
(株)シーアールイー(=CRE)は、神奈川県厚木市で開発を進めていた物流施設「ロジスクエア厚木南」が竣工したと発表した。竣工前に(株)ユーディーエルと1棟全体の賃貸借契約を締結済みで、同社の3PL事業拠点として2月から稼働を開始したとしている。
同施設が立地する酒井土地区画整理事業は施行面積約27万6,000㎡で、令和7年度の換地処分を目指して事業が進んでおり、対象区画は2023年10月から使用収益が始まっていた。開発地は東名高速道路「厚木IC」、新東名高速道路「厚木南IC」、小田原厚木道路「厚木西IC」のいずれからも約1.3kmに位置する。加えて「海老名南JCT」から圏央道の利用が容易で、厚木周辺への配送に加え広域物流拠点としての優位性を備える。用途地域は工業地域で、周辺には工場や物流倉庫が集積し、24時間稼働が可能な環境となっている。
同施設は鉄骨造4階建てで、延床面積は1万4,513.46㎡。11台が同時接車できる高床トラックバースを備え、3台分の待機スペースも含め、多様な入出庫オペレーションに対応する。外壁には金属断熱サンドイッチパネルを採用し、床荷重は1.5t/㎡(各階2.5tフォークリフト対応)、有効高さは各階5.5m以上を確保した。荷物用エレベーター2基(積載3.5t、45m/分)、垂直搬送機1基、ドックレベラー2基を設置する。
2階と4階の倉庫内には空調設備と大型シーリングファンを導入し、就業環境の改善を図った。将来のオペレーション変更に備え、垂直搬送機や庫内空調の増設スペース、配管ルート、室外機やキュービクルの増設余地も確保している。
環境面では全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具、リユース建材の採用など省エネ仕様を導入し、BELS評価で最高ランクの6☆を取得。ZEB Ready認証も得た。さらにエンバイオC・ウェスト(同)による太陽光発電システムの導入を予定し、屋根設置パネルで発電した電力の一部を自家消費する計画だ。
※「ロジスクエア厚木南」の施設概要
所在地:神奈川県厚木市酒井
敷地面積:7,050.39㎡ (2,132.74坪)
用途地域:工業地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:鉄骨造 地上4階建て
延床面積:1万4,513.46㎡(4,398.01坪)
着工:2024年10月1日
竣工:2026年1月31日
