<2026年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報>
■ズーリッグ・ファーマ<3月26日>
埼玉県三郷市に臨床試験専用の物流拠点を移転・新設/グローバル基準の品質維持と高い機動性で製薬の臨床業務体制を強化、アジア太平洋地域での臨床開発加速に向け一括対応ソリューション提供
シンガポールに本社を置くズーリッグ・ファーマは、日本国内における臨床試験のための新たな物流拠点を埼玉県三郷市へ移転し、開設した。新拠点の稼働により、グローバル水準の品質を維持しつつ、より高い機動性を備えた臨床業務を実現する。製薬各社の臨床試験を支える体制を一層強化し、日本市場での存在感を高める狙いだ。
アジア太平洋地域では医療イノベーションが加速しており、日本は厳格な倫理基準を持つ主要な臨床研究拠点として評価されている。三郷の新拠点は、同社が長年蓄積してきた知見や臨床物流、ソーシングにおける専門性を結集した施設だ。経験豊富な専門チームにより、進化し続ける臨床環境や日本の複雑な規制、物流要件に合わせた精密なプロジェクト管理を提供する。
同拠点は、日本市場への迅速かつコンプライアンスに準拠した参入を目指すグローバルスポンサーに対し、効率的で一括対応が可能なソリューションを提示する。各社は同社の戦略的な臨床拠点ネットワークを活用することで、自社で大規模な専用施設を構築・運営する負担を抑えながら、一貫したサービスを享受できる。
今回の物流拠点移転は、アジア太平洋全域で臨床開発を加速させ、革新的治療へのアクセス向上を目指す継続的な取り組みの一環だ。同社は今後も高品質な臨床物流ソリューションを提供し、同地域におけるグローバル臨床開発パートナーとしての地位をさらに強化していく方針だ。
※「三郷物流拠点」の施設概要
所在地:埼玉県三郷市3-3-1新三郷ららシティ 三郷1号配送センターA棟、1階2階
■武蔵通商(株)<3月26日>
輸出航空貨物の保安検査厳格化への対応で梱包専用倉庫を新設/武蔵村山市への航空貨物専用拠点整備で安全な輸出体制を強化、入出管理やセキュリティ対策の徹底で円滑な出荷を支援
精密機器や医療機器、美術品などの物流サービスを手掛ける武蔵通商(株)は航空貨物梱包専用倉庫を新設した。1月から輸出航空貨物における爆発物検査の方法が厳格化されたことを受け、安全性と利便性を両立した輸出対応体制を強化する。
航空貨物の保安対策は大幅に強化されており、爆発物検査等について従来以上に厳格なプロセスが求められるようになっている。同社はこうしたガイドラインを遵守し、荷主による航空貨物の輸出ニーズに適切に対応するため、本社を置く東京都武蔵村山市内に新たな拠点を設けた。
新設倉庫では、施設への出入り管理の厳格化や万全のセキュリティ対策を導入した。施設内では航空貨物を取り扱う区域を明確化し、航空保安教育訓練を受けた担当者が規定に基づいた厳格な運用を実施する。
同社は今後も航空貨物の保安体制強化の動向を踏まえ、安全かつ円滑に出荷できる体制の構築に努める方針だ。
※「航空貨物専用新倉庫」の施設概要
所在地:東京都武蔵村山市伊奈平1-65-1
敷地面積:1,223,13㎡
倉庫床面積:340.49㎡
営業開始日:2026年3月1日
■(株)サンケイビル<3月26日>
埼玉県日高市で開発を進めていた物流施設「SANKEILOGI鶴ヶ島」が竣工/圏央道と関越道の結節点近くで広域配送に適した立地、延床面積1万4,300㎡の3層構造で効率的な物流運営を支援
(株)サンケイビルは、埼玉県日高市で開発を進めていた物流施設「SANKEILOGI 鶴ヶ島」が2月に竣工したと発表した。SANKEILOGIシリーズとして7棟目の物件。首都圏中央連絡自動車道「圏央鶴ヶ島IC」から約1,800m、関越自動車道「鶴ヶ島IC」から約4,000mに位置し、首都圏全域や北関東、東北方面への広域配送に適した立地となっている。
同施設は地上3階建て、延床面積約1万4,300㎡のマルチテナント型物流施設。周辺には自動車や食品関連の工場が集積しており、工場近接型の保管・配送拠点としての需要を見込む。工業団地や住宅地も近く、従業員確保の面でも優位性を備える。
