(株)ヒューテックノオリン⇒静岡県静岡市に同社初の低温物流施設「(仮称)ヒューテックノオリン静岡拠点」を開設/同地区におけるコールドチェーンニーズと今後の輸送力不足の懸念に対応、2026年春に稼働予定

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 SG ホールディングスグループで低温物流事業を担う(株) C&F ロジホールディングスの主要事業会社 (株)ヒューテックノオリンは静岡県静岡市に冷凍食品の保管・配送拠点となる低温物流倉庫を開設する。静岡県内での物流拠点開設は同社として初めて。同地区におけるコールドチェーンニーズと今後の輸送力不足への懸念に対応するのが目的で。 2026年春に稼働させる予定だ。

〇背景
同社は以前から静岡地区における冷凍食品の共同配送を関東地区と東海地区から展開している。近年はドライバーや冷凍倉庫のキャパシティが不足する一方、冷凍食品需要の今後の増加が見込まれるため、コールドチェーンの増強を検討していた。東西幹線輸送における2024年問題への対応としては中間地点でドライバーやトラック車両を交替する中継輸送が効果的であり、その中継拠点としても静岡地区が適している。

〇拠点概要
①中継センターも兼ねた多機能な倉庫

同施設の立地は東名高速道路「日本平久能山SIC」から約 500m と至近距離にあり、物流事業に適する。2階建て施設の延床面積は約 8,342 ㎡とコンパクト。冷凍食品のエリア配送と幹線輸送の中継拠点としての機能を備え、静岡地区のコールドチェーン強化に資するほか、冷凍食品輸送の需要増加にも対応する。中継輸送のための拠点としてドライバー用休憩室を完備するなど、働きやすい環境も整備する予定だ。
②再生エネルギーを活用するなど環境に配慮
同施設では、太陽光発電設備を備えたオンサイト PPA で再生可能エネルギーを活用する予定。環境負荷の低い自然冷媒を使用した冷凍機も採用するなど、自然環境への配慮も徹底する。

※「(仮称)ヒューテックノオリン静岡拠点」
所在地:静岡県静岡市駿河区片山
敷地面積:約 9,234 ㎡
延床面積:約 8,342 ㎡
構造:2 階建て 1 棟
仕様:建物賃貸借
稼働: 2026 年春(予定)

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