2025年– date –
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日本通運(株)⇒北海道苫小牧市の新たな危険物対応物流拠点「NX苫小牧危険物ロジパーク」が稼働開始
日本通運(株)は、多温度帯管理機能を備えた北海道苫小牧市の新物流拠点「NX苫小牧危険物ロジパーク」が稼働開始したと発表した。同社は、半導体関連産業の集積が進む北海道で化学品や高圧ガスなどの危険物を安全かつ適正に保管・管理する体制を整える。 同施設は、定温危険物倉庫と建設中の多温度帯危険物倉庫の2棟で構成され、今後は高圧ガス倉庫やコンテナヤードの拡充も予定。消防法や高圧ガス保安法に準拠した設計で、先端産業の原材料供給を支える。 苫小牧市は「苫小牧港」と「新千歳空港」という“ダブ... -
日本梱包運輸倉庫(株)⇒三重県鈴鹿市に「鈴鹿センター営業所国府第一倉庫」が竣工/最先端物流技術を導入したBCP対応型の物流拠点、電化対応の拠点整備
日本梱包運輸倉庫(株)は、三重県鈴鹿市で新倉庫「鈴鹿センター営業所 国府第一倉庫」の竣工式を実施した。延床面積は約1万6,456㎡で、鉄骨造4階建て。今後、自動車関連産業の電動化ニーズに対応した物流体制の強化を図る。 新倉庫は、自動車部品などを生産ラインに即応供給するDCC(Delivery Control Center)機能を備える中継拠点として在庫管理や配送管理のシステム化を推進。高効率な作業場運営を目指すほか、電動化に伴う物流需要の高まりを受け、事業拡大を見据える。 立地は鈴鹿ICから約9.7km、国道23号... -
■物流施設 投資関連情報2025版<7.3~7.9>
<2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報> ■日本GLP(株) <7月3日>千葉県八千代市で先進的マルチテナント型物流施設「GLP 八千代Ⅵ」を着工/首都圏の広域配送にも適した好立地、柔軟な小区画割りにも対応 日本GLP(株)は、千葉県八千代市で延床面積約5万㎡の先進的物流施設「GLP 八千代Ⅵ」を着工し、2026年12月末竣工予定であると発表した。 同施設の建設地は、吉橋工業団地内の一角に位置し、東関東自動車道や国道16号、京葉道路に囲まれた交通利便性の高い地域。東京港、成田... -
迫る2026年、物流現場(倉庫)が問われる責任とは㉕サプライチェーン全体最適化を図るためのエッセンス
船井総研ロジ株式会社ロジスティクスコンサルティング部 チームリーダー井上 真希 2026年4月「物流効率化法」が本格適用され、特定荷主に対する法的な責任と取り組みが義務化されます。荷主企業は法対応への「遅れ」が経営リスクに直結する可能性が高く、その危機感は各社で浸透しつつある一方、実際のアクションにはばらつきがあるのが実情です。本稿では物流効率化法対応に向け、荷主企業が求められる変革と物流現場の根幹である庫内オペレーションに着目し、荷主企業が管理すべきことお伝えします。 物流効率... -
物流・ロジスティクス関連ニュース・トピックス(2025年7月1日~7月7日)
物流・ロジスティクスに関連する(2025年7月1日~7月7日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■日雑卸・共同配送/(株)PALTAC、(株)あらた⇒持続可能な流通インフラの「共創」目指して物流で協働、第1弾となる共同配送をスタート/7月から西関東エリアで実施、出荷拠点の見直しや配送距離を最適化したルート設計で実現 ■化学・共同配送/DICグラフィックス(株)、東洋インキ(株)、サカタインクス(株)⇒印刷インキメーカー3社が11月から首都圏での共同配送を開始/「物流2024年問題」背景とした物流の効率化と社会課... -