施設仕様は、梁下有効高さ5.5m以上、床荷重1.5t/㎡を確保し、大型トラック14台が接車可能なバースを整備した。効率的なオペレーションに対応するほか、ドライバー休憩室やパウダールームを設けるなど労働環境にも配慮した。
賃貸区画は約2,000坪単位からの分割が可能で、シングルからマルチまで多様なニーズに柔軟に対応する。同社はEC物流や3PLなど、幅広い用途への活用を想定している。
※「SANKEILOGI 鶴ヶ島」の施設概要
所在地:埼玉県日高市大字下高萩新田字台24-1他
敷地面積:9,025.36 ㎡(2,730.17 坪)
延床面積:1万4,263.22 ㎡(4,314.62 坪)
構造・規模:鉄骨造・地上3階建て
着工:2024 年12月
竣工:2026 年2月
○倉庫仕様
プラットフォーム:高床式1.0m
梁下有効天井高:5.5m以上
床荷重:1.5t/㎡
トラックバース:14台接車可能
荷物用エレベーター(3.5t)・垂直搬送機(1.5t):各2基設置
ドックレベラー:2基実装
乗用車駐車場:34台
■南海電鉄(株)<3月27日>
関西最大級の大型マルチテナント型物流施設「北大阪トラックターミナル7号棟」の供用を4月1日に開始/延床面積約18万3,000㎡の基幹施設を大阪府茨木市で再開発により整備、全国初の施設内中間層免震構造採用や非常用発電設備実装などでBCPも強化
南海電鉄(株)は、大阪府茨木市の北大阪流通センター内で建設を進めていた大型マルチテナント型物流施設「北大阪トラックターミナル7号棟」の供用を4月1日に開始する。同社は2025年4月に旧泉北高速鉄道(株)を合併して以来、直接物流事業を手掛けており、今回が初めての再開発案件になるという。
同施設は延床面積約18万3,000㎡(約5万5,400坪)、地上6階建ての規模を誇る関西最大級の物流施設。3月25日に竣工式を終えて、再開発事業の第3弾として稼働を開始している。
新施設は、1階にトラックターミナル、2階から6階に配送センターを配置した。すべての階に大型車両が直接アクセスできるダブルランプウェイを備え、効率的な荷役作業を支援する。災害対応能力の確保にも配慮し、大型マルチテナント型物流施設としては全国初となる中間層免震構造を採用したほか、停電時でも電力供給が可能な非常用発電設備を設置した。地震や広域災害時でも物流機能を維持できる高い堅牢性を備える。
同社は今後も先進的な物流施設の開発を推進し、物流効率化に資するインフラを提供していく。地域経済を支える重要な物流ネットワークの高度化に取り組む方針だ。
※「北大阪トラックターミナル7号棟」の施設概要
所在地 :大阪府茨木市宮島2-5-1(北大阪トラックターミナル内)
着工 :2024年6月
竣工 :2026年3月31日
供用開始予定:2026年4月1日
延床面積 :約18万3,000㎡(約5万5,400坪)
構造 :地上6階建て(中間層免震構造)
環境・BCP対応:屋上太陽光発電設備、外壁サンドイッチパネル、非常用発電設備、EVトラック充電設備、DBJ Green Building認証(取得予定)
■(株)首都圏物流<3月30日>
東北と北海道結ぶ物流動線の要衝に新拠点「青森センター」を開設/青森県八戸市への拠点整備で輸送コスト最適化とリードタイム短縮を図る、盛岡との2拠点体制構築により豪雪時の供給リスク低減などBCPを強化
首都圏物流(株)は、東北エリアと北海道エリアを結ぶ物流体制の強化を目的として、青森県八戸市に新たな物流拠点「青森センター」を開設し、4月1日付で業務を開始する。新拠点の設置により、荷主企業の輸送コスト最適化やリードタイムの短縮、安定供給体制の構築を目指す。
物流業界では長距離輸送に伴うコスト増加やドライバーの労働環境改善に加え、自然災害リスクを想定したBCPへの対応が急務となっている。同社はこれまで北東北エリアの集荷・配送を岩手県の盛岡センターで対応してきたが、運行距離の長さや冬季の厳しい気象条件が効率化の課題となっていた。
新拠点は、東北と北海道を結ぶ結節点に位置する。同拠点と「盛岡センター」の2拠点で北東北エリアをカバーすることで、乗務員の拘束時間を削減し、持続可能な輸送体制を整える。青森県内および県境エリアに対して、より柔軟な配送サービスの提供が可能になる。
