
東洋埠頭(株)は、茨城県那珂郡東海村の常陸那珂事業所構内で建設を進めていた天井クレーン付き普通倉庫が完成したと発表した。
同事業所が位置する「茨城港」(常陸那珂港区)は近年、茨城県内はもちろん北関東や南東北の国際流通拠点としての活用が進んでいる。同社は1999年に同地に進出し、荷主の物流ニーズに対応した物流ソリューションの提供に努めてきた実績がある。今回完成した新倉庫は複数の天井クレーンを備え、重量物物流に対応可能。天井にはシーリングファンも設置されており、品質管理や作業環境にも配慮した設備となっている。
同社グループは、経営3カ年計画(Fly to the Next 2025)に基づき積極的に事業投資を進めており、今回の新倉庫完成で荷主の物流効率化やサプライチェーン全体の付加価値向上にこれまで以上に寄与できるとしている。
※新倉庫の施設概要
用途:天井クレーン付き普通倉庫
倉庫面積:4,980㎡(約1,500坪)
仕様:平屋建て、鉄骨造
設備:天井クレーン 定格荷重 25t 2基、15t 1基(将来15tクレーン1基増設予定)

