
センコー(株)が佐賀県鳥栖市内に「鳥栖物流センター」を開設した。
鳥栖エリアは、「福岡空港」「博多港」などへのアクセスに優れ、物流ハブとしての注目度が高く、熊本県を中心とした半導体関連企業の誘致により物流需要も高まっている。新センターは、長崎自動車道「鳥栖IC」から車で3分、JR鹿児島本線「田代駅」からは1.4kmと近く、九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道が交差する「鳥栖JCT」からのアクセス性にも優れる。今後は福岡市中心部をはじめ九州エリア全域の配送に対応するほか、九州エリアのセンコーグループ各社と連携し、九州全域の物流網拡大も進める。
設備面では、全天候型の屋内低床接車バースを採用したほか、72時間連続稼働可能な非常用自家発電設備や自家給油スタンドも併設。災害時でも商品配送・保管機能の継続可能で、救援物資保管拠点としての役割も果たせるという。
なお、新センターの運営はセンコーグループ傘下の九州センコーロジ(株)が担当する。
※「鳥栖物流センター」の施設概要
所在地:佐賀県鳥栖市姫方町字池ノ上640番1
建物構造:鉄骨造 地上3階建て
敷地面積:2万9,200.61㎡
延床面積:倉庫棟 4万5,552.60㎡ 給油所 50㎡
主要設備:垂直搬送機、非常用自家発電機、インタンクなど