特にBCP対応では、供給拠点を分散し1拠点あたりの輸送範囲を縮小することで、豪雪などの悪天候時における供給不能リスクを低減する。同社は本拠点を起点に「止めない物流」の実現に向け、東北・北海道エリアのネットワークをさらに強化する方針だ。
※「青森センター」の施設概要
所在地: 青森県八戸市大字新井田字小久保尻22番地
業務開始日:2026年4月1日
■ペットゴー(株)<3月31日>
ペット用品物流の高度化に向けて厚木市に新拠点「Petgo Fulfillment Center Atsugi」を開設/出荷能力と保管効率の向上で持続的な成長に向けた基盤投資を加速、耐震性強化による安全確保や労働環境の改善で物流競争力を抜本的に高める
ペットヘルスケア事業を展開するペットゴー(株)は、神奈川県厚木市に新たな物流拠点「Petgo Fulfillment Center Atsugi」を新設し、3月から本格稼働させた。物流機能の高度化と今後の事業成長を見据えたもので、同社の拠点移転は2017年以来、約9年ぶりとなる。
新拠点の賃貸面積は、倉庫が2,033坪、事務所等が160坪で、構造は耐火構造を採用した。創業以来6カ所目となる同センターは、耐震性の強化に加え、出荷能力および保管効率を向上させた新築の物流施設だ。将来の拡張性も備えており、単なる出荷拠点ではなく成長戦略を支える中核インフラと位置づける。
今回の稼働により、在庫設計の柔軟性を高め、SKU(取り扱い商品数)の拡大を図る。同時にオペレーションの高度化を通じて生産性を向上させ、安定した物流サービスを提供する。施設面では労働環境の改善も進め、働きやすさと生産性の両立を目指す方針だ。
同社では物流を、ペットライフを支える価値提供のプロセスと捉えており、新拠点への移転を物流競争力の抜本的強化につなげる。今後も「ペットの健康寿命最大化」などのミッション実現に向け、基盤投資を継続する構えだ。
※「Petgo Fulfillment Center Atsugi」の施設概要
所在地:神奈川県厚木市
賃貸面積:倉庫2,033坪、事務所等160坪
構造:耐火構造
■霞ヶ関キャピタル(株)<3月31日>
既存物流施設3件を対象とするバリューアップファンドを組成/首都圏などのドライ倉庫を組み入れ資産価値の向上と空室解消を図る、建築費上昇に伴う新規供給限定や需給ギャップ解消を見据えて投資
霞ヶ関キャピタル(株)は、子会社の霞ヶ関アセットマネジメント(株)を通じて既存の物流施設3件を組み入れたバリューアップファンドを組成した。対象物件は、首都圏を含む物流適地に所在する汎用スペックを備えたドライ倉庫。3~5年程度の保有期間を通じて、空室の消化やバリューアップ施策を実施し、資産価値の最大化を目指す。
物流不動産マーケットでは近年、供給過剰による空室率の上昇や賃料の調整が見られた。しかし、足元では需給ギャップの解消が進んでおり、2027年ごろには需要超過に転じると見込まれている。同社は、建築費の高騰を背景に今後の新規供給が限定的になると想定しており、空室率の低下や賃料の上昇が期待できると判断した。
同社はこれまで、2030年のフロン規制に対応した冷凍冷蔵倉庫の設備投資や、冷凍食品の消費拡大に伴う需要増加を見据え、冷凍冷蔵・冷凍自動倉庫の開発を推進してきた。今回のファンド組成により、既存施設の再生を通じた投資戦略を強化する。物流業界が抱える労働力不足や就業者の高齢化といった課題にも対応しつつ、効率的な物流インフラの提供を続ける方針だ。
※当該ファンドの概要
組入れ資産:既存物流施設 3 件(ドライ倉庫:埼玉県 2 件、宮城県 1 件)
運用開始日:2026 年 3 月 31 日
アセットマネージャー:霞ヶ関アセットマネジメント(株)
■TC神鋼不動産(株)<3月31日>
三重県鈴鹿市で開発を進めていたBOX型物流施設「AS-LOGI 鈴鹿」が竣工/東名阪道や新名神高速へのアクセス優位性で中京圏と関西圏の広域集配を担う、48時間稼働の非常用発電機やサンゲツ監修の休憩コーナーでBCP対策と環境対応を両立
