ヤマトホールディングス(株)⇒ヤマトロジスティクスインド(株)がインド・ハリヤナ州グルグラム市に新たな物流拠点「NH8(シドラワリ)ロジスティクスセンター」を開設/ヤマトグループにおける最大の海外物流拠点、現地製造業のCLサービスを提供

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 ヤマトホールディングス(株)(=ヤマトHD)は、傘下のヤマトロジスティクスインド(株)(=YLI)がインド北部のハリヤナ州にヤマトグループの海外物流拠点で最大となる「NH8(シドラワリ)ロジスティクスセンター」を開設したと発表した。インド政府の製造業振興策「メーク・イン・インディア」により生産拡大が続く自動車や半導体などの製造業を対象に、日本水準の高度なコントラクト・ロジスティクス(=CL)サービスを提供する。
 新拠点の延床面積は約2万4,900㎡。デリー首都圏とムンバイ、ベンガルールなどを結ぶ主要高速道路沿いに位置し、周辺の工業団地や内陸コンテナデポ(=ICD)、「インディラ・ガンディー国際空港」へのアクセスに優れる。一部エリアには空調設備を導入し、温度管理が必要な精密機器や基板などの保管にも対応する。
新拠点では、部品を各工場から集荷し生産ライン別に仕分けて配送する「ジャストインタイム物流」を展開。顧客企業の在庫削減や保管スペースの効率化に寄与するほか、施設内での部品セット組みなどの流通加工も行う。オペレーションには日本流の「カイゼン」活動を導入し、作業品質や安全性の向上を図る。
 インドではサプライチェーンの再編に伴い「世界の工場」としての役割が強まる一方、物流インフラや最適なサプライチェーンを構築できる事業者の不足が課題となっている。ヤマトHDは中期経営計画でグローバル事業を成長領域と位置づけており、重点地域のインドにおいて、専門技能が必要な梱包サービスや設備搬入などの付加価値サービスを武器に、製造業のグローバルサプライチェーン構築を支援する。将来的には、太陽光パネルの設置やEVの導入により、環境負荷を低減するグリーン物流も推進する方針だ。

※「NH8(シドラワリ)ロジスティクスセンター」の施設概要
所在地:インド共和国ハリヤナ州グルグラム市マネサール地区シドラワリ
延床面積:約2万4,900㎡ 
設備:一部エリアでは空調設備を導入。温度管理が必要な基板や精密機器なども保管可能。
主な機能:温度管理が必要な精密機器等の保管(一部エリア)、ジャストインタイム物流(ミルクラン集荷、ライン別仕分け)、 流通加工(部品セット組み、簡易組み立て)、梱包サービス、設備・機械の輸送・搬入・据付

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