの認証も取得済みだという。
なお、同施設は、(株)AVCホールディングスが本社機能を備えた専用施設として利用することが決定している。
※「AVC SQUARE」の施設概要
所在地:東京都江東区東雲2-9-12
敷地面積:6,217.17㎡
延床面積:1万3,885.32㎡
構造:鉄骨造、地上 4階建て
用途:BTS型物流施設
着工:2023年10月1日
竣工:2024年11月29日