2024年– date –
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ロジスティード中部(株)⇒名古屋市で建て替え工事を進めていた「熱田物流センター」が竣工・稼働/好立地を活かした効率的な物流サービスの提供へ
ロジスティード(株)のグループ会社、ロジスティード中部(株)が愛知県名古屋市で建て替え工事を進めていた物流施設「熱田物流センター」が竣工し、7月12日に稼働した。 同施設は主要道路へのアクセスが容易で、名古屋中心部まで5km圏内、名古屋港まで約18kmの好立地に位置しており、荷主企業の多様な物流ニーズに対応できる多目的汎用物流センター。太陽光発電、LED照明、EV充電設備などを導入しており、環境負荷の小さな物流サービスの提供に向け、同社では温室効果ガスの削減とエネルギー利用の効率化にも取... -
サッポログループ物流(株)⇒「サッポロビール千葉工場」の隣接地に「京葉湾岸物流センター」を新設/輸配送に関わる作業を年間約2万時間削減、トラックドライバーと倉庫作業員の負担を軽減
サッポロホールディングス(株)のグループ企業、サッポログループ物流(株)は、持続可能な物流体制の維持や構築に向け、「サッポロビール千葉工場」の隣接地に「京葉湾岸物流センター」を新設する。これに伴い、現在、ワインや洋酒などの保管・出荷作業を担っている既存の「京葉物流センター」(以下、旧物流センター)でのすべての業務を新倉庫に移管し、8月19日から出荷を開始する予定だ。 現状、ワインや洋酒などの製品とビール製品のトラックへの積み込みを旧物流センターとビール工場の2拠点で行ってい... -
三井不動産(株)⇒「三井不動産ロジスティクスパーク」新事業戦略を策定、国内新規開発8物件を発表/施設開発は国内外計75物件、総延床面積約600万㎡に、累計総投資額は約1兆2,000億円に拡大
三井不動産(株)は、4月に公表した新グループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」のもと、今後のロジスティクス事業における新事業戦略を策定するとともに、これまでの開発・運営施設67物件に加え、新たに国内8物件の施設開発が決定したと発表した。 新規開発施設は、物流施設が6物件、データセンター(DC)が2物件といった内訳。物流施設は「三井不動産ロジスティクスパーク横浜新子安」(MFLP横浜新子安)、「三井不動産ロジスティクスパーク京都八幡Ⅰ」(MFLP京都八幡Ⅰ)、「三井不動産ロジスティクスパー... -
NIPPON EXPRESSホールディングス(株)⇒NXエンジニアリングベトナム(有)がベトナム北部で「ハイフォン・ロジスティクスセンター」を着工/総倉庫面積約2万3,500㎡の規模で温湿度管理にも対応
NIPPON EXPRESSホールディングス(株)のグループ会社、NXエンジニアリングベトナム(有)は、ベトナム・ハイフォン市の物流施設「ハイフォン・ロジスティクスセンター」の第2期センターの建設に着手した。 ベトナム北部ハイフォン市とその近郊には、工業団地が多く、日系企業のほか多くの外資系製造業が進出している。アジア圏内外への物流アクセスに優れる国際深水港もあり、ベトナム北部の玄関口としての役割を果たしていることから、物流拠点の立地に適する。 同施設は、2015年に第1期センターが稼働開始して... -
■物流施設 投資関連情報2024版<7.11~7.17>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■ANAファシリティーズ(株)<7月11日>名古屋市港区で建設を進めていた物流施設「エルオージェイ1」が竣工/アセットマネジメント事業進出の第1号物件、7月1日から賃貸開始 ANAファシリティーズ(株)は、愛知県名古屋市港区野跡で建設を進めていた物流施設「エルオージェイ1」が6月末に竣工したと発表した。同施設は、同社のアセットマネジメント事業第1号物件。7月1日から賃貸を開始し、自家用倉庫として順次稼働する予定だ。 同施設は、名古屋臨海高速鉄道... -
(株)T2、佐川急便(株)、セイノーホールディングス(株)⇒日本初、レベル4自動運転トラック幹線輸送の公道実証を実施/2024年10月~2025年6月の期間、東京・大阪間の高速道路一部区間で
(株) T2、佐川急便(株)、セイノーホールディンス(株)(以下、セイノーHD)の3社は、2024年10月から2025年6月にかけて、T2が開発した自動運転トラックを用いた幹線輸送の実証実験を、東京・大阪間の高速道路一部区間で実施する。 昨今、トラックドライバーの労働時間見直しに伴うトラック輸送能力の低下が社会課題(物流2024年問題)となっており、国の試算では、2030年に34.1%の輸送能力が不足するとされる。こうしたなか、持続可能な物流の実現に向け、陸送を長距離フェリーや鉄道に置き換えるモーダル... -
ニューストピックス(2024年7月9日~7月15日)
物流に関連する(2024年7月9日~7月15日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■SC・団体/経産省、GS1 Japan、(公財)流通経済研究所⇒「製・配・販連携協議会」の総会・フォーラムを開催/日用品物流標準化WGの取組がサプライチェーンイノベーション大賞に ■物流不動産・戦略/三井不動産(株)⇒新グループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」のもと「三井不動産ロジスティクスパーク」新事業戦略を策定/国内新規8物件、国内外開発施設75物件、延床面積約600万㎡、累計総投資額約1兆2,000億円に事業拡大 ■自動運転... -