TC神鋼不動産(株)は、同社にとって中部圏初となる物流施設「AS-LOGI 鈴鹿」が3月31日に竣工したと発表した。地上2階建てのBOX型施設で、延床面積は1万946.88㎡。東名阪自動車道「鈴鹿IC」から約2,300m、新名神高速道路「鈴鹿PA SIC」から約7,300mに位置する。中勢バイパスの延伸により三重県内の小口配送に適するほか、名古屋や大阪方面への広域拠点としての活用を見込む。
施設仕様は、床荷重1.5t/㎡、梁下有効高さ5.5mを確保した。45ft大型トレーラーが接車可能なトラックバースに加え、トレーラーと10t車用に各3台分の待機場を整備した。荷物用エレベーター、垂直搬送機、ドックレベラーを各2基備え、将来の空調導入を見越した電気容量も確保している。構内の動線を一方通行とすることで、安全で効率的なオペレーションを実現する。
BCP対策と環境配慮も徹底した。浸水想定区域外の立地に加え、停電時に48時間稼働する非常用発電機を設置。環境面ではCASBEE Aランク認証を取得し、全館 LED照明やEV用充電スタンド2台分を導入した。屋根上には太陽光発電設備の設置を想定した耐荷重を備える。
内装デザインは、(株)サンゲツが監修した。エントランスには近隣のサーキットをイメージしたチェッカーフラッグ模様を採用し、休憩コーナーはカフェスタイルとするなど、従業員の働きやすさに配慮した。
※「AS-LOGI鈴鹿」の施設概要
所在地:三重県鈴鹿市字北ノ割2020-20
敷地面積:1万2,077.22㎡(3,653.36坪)
延床面積:1万946.88㎡(3,311.43坪)
構造 :S造・2階建てBOX型
着工:2025年4月
竣工:2026年3月
■大和ハウス工業(株)<3月31日>
東京・町田市でマルチテナント型物流施設「DPL町田Ⅱ」を着工/垂直搬送機の設置で保管能力最大化するとともにMH機器導入のための動線も確保、(株)ディノスの入居決定でその要望を反映した整備進める
大和ハウス工業(株)は、東京都町田市でマルチテナント型物流施設「DPL町田Ⅱ」を2月2日に着工したと発表した。同施設は地上5階建てで、敷地面積1万6,915.68㎡、延床面積3万690.10㎡の規模となる計画。開発計画段階で総合通信販売の(株)ディノスの入居が決定しており、同社の要望を反映した施設として整備を進める。
同施設は、垂直搬送機の設置により限られた敷地面積で高い保管能力を確保する。物流業務の効率化を図るため、MH機器の導入に適した動線も備えた。施設内にはシーリングファンを設置し、夏場の暑さ低減や床面の結露防止、害虫侵入の抑制を図るなど、従業員の快適性向上にも配慮する。
立地面では、八王子バイパス「相原IC」から約4,700mと幹線道路へのアクセスが容易で、広域配送拠点に適している。京王電鉄相模原線「多摩境駅」から約1,300m(徒歩約17分)に位置し、バス停からも徒歩1分と職住近接の環境にある。
入居する(株)ディノスは隣接する「DPL町田Ⅰ」にも入居しており、2棟一体での運用による相乗効果が期待される。同社は今後もテナントニーズに対応した先進的な物流インフラの提供を続ける方針だ。
※「DPL町田Ⅱ」の施設概要
所在地:東京都町田市小山ヶ丘2-1-4、10、11(地番)
敷地面積:1万6,915.68㎡ (5,116.99坪)
建築面積:6,357.33㎡ (1,923.09坪)
延床面積:3万690.10㎡ (9,283.75坪)
賃貸面積:2万7,795.37㎡ (8,408.09坪)
構造・規模:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地上5階建て
建物用途:倉庫
着工日:2026年2月2日
竣工日:2027年11月30日(予定)
入居日:2027年12月1日(予定)
■(株)ecoプロパティーズ、(株)ナカノ商会<4月1日>
九州の交通の要衝で共同開発を進めていたBTS型物流施設が竣工/KONOIKEグループの九州産交運輸(株)が入居、定温倉庫や給油所など荷主ニーズを反映
