DHLサプライチェーン(株)⇒大阪市南港の物流施設「DHL大阪ロジスティクスセンター」の起工式を開催/交通利便性に優れた戦略的なロケーション、西日本地域における新たなゲートウェイとしての機能見込む

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 DHLサプライチェーン(株)は、大阪市住之江区の南港エリアに新設する「DHL大阪ロジスティクスセンター」の起工式を行った。同施設は、西日本地域における物流体制を強化するDHLサプライチェーンの中核拠点。関西圏および西日本全体のサプライチェーンを最適化し、2030年までに事業規模を倍増させるという同社事業目標を支える基盤になるとしている。
 同施設は地上4階建てで、約5万5,700㎡(1万7,000坪)の延床面積を有する。テクノロジーセクターと保守部品の物流を中心に、高度な物流ニーズに先進的なソリューションで応えるマルチユーザー型の施設だ。阪神高速道路4号湾岸線「南港中IC」から約1 kmに位置し、大阪中心部や関西国際空港へのアクセスにも優れる。
 同施設は環境に配慮したサステナブルな設計。倉庫やオフィスに電力を供給する太陽光発電設備、電力網の安定性を維持するバッテリーエネルギー貯蔵システム (BESS)、商用車および乗用車向け電気自動車の充電設備、雨水の再利用設備、エネルギー効率を最適化するためのモーションセンサー付きLED照明等の設備を備える。また、米国グリーンビルディング協会(U.S Green Building Council)が運営する国際的な環境認証制度「LEED認証」のゴールド取得を目指すとしている。

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