(株)エフエスユニマネジメント⇒千葉県船橋市に次世代型医療材料物流拠点「SHIP グランベース 東京」開設へ/AI・自動倉庫で在庫7万800品目を管理、日本通運(株)と共同でRFIDトラッキングシステムも構築

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 シップヘルスケアホールディングス(株)傘下の(株)エフエスユニマネジメントは、千葉県船橋市に延床面積1万4,129㎡(4,274坪)の新拠点「SHIP グランベース 東京」を開設し、2月に稼働させる。AIやロボティクス、自動倉庫などを備えた次世代型の物流拠点として、医療材料の安定供給とトレーサビリティ強化を図る。
 新拠点は、東京大学発ベンチャー RENATUS ROBOTICS(同)が開発した自動倉庫システム「RENATUS」を導入し、RFIDやAIカメラを活用した入荷検品・在庫管理・出荷工程を自動化する。最大約1万ケースを保管でき、1日あたり1,600ケースの入庫を想定。段ボールサイズを問わず保管できる構造とし、作業工程や保管スペースの削減につなげる。
 BCP対応も強化した。免震構造や津波・液状化対策、72時間稼働の非常用発電機を備え、災害時にも稼働可能とする。自動倉庫は全機能停止時でも手動で取り出せる設計で、同社グループの「大阪ソリューションセンター」と連動し、供給の複線化を図る。
 医療機関向けの配送では、日本通運(株)と共同でRFIDセンサー付きトラックを開発。出荷から納品までの位置情報をリアルタイムで追跡するトラッキングシステムを構築する。積み忘れ防止や検品作業の簡素化、配送ミス削減につなげ、輸送状況をアイテム単位で把握できる体制を整える。
 新拠点は、首都圏の大学病院から100~500床規模の地域中核病院まで約60施設(約2万6,000床)に対応可能で、取り扱い品目は約7万800品目まで拡大する計画だ。ショールームやコントロールセンター、約100人収容の研修施設も併設し、SPDスタッフの育成や庫内業務の高度化にも活用する。
 エフエスユニマネジメントは、物流DXを通じて輸配送回数削減や待機時間短縮、管理負荷軽減などの課題解決を進め、医療現場の効率化と病院経営の支援につなげる方針だ。

※「SHIP グランベース 東京」の施設概要
所在地:千葉県船橋市浜町2-4-7 三井不動産ロジスティクスパーク船橋III 5階
延床面積:1万4,129㎡(4,274坪)
稼働開始:2026年2月
取扱品目数:約7万800品目
対応能力:医療機関 約60施設(約2万6,000床)

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