
日本トランスシティ(株)は、グループとして中期経営計画に掲げる「収益基盤の拡充によるトップラインの向上」の実現に向けて成長産業分野への投資を推進するなか、2024年3月に取得した木曽岬新輪工業団地内に「常温危険品倉庫」6棟のほか、「屋外貯蔵施設」および「梱包場」を備えた「危険品複合センター」を建設すると発表した。
これら施設の建設は、危険物取り扱いに関する堅調な物流需要および地場製造業の成長を背景に決定したもの。危険品物流分野における安定的な需要を確実に取り込むとともに、中長期的な産業構造の変化に応じた新たな物流ニーズにも柔軟に対応できる戦略拠点と位置づけており、今後も引き続き、特殊化学品の取り扱い拡大に向けた施策を推進していく。
※本件施設建設の概要
〇建設用地
所在地:三重県桑名郡木曽岬町新輪1-3-9
面積:約3万100㎡(約9,100坪)
〇倉庫構造など
構造:鉄骨造 低床式平屋建て(耐火建築物)
倉庫:延床面積 約 990 ㎡(約 300 坪)x6棟 (常温倉庫)
その他設備:梱包場(約 40坪)、事務所棟(約 40坪)、屋外貯蔵所設備(約750坪)
業務内容:危険品の荷受、保管、出荷、配送などの物流業務
〇スケジュール
本工事着工:2025 年9月
竣工予定:2027 年3月
〇投資総額(予定)
約30億円