日本梱包運輸倉庫(株)⇒三重県鈴鹿市に「鈴鹿センター営業所国府第一倉庫」が竣工/最先端物流技術を導入したBCP対応型の物流拠点、電化対応の拠点整備

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 日本梱包運輸倉庫(株)は、三重県鈴鹿市で新倉庫「鈴鹿センター営業所 国府第一倉庫」の竣工式を実施した。延床面積は約1万6,456㎡で、鉄骨造4階建て。今後、自動車関連産業の電動化ニーズに対応した物流体制の強化を図る。
 新倉庫は、自動車部品などを生産ラインに即応供給するDCC(Delivery Control Center)機能を備える中継拠点として在庫管理や配送管理のシステム化を推進。高効率な作業場運営を目指すほか、電動化に伴う物流需要の高まりを受け、事業拡大を見据える。
 立地は鈴鹿ICから約9.7km、国道23号中勢バイパスから約3.9km。四日市港や名古屋、大阪方面へのアクセスも良好で、中京圏・関西圏の物流拠点として高い利便性を持つ。周辺にはショッピングモールや総合病院があり、働きやすい環境が整っている。
 倉庫内には貨物用エレベーター3基、ドッグレベラー2基、トラック用ピット6レーンを整備。ダブル連結トラックにも対応可能な構内スペースを有し、将来的な車両電動化にも備える。屋上はソーラーパネルの設置を想定した設計で、停電時には外部給電による稼働継続が可能なBCPにも配慮した。

※「鈴鹿センター営業所国府第一倉庫」の施設概要
所在地:三重県鈴鹿市国府町石丸7651-11
敷地面積:1万9,058.74㎡
建築面積:4,400㎡
構造規模:鉄骨造 総4階建て
延床面積:1,6456.10㎡
有効高さ:最大4.5m

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