(株)福岡ソノリク⇒福島県双葉郡富岡町に青果物流の中継拠点「福岡ソノリク福島物流センター」を開設/広域供給網を再構築、特許冷蔵庫とCA冷蔵で鮮度維持と食品ロス削減を両立

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 (株)福岡ソノリクは、福島県双葉郡富岡町に青果物向けの物流拠点「福岡ソノリク福島物流センター」を開設した。物流業界で2024年問題への対応が急務となるなか、中継輸送を日常運用に組み込み、長距離偏重の運行を分散することで、ドライバーの負担軽減と広域の安定供給を両立する体制を整える。
 同拠点は、敷地面積2万4,575㎡、延床面積は1万122㎡で、常温・冷蔵・冷凍の各温度帯に対応する。産地で収穫された青果を一時保管・集約し、加工拠点や市場、消費地へ計画的に接続することで、「運ぶ」と「保つ」を組み合わせた運用を実現する。
 同拠点の特徴となるのが、同社が独自開発し、特許取得済みの特許冷蔵庫の導入。青果の品質劣化を促すエチレンガスを強制換気する仕組みにより、鮮度維持と長期保管を可能にする。さらに、庫内の空気成分を制御して青果の呼吸を抑えるCA(Controlled Atmosphere)冷蔵も併設し、需給や天候の変化に左右されにくい供給体制を構築する。食品ロスの低減にもつなげる。
 同社は西日本を基盤に、北海道(グループ会社)や関東支社を含むネットワークを展開してきた。今回、福島に中継機能を置くことで、北海道・東北・関東を面で結ぶ結節点が生まれ、長距離輸送の分散が進む。福島は東北各県と首都圏・西日本を結ぶ要所で、産地に近い場所に中継・保管機能を配置することにより、無理のない運行設計と広域の安定供給に近づくとしている。
 同社は、福島をハブに生産・加工・輸送を分断せずにつなぎ直すことで、地域農業と広域物流の双方を支える基盤を形成する考えだ。日常のオペレーションを積み重ねることで、全国への安定供給を支える体制を強化する。

※「福岡ソノリク福島物流センター」の施設概要
所在地:福島県双葉郡富岡町大字上郡山字関名古144-50
敷地面積:2万4,575㎡
延床面積:1万122㎡
温度帯:常温/冷蔵/冷凍
バース数:9
竣工:2026年1月

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