
日本梱包運輸倉庫(株)は、福岡県京都郡苅田町で建設を進めていた「門司営業所 苅田倉庫」が竣工したと発表した。産業機械メーカーの進出が続く苅田町エリアでは物流・保管需要が高まっている。新倉庫はこうした需要への対応のために整備したもので、保管能力の拡大と物流体制の強化につながる。
新倉庫は鉄骨造2階建てで、延床面積は1万5,548㎡。移動式ラック導入により7,605パレット分の収容を可能だ。耐荷重4.5tの荷物用エレベーター2基、堀込バース式ドックレベラー2基を装備し、入出荷オペレーションの効率化を図った。空調設備も導入し、庫内ワーカーの労働環境の快適性にも配慮した。
将来的には自動運転フォークリフトの導入を視野に入れ、移動式ラックと自社開発の物流システム「CIRRUS」を連動させる計画。倉庫運営の効率化、自動化、省人・省力化を進め、次世代型物流拠点の構築を目指す。
立地面では、東九州自動車道「苅田北九州空港IC」から4.7km(約10分)、「行橋IC」から11.3km(約15分)と高速道路アクセスに優れる。また、「苅田港」から2.4km(約5分)、「北九州空港」から11.3km(約15分)と海運・空輸における優位性も高い。行橋市まで約10分、北九州市まで約30分、福岡市まで約60分、大分市まで約85分と九州圏全域への配送にも適したロケーションとなっている。
屋根には太陽光パネルを設置し、環境負荷低減に加えて非常用発電機としても活用できる仕様とした。BCP対策にも配慮した設備構成で、安定した物流サービスの提供を図る。同社は新倉庫の稼働により、グループ拠点のネットワーク強化と業容拡大を進め、顧客ニーズへの対応力を高めていく方針だ。
※「門司営業所 苅田倉庫」の施設概要
所在地:福岡県京都郡苅田町大字浜町4489-1
敷地面積:1万7,697.11㎡
構造規模:鉄骨造・2階建て
建築面積:8,350㎡
延床面積:1万5,548㎡
床耐荷重:1,500kg/㎡
有効高さ:1階 5.5m 、2階 6.0m