<連続特別企画>物流企業における雇用戦略・人材育成の最前線①山九(株)人事企画担当部長 松本靖氏/物流企画部事業管理グループ事業管理担当マネージャーの鷲尾知彦氏
<連続特別企画>物流企業における雇用戦略・人材育成の最前線①職種・階層別に設定した独自教育プログラムで戦力を強化社員に寄り添う取り組みと工夫でモチベーションアップ山九(株) ドライバー不足に起因する物流2024年問題が広く認知されているが、物流企業においてはバックオフィスやフロントオフィスを担う中核的人材の確保も年々厳しさを増している。新卒採用を優位に進めるために広告・宣伝を強化し、イメージアップを図る動きも目立つ。また、業務ノウハウの継承や人材流出防止の観点から働き方改革を自... -
西濃運輸(株)⇒「横浜支店」を移管した新ターミナルがオープン、7月14日から業務開始/ロジスティクスと輸配送を融合した次世代型物流拠点が誕生
西濃運輸(株)は、旧横浜支店の跡地である神奈川県横浜市都筑区に建設していた新ターミナルが完成し、建て替えのため一時移転していた「横浜支店」を新ターミナルに移管し、横浜支店としてオープンした。7月8日に竣工式を行い、7月14日から新ターミナルでの業務を開始する。 新ターミナルは、従来のトラックターミナル機能に加え、倉庫保管・在庫管理・流通加工などのロジスティクス機能を融合した「ロジ・トランス一体型」の物流拠点。延床面積は、従来の約8,000㎡から約2万8,000㎡へと、約3.5倍に拡張されてい... -
アマゾンジャパン(同)、三菱地所(株)⇒名古屋市に物流拠点を新設、8月に稼働開始/Amazon西日本最大の拠点、国内最大規模の地中熱空調やAmazonとして世界初となる壁面太陽光発電を導入
アマゾンジャパン(同)と三菱地所(株)は今夏、愛知県名古屋市にAmazonの物流拠点(FC)を新設する。 同拠点は、三菱地所の物流施設「ロジクロス名古屋みなと」をAmazon専用に設計したもので、稼働開始は8月の予定だ。延床面積は約12万5,000㎡、商品保管容量は約137万立方フィートで、西日本で最大のFCになるとしている。 同拠点では、Amazonと三菱地所が協働し、地中熱空調システムや壁面設置の太陽光発電設備など、より持続可能な施設運営のための技術を導入する。これにより、施設の運営に係る温室効果ガスの... -
センコー(株)⇒京都府長岡京市で物流拠点「京都PDセンター」を開設/京都市中心部まで30分でアクセス可能、関西での配送網強化へ
センコー(株)と京都センコー運輸(株)は6月30日、京都府長岡京市で物流拠点「京都PDセンター」の竣工式を行った。京都エリアには「京都長岡営業所」(平成5年開設)と「京都八幡営業所」(平成30年開設)の2つの拠点があり、今回開設した新拠点は同エリアで三つ目の拠点になるとしている。 新拠点は国道171号線に隣接し、名神高速道路・京滋バイパス「大山崎IC」から3.5km、JR「長岡京駅」から1.8kmの好立地で、京都市中心部まで30分でアクセス可能。大阪、滋賀、奈良へも1時間圏内と、関西全域の配送をカバー... -
カバー(株)⇒複数の拠点を集約する新物流センターの運用を開始/トランスコスモス(株)の協力で実施、SCM全体の効率化と品質管理強化を実現
カバー(株)は6月23日、トランスコスモス(株)の協力のもと、自社運用複数倉庫拠点を集約する新たな物流センターの本格運用を開始した。 同社はVTuber関連事業を展開しており、主力事業の一つに所属VTuberのグッズ販売を行うマーチャンダイジング分野のサービスがある。今回の物流拠点再編については、VTuberの人気拡大に伴うグッズ取扱量の増加や、多様化するニーズに対応するための重要な転換点となると認識。物流機能をトランスコスモスの物流センターに集約することで、在庫管理や入出荷オペレーションの柔軟... -
