アスクル(株)⇒中国・江蘇省太倉市に物流拠点「ASKUL太倉センター」を開設/バイヤーズコンソリデーション導入で海外調達を効率化、オリジナル商品強化へ調達・物流プロセスを最適化

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 アスクル(株)は中国・江蘇省太倉市に新たな物流拠点「ASKUL太倉センター」を開設した。上海近郊に位置する同拠点を、複数サプライヤーの商品を集約して輸送するバイヤーズコンソリデーション(以下、バイコン)の拠点として活用する。海外調達の安定化と効率化を図り、オリジナル商品の強化に向けた物流基盤を整備する。
 バイコンは、複数のサプライヤーから出荷される商品を指定拠点に集約し、物流センター別に仕立てたコンテナ単位で輸送する手法。グローバル調達において一般的に活用されており、輸送効率の向上やコスト削減につながる。アスクルは従来、商品やサプライヤーごとに個別輸入していたため、国内で倉庫間輸送が発生し、物流コストやオペレーション負荷が課題となっていた。ASKUL太倉センターの開設により、上海近郊のサプライヤーから出荷される商品を同センターに集約し、アスクルの国内物流センター向けにコンテナ単位で直接輸入する仕組みに転換する。これにより、日本国内での輸送を抑制し、物流コストの低減と輸送効率の向上を実現する。
 アスクルは中期経営計画で、オリジナル商品を通じた価値提供の強化を重要戦略に位置づける。オリジナル商品は価格・機能性・デザインの面で差別化を図り、事業成長を支える柱と位置づけられている。そのためには商品企画や品質管理といった上流工程だけでなく、調達・物流を含む業務プロセス全体の最適化が不可欠で、今回の拠点開設をその具体策とする。
 グローバル調達環境や物流コストが変動するなか、物流の集約や輸送プロセスの見直しは、コスト負担の抑制と輸送効率の向上を両立するうえで重要。新拠点は、こうした経営課題に対応する基盤として位置付けられ、段階的に運用を開始しながら安定的な運営を図る。
 アスクルは、オリジナル商品強化に向けた調達・物流全体の最適化を進めることで、顧客への提供価値向上と事業成長の両立を目指す。ASKUL太倉センターの稼働は、グローバル調達体制の強化に向けた重要な一歩となる。

※「ASKUL太倉センター」の施設概要
所在地:中国・江蘇省太倉市
開設時期:2026年1月
主な役割:バイヤーズコンソリデーションの実施で、複数サプライヤーの商品を集約。物流センター別に仕立てたコンテナで日本向けに出荷する。

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