山九(株)⇒山口県山陽小野田市で物流センター「山九三洋小野田ロジスティクスセンター」開設を計画/日系BtoBメーカー専用倉庫として長期契約を締結、2025年秋頃に開設予定

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 山九(株)は、山口県山陽小野田市に BtoB メーカー専用の物流センター「山九山陽小野田ロジスティクスセンター」を開設する。
 同センターは日系 BtoB メーカーの専用倉庫。同社の西日本地区における物流機能の集約と最適化に貢献するもので、同社のビジネス領域拡大に向けた成長戦略を支えるため、長期契約を締結しているという。また、同社の今後の事業拡大にも柔軟に対応できる高い拡張性に加え、将来的には、山九が 3PL プロバイダーとして蓄積してきたノウハウと、 AI や IoT、ロボットをはじめとする新たなテクノロジーとを融合したモデルセンターをめざす。環境面では、両社共通テーマである脱炭素・資源循環社会の実現に向け、省エネと太陽光発電などを利用した創エネにより、エネルギー消費削減率 100%以上となる見込みで、国土交通省が主導する建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」と「ZEB 認証」取得に向け、申請を行う計画だ。
 同センターは、敷地面積 1万7,687 ㎡の鉄骨平屋建てで、高床/低床バースを備えており、海上コンテナ、トラックにも対応可能。契約企業工場の近郊に位置し、門司港にも 50km 圏内と内陸地にある物流センターだが、輸出基地としての優位性も高い。土地購入にあたっては山口県並びに山陽小野田市が実施する補助制度が適用される見通しで、開設時期は 2025 年秋頃の予定だという。

※「山九山陽小野田 ロジスティクスセンター」の施設概要
所在地:山口県山陽小野田市高畑
開設予定日:2025 年秋頃
敷地面積:約 1万7,687 ㎡
延床面積:約 7,931 ㎡(倉庫 7,597 ㎡、事務所 334 ㎡)
用途:日系 BtoB メーカー専用倉庫
仕様:鉄骨平屋建て
設備:ドックレベラー12 基、太陽光発電設備

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