日本ストライカー(株)は、北海道札幌市中央区に「北海道物流センター」を開設した。物流拠点の開設は、東日本(東京都)、西日本(大阪府)、昨年の九州(福岡県)、今年8月の東北(宮城県)に次いで国内5番目。緊急手術への対応や、症例に合わせた幅広いサイズバリエーションが求められる整形外科領域のインプラント製品ならびに貸出用器械を中心に、北海道内の顧客向けに出荷・返戻業務を一括して行う。
同社は中期経営計画の一つの柱として「Supply Chain Innovation」を推進している。具体的には、サプライチェーンの継続的な強化により、物流業界2024年問題や台風・大雪等の影響を最小限に抑えるとともに、タイムリーかつ効率的な製品輸送体制を整え、流通の安定化を図ることで、当該地域での事業成長への寄与が期待されている。
北海道物流センター内には、製品のデモンストレーションやワークショップを通じ、同社製品への理解を顧客に促すための多目的スペースを設置。サプライチェーンネットワークの強化・拡充に加え、充実したカスタマーエクスペリエンスも提供することで、顧客へのサービスレベルをさらに高め、医療の向上に貢献するとしている。
※「北海道物流センター」の施設概要
所在地:北海道札幌市中央区北10条西17-36-26