(株)関通⇒兵庫県尼崎市の次世代型新物流拠点「関通 MEGA 物流センター」が竣工/延床面積約3万5,000㎡超の関西エリア最大規模の物流拠点、多様化する顧客ニーズに合わせた最適な物流ソリューション提案が可能に

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 (株)関通は、兵庫県尼崎市で関西エリア最大規模となる新物流拠点「関通MEGA物流センター」(床延面積約1万800坪)が竣工し、5月26日に竣工式を行ったと発表した。同拠点の開設で関西エリアでの保有倉庫は計7拠点、総面積約5万2,760坪に拡大し、多様化する顧客ニーズに合わせて最適な物流ソリューションに提案が可能になったとしている。

○「関通MEGA物流センター」の特徴
①「都市近接 × 高速アクセス」物流効率を最大化する新拠点

 兵庫県尼崎市に位置する同拠点は高速道路網が整備されており、交通渋滞を避け、短時間で主要都市にアクセスできる。また、大阪・神戸市内への配送を行う際にも、都市部への侵入が容易で、効率的なルート設定が可能なため、配送時間の短縮・コスト削減に大きく寄与する。 
②湾岸アクセスと交通網で国際輸送も効率化
 同拠点は湾岸に近く、「大阪港」「神戸港」へは車で30〜40分程度の距離にあり、国際輸送における利便性が高い。海上コンテナ輸送を必要とする場合でも、スムーズな荷受け・発送が可能。また、阪神高速道路や「新大阪駅」「尼崎駅」など主要な高速道路や鉄道路線へのアクセスが良好で、物流効率向上に加え、輸送コスト削減やドライバーの負担軽減にも寄与する。
③エリアに拠点を集中させることで、総合力を高めて柔軟・迅速に対応
 同社は、倉庫間で常時連携可能な距離内に物流センターを配置する「ドミナント戦略」を採用している。同拠点の3km圏内には7つの倉庫が集約しており、スムーズな物流連携が常時可能。1拠点での対応キャパシティの限界値をエリア戦略により回避することで、顧客の成長や出荷増大に柔軟に対応することができる。
④入居テナントへの配慮
 同拠点は、地上4階建ての物流施設。施設内には倉庫のほか、ラウンジや喫煙所も完備しており、労働環境の快適性向上も見込める。館内は全てLED照明を採用しており、省エネと環境配慮も徹底している。

※「関通MEGA物流センター」の施設概要
所在地:兵庫県尼崎市西向島町15-8
敷地面積約:1万6,694.54 ㎡
延床面積:約3万5,929.95㎡
規模・構造:地上4階建て・S造
竣工:2025年5月31日

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