日本GLP(株)は、大阪府大阪市東住吉区で延床面積約3万1,000㎡の先進的物流施設「GLP 大阪Ⅲ」の建設に着手し、起工式を執行した。同施設は「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」の第1棟目で、リピートカスタマーである(株)マルカミ物流の専用施設として2026年1月末に竣工する予定だ。
同施設は、近畿自動車道「松原JCT」から約6km、「東大阪JCT」から約16km、阪神高速4号湾岸線「南港中IC」から12kmと大阪内陸部と湾岸部の中間点に位置しており、また、阪神高速1号環状線「西船場JCT」から12kmと、関西広域および大阪都心の主要ICまで20~30分圏内に位置しています。この立地は、関西主要都市への配達に適しており、阪神高速大和川線や大阪市を南北に縦断する幹線道路にも隣接しているため、大阪市の南の玄関口としての役割を果たすポテンシャルを有しています。さらに、市街地に立地する特性からラストワンマイルでの利用が可能な立地であり、和歌山・奈良方面への広域配送拠点としても利用が可能な優れた立地条件を備えています。大阪南港をはじめとした主要沿岸部を包括する立地に加えて関西国際空港へのアクセスも容易で、チルド食品から航空貨物まで幅広い荷物のニーズに対応できる物流適地にあります。
通勤面では、近鉄南大阪線「矢田駅」から徒歩約10分、大阪シティバス「矢田行基大橋バス停」から徒歩約1分の距離に位置しており、大阪メトロ御堂筋線「あびこ駅」、JR阪和線「我孫子町駅」からもバスでアクセス可能なため、通勤利便性が高く、施設周辺には住宅地が広がっていることから、雇用確保面での優位性もある。
同施設を専用施設として一棟全体を利用するマルカミ物流は、大阪府内を中心に関西エリアで物流事業を展開しており、これまでも日本GLPの施設を利用している。今回は、同施設において立地の利便性や効率的なオペレーションを実現する日本GLPの提案力や柔軟な対応、一気通貫した施設の管理体制を高く評価し、同施設の利用を決めたとしており、大阪市内南エリアにおける同社最大のハブ拠点として利用する予定だ。
〇同施設の立地
- 近畿自動車道「松原JCT」から約6km、「東大阪JCT」から約16km、阪神高速4号湾岸線「南港中IC」から12kmと大阪内陸部と湾岸部の中間点に位置しており、阪神高速1号環状線「西船場JCT」から12kmと、関西広域および大阪都心の主要ICまで20~30分圏内の立地。
- 阪神高速大和川線や大阪市を南北に縦断する幹線道路に隣接するなど、大阪市の南の玄関口としての役割を果たすポテンシャルを有しており、市街地に立地する特性からラストワンマイルでの利用が可能であるほか、和歌山・奈良方面への広域配送拠点としても利用が可能な優れた立地。
- 「大阪南港」をはじめとした主要沿岸部を包括する立地に加えて関西国際空港へもアクセスが容易なことから、チルド食品から航空貨物まで幅広い荷物のニーズに対応できる物流適地。
- 通勤面では、近鉄南大阪線「矢田駅」から徒歩約10分、大阪シティバス「矢田行基大橋」バス停から徒歩約1分の距離にあり、また、大阪メトロ御堂筋線「あびこ駅」、JR阪和線「我孫子町駅」の複数駅からバスでのアクセスも可能なことから、通勤の利便性が高い立地。また、施設周辺には住宅地が広がっており、雇用の確保がしやすいエリア。
〇同施設の特長
- 地上4階建てのボックス型の施設で荷物用エレベーター2基と垂直搬送機6基を設け、施設内の効率的な物流オペレーションをサポート。
- 床荷重を1.5t/㎡、有効天井高を5.5mとすることで、重量物の取り扱いにも柔軟に対応が可能。
- トラックバースは13mとし、ウイングトレーラーによる入出庫にも対応。
- 外観はライトグレー系を基調とし、大和川・河川敷・公園の自然色の濃淡によるグラデーションとの軽やかなつながりを意識した。
〇同施設のサステナビリティへの取り組み
- 災害への対応:BCP 面では、浸水を考慮した高さに受変電設備を配置するなど、被害を最小限にとどめる設備計画を実施。
- 再生可能エネルギーの活用: LED照明や人感センサー付き照明設備を設置し、入居企業のサステナブルな取り組みをサポート。さらに内装計画ではリサイクル建材を活用し、サステナブルな開発を推進。
- 環境認証の取得:CASBEE認証、ZEB Ready認証、BELS 5Star認証を取得予定。
※「GLP 大阪Ⅲ」の施設概要
所在地:大阪府大阪市東住吉区矢田5丁目
敷地面積:約1万4,300㎡
延床面積:約3万1,000㎡
構造:地上4階建て、耐震S造
着工:2024年10月
竣工:2026年1月末(予定)
認証取得:CASBEE認証、ZEB Ready認証、BELS 5Star認証(予定)