日本通運(株)⇒京都府伏見区で新倉庫「NXLF伏見横大路」を着工 /5階建てのマルチテナント型物流施設、敷地内には危険物倉庫も併設予定
日本通運(株)は、京都市伏見区において新倉庫「NXLF伏見横大路」の建設に着手した。 同施設は、京都中心部に近接し、名神高速道路・第二京阪道路・新名神高速道路(開通予定)へのアクセスに優れる。「京都南IC」「伏見IC」「巨椋池IC」からの利便性も高く、関西広域への配送拠点として最適な立地だという。 同施設は5階建てのマルチテナント型物流施設で、延床面積は6万9,921㎡、敷地面積は約2万5,290㎡となっている。1階と3階には、車両の乗入れが可能なスロープや低床・高床バース、梁下有効5.5mの高効率設... -
TC神鋼不動産(株)⇒尾坂不泉佐野市で建設を進めていた物流施設「AS-LOGI りんくう」が竣工/延床面積約1万㎡超の5階建てBOX型、上下階の荷物搬送でも十分な能力を確保
TC神鋼不動産(株)は、物流施設竣工第4号物件となる「AS-LOGI りんくう」が6月30日に竣工したと発表した。同施設は、1階にバースを設けたBOX型の物流施設で、延床面積は1万581.13㎡。すでに(株)ロジクエスト の入居が決定している。 ○立地特性同施設は「りんくうタウン」に位置しており、関西国際空港島中心部までおおむね8km、阪神高速4号湾岸線「泉佐野南IC」まで約450mの距離にあり、関空税関支署管轄の保税地域であることから航空貨物を取り扱う広域集配拠点として期待されている。最寄り駅のJR関西空港線/南... -
日栄インテック(株)⇒岡山県岡山市に新たな物流拠点「岡山ロジスティクスセンター」を開設、6月23日に稼働開始/中国地方における物流サービスの向上図る、引取サービスにも対応
日栄インテック(株)は、岡山県岡山市に配管支持金具の新たな物流拠点「岡山ロジスティクスセンター」を開設し、6月23日に稼働開始させたと発表した。 同社はこれまで、中国地方への物流配送は四国・関西から行ってきた。近年、中国地方の建築資材需要は拡大しており、より充実したサービスを求める顧客ニーズに対応するため、今回新たな配送・引取拠点を岡山に設けることにしたもの。新拠点では、岡山県下に特化した営業配送および引き取りにも対応し、地域密着サービスを展開する。 同社は現在、配管支持金具... -
ダイセーエブリー二十四(株)⇒関東エリア戦略の新拠点「五霞ハブセンター」を開設/圏央道ネットワーク強化の第一歩、環境配慮と災害対応を両立
ダイセーエブリー二十四(株)は、関東における物流ネットワークの再構築と強化のため、茨城県五霞町に新たな物流拠点「五霞ハブセンター」を開設し、8月5日に稼働させる予定だと発表した。新拠点は、従来の「幸手ハブセンター」と「埼玉ハブセンター」の機能を統合・集約したもので、物流オペレーションの効率化とサービス品質の向上を企図したもの。今後の関東展開の起点として、同社事業の成長を支える重要拠点と位置付けられている。 同社は、関東一円の安定供給を支えるため、圏央道を中心とした自社便と共... -
■物流施設 投資関連情報2025版<6.25~7.2>
<2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報> ■カバー(株) <6月25日>複数の拠点を集約する新物流センターの運用を開始/トランスコスモス(株)の協力で実施、SCM全体の効率化と品質管理強化を実現 カバー(株)は6月23日、トランスコスモス(株)の協力のもと、自社運用複数倉庫拠点を集約する新たな物流センターの本格運用を開始した。 同社はVTuber関連事業を展開しており、主力事業の一つに所属VTuberのグッズ販売を行うマーチャンダイジング分野のサービスがある。今回の物流拠点...