センコー(株)は、大阪府高槻市に新たな物流センター 「高槻PDセンター」をオープンした。
新センターは、新名神高速道路「高槻IC」から約5km、名神高速道路「茨木IC」から約7kmの距離に位置し、大阪・京都中心部の中間の好立地もあるため、関西圏全域への広域輸送が可能。また、JR「高槻駅」、阪急「高槻市駅」から約2kmと交通利便性にも優れる。高槻市は、直近10年以上で20万人超の労働力人口を維持しており、労働力の確保も容易だ。
新センターは、 排水インフラも整備された土砂災害リスクの少ない平地に位置しているほか、48時間稼働が可能な非常用発電機も装備しており、災害時の物資保管や配送にも対応可能。 環境面では、全館に LED 照明を採用したほか、屋上の太陽光パネルで発電した電力を新センターで使用する仕組みとなっており、CO2排出量削減にも貢献する。
同社はまた、2025年2月に「東大阪第2PDセンター(仮称)」の竣工を予定するなど、大阪地区の強化を進めており、今後もさらなる物流サービスの効率化を図る意向だ。
※「高槻PDセンター」の施設概要
所在地:大阪府高槻市南庄所町23-1
建物構造:鉄骨造地上4階建て、 耐震構造
延床面積:4万6,664㎡(賃借部分)
主要設備 :バース(1階:24台、3階:22台)、貨物用エレベーター、太陽光パネル発電、非常用発電機、ドックレベラー(1階:4基、3階:4基)、垂直搬送機、EV 充電