日本通運(株)⇒兵庫県尼崎市に「NX尼崎港危険物倉庫」を新設/危険物第1~6全類に対応可能な2,535㎡の新倉庫でワンストップサービスを提供
日本通運(株)は、兵庫県尼崎市に新倉庫「NX尼崎港危険物倉庫」を開設し、12月中旬に稼働開始する予定だと発表した。 兵庫県尼崎市は、日本有数の工業地帯である阪神工業地帯の一角をなし、金属・機械・化学メーカーをはじめとした、多くの企業が集積している。今回新設する危険物倉庫は、阪神高速5号湾岸線「尼崎東海岸IC」から550m、阪神工業地帯の中心部の大阪市と兵庫県の境に位置し、大阪港・神戸港から約30分とアクセスも良好で、阪神工業地帯の主要物流拠点としても優位性がある。 危険物倉庫は「第4類... -
(株)ニチレイロジグループ本社⇒ベトナム子会社NTBAの物流センターが稼働/タイ、マレーシアに続く、アセアン地域では3カ国目での事業展開
(株)ニチレイロジグループ本社は、ベトナム子会社であるNichirei TBA Logistics Vietnam LLC(NTBA)が、ベトナムのロンアン省に所在するロンハウ工業団地内に設置した物流センターを稼働させたと発表した。同センターの稼働により、ニチレイロジグループ本社の事業展開は、タイ、マレーシアに続き、アセアン地域では3カ国目になったとしている。 同センターは、ホーチミンエリアにおいて最大の規模となるカトライ港と、リーファーコンテナの取扱いの増加が期待されるヒエップフック港の両主要港からアクセ... -
西日本鉄道(株)⇒千葉県習志野市の「関東ロジスティクスセンター」が営業開始/同社国内最大規模のロジスティクス拠点、国内外を結ぶ高付加価値拠点としての機能を担う
西日本鉄道(株)は7月1日、千葉県習志野市に設置した「関東ロジスティクスセンター」の営業を開始した。同施設は、同社の国内最大規模のロジスティクス拠点で、同社物流事業におけるフラッグシップ。 同センターの稼働により、航空、海上、国内輸送、倉庫といったサービスを一括して提供できる体制が整ったことから、これまで以上に顧客のサプライチェーン最適化に貢献できると同社ではしている。 同施設は、羽田空港や成田空港、横浜港、東京港といった主要港や鉄道貨物ターミナルから40km圏内と、航空・海上輸... -
■物流施設 投資関連情報2024版<7.4~7.10>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■日本通運(株)<7月4日>兵庫県尼崎市に「NX尼崎港危険物倉庫」を新設/危険物第1~6全類に対応可能な2,535㎡の新倉庫でワンストップサービスを提供 日本通運(株)は、兵庫県尼崎市に新倉庫「NX尼崎港危険物倉庫」を開設し、12月中旬に稼働開始する予定だと発表した。 兵庫県尼崎市は、日本有数の工業地帯である阪神工業地帯の一角をなし、金属・機械・化学メーカーをはじめとした、多くの企業が集積している。今回新設する危険物倉庫は、阪神高速5号湾岸線... -
<連続特別企画>清涼飲料物流の現在と今後の展望①⇒(一社)全国清涼飲料連合会 企画部 副部長 中澤氏
<連続特別企画> 清涼飲料物流の現在と今後の展望①成長市場の物流適正化・生産性向上へ官民一体での取組推進の橋渡し役に 清涼飲料(アルコール飲料以外の飲料で乳製品を除いたもの)市場は近年、コロナ禍で一時的に縮小に見舞われたものの、着実に規模を拡大している。我が国のオール飲食品業界においても、清涼飲料市場は規模・成長度の観点から特別な市場を形成していると言っていいだろう。そこで今号からは清涼飲料の物流にフィーチャーし、連続特別企画を開始することにした。本企画のスタートとなる今回は... -
日本パレットレンタル(株) 代表取締役社長 二村 篤志 氏
キーパーソンインタビューパレチゼーション普及で物流危機克服にまい進物流資材の標準化と共有化が物流効率化のカギ 物流危機が叫ばれ、ユニットロードシステムの重要性が再認識されるなか、レンタルパレット業界でシェアトップの日本パレットレンタル(株)の事業展開が注目を集めている。主力のパレットレンタルサービスのほか、容器管理マネジメントや共同輸送マッチングサービス「TranOpt(トランオプト)」、納品伝票電子化・共有システム「DD Plus(ディーディープラス)」といった物流現場の課題を乗り越え... -
伊東電機(株) 代表取締役社長 伊東 徹弥 氏
キーパーソンインタビューMDR式マテハンで生産・物流現場の“運び方改革”加速顧客視点の製品・サービス展開で事業拡大に勢い トラックドライバーの時間外労働時間の上限規制が4月1日から適用され、我が国の物流は文字通り2024年問題の渦中に突入した。少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少、以前から指摘され続けてきた物流業界の産業構造的な課題もあいまってドライバー不足はさらに深刻化する可能性が高く、物流施設での荷待ち時間を削減するための施設内作業の生産性向上が求められる。そしてその実現のために... -
ニュース・トピックス(2024年7月2日~7月8日)
物流に関連する(2024年7月2日~7月8日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■食品・共同/カゴメ(株)、キユーピー(株)、(株)永谷園)、(株)ニチレイフーズ、(株)日清製粉グループ本社、 TECHMAGIC (株)⇒食品工場の非競争領域における共通課題解決をめざして「未来型食品工場コンソーシアム」を結成/高度なロボットテクノロジー活用、持続可能な食のインフラ構築へ ■経営・共同/佐川急便(株)、JR貨物⇒相互の経営資源を有効活用する「基本合意書」を締結/顧客利便性向上や物流課題解決、収益性向上、物流インフ...