(株)ecoプロパティーズは、(株)ナカノ商会と佐賀県鳥栖市で共同開発を進めていたBTS型物流施設が3月31日に竣工したと発表した。ecoプロパティーズの不動産開発の専門性とナカノ商会の倉庫運営ノウハウを融合させた物件開発。テナントには、KONOIKEグループで熊本県に本社を置く九州産交運輸(株)が入居し、同社の広域物流ネットワークの重要拠点として活用する。
新施設は「九州JCT」付近に位置し、九州自動車道や長崎自動車道、大分自動車道が交差する広域配送に適した立地だ。通常のドライ倉庫に加え、定温・保冷倉庫や危険物倉庫を備える。トラックバースは1階と2階に設け、合計40台以上の大型車両が同時に発着できる。緊急時用の非常用発電機や自家用給油所も併設しており、BTS型ならではの荷主ニーズを最大限に反映した仕様となっている。
九州産交運輸は1978年の設立以来、九州全域を網羅する自社配送網を強みに、医薬品や精密機器、青果物輸送などを幅広く展開している。近年は3PL事業を拡大しており、新拠点の稼働により九州エリアにおける高品質な物流サービスのさらなる向上を図る。
新施設の開発にあたっては、ナカノ商会が特定目的会社に出資して設計ノウハウを提供し、ecoプロパティーズがアセットマネジメント業務を受託した。両社は今後も全国で物流の効率化と持続可能なサプライチェーンの構築を推進し、地域経済の発展に貢献する方針だ。
※新物流施設の施設概要
所 在 地:佐賀県鳥栖市姫方町字本川563-1他(地番)
土地面積:2万809.46㎡
建物構造:鉄骨造・地上4階建て
延床面積:3万6,649.26㎡
竣工:2026年3月
■三井物産都市開発(株)<4月1日>
首都圏全域をカバーする広域配送の要衝に物流施設開発用地を取得/外環道と首都高速が結節する「美女木JCT」近傍に次世代拠点を整備、JR「北戸田駅」から徒歩圏内で人口密集地のため従業員確保に優位性
三井物産都市開発(株)は3月31日、埼玉県戸田市に物流施設「LOGIBASE戸田(仮称)」の開発用地を取得した。
計画地は、東京外環自動車道と首都高速道路が結節する交通の要衝「美女木JCT」の近傍に位置しており、東京都中心部および首都圏全域をカバーする広域配送拠点として適する。新拠点は、JR「北戸田駅」から1.4kmの距離に位置する。徒歩圏内であるほか、周辺人口が多い地域であることから、従業員確保が比較的しやすい環境にある。雇用確保の面でも優位性を備えた物流適地として開発を進める。
同社は今後も三井物産グループの物流ネットワークを活用し、利用者ニーズを的確に捉えた物流機能の高度化・多様化に応える方針。物流インフラ基盤としてのハードとソリューションを一体的に提供し、企業の経営戦略に新しい価値を創造することを目指す。
※「LOGIBASE戸田(仮称)」の計画概要
所在地:埼玉県戸田市美女木北3丁目
敷地面積:3,213㎡ ( 972坪)
延床面積:6,685㎡ (2,022坪)
規模・構造::S造・地上4階建て
着工 :2027年夏
竣工 :2028年秋
■日本GLP(株)<4月1日>
アレス・マネジメント運用の不動産ファンドが国内物流施設3物件を取得/日本GLPグループ外物件の直接取得で多様なポートフォリオを構成、川崎や枚方および柏の満床稼働施設を事業再編に伴う不動産の受け皿に
アレス・マネジメント・コーポレーション〔米国〕傘下の日本GLP(株)は、アレス・マネジメントが運用する不動産ファンドが国内物流施設3物件を取得したと発表した。日本GLPグループ以外の開発物件を外部から直接取得したもので、物流業界の事業再編に伴う不動産アセットの受け皿としてポートフォリオの戦略的な拡充を図る。取得した物件はいずれも大手3PLが入居し、満床で稼働しているという。
取得物件の「Marq 川崎3(仮称)」は神奈川県川崎市に位置する。2017年1月竣工で延床面積は2万3,767㎡。首都高速道路網を利用して東京都心へ約30分でアクセスできるほか、JR「武蔵白石駅」から徒歩圏内で雇用確保の優位性を備える。柱スパンは10m以上、梁下有効高は5.5mを確保した。
大阪府枚方市の「Marq 枚方5(仮称)」は2025年6月竣工で延床面積は約6,654㎡。第二京阪道路「枚方東IC」や「枚方学研IC」からのアクセスが良く、関西圏の広域配送拠点としてのポテンシャルを持つ。
千葉県柏市の「Marq 柏3(仮称)」は2024年2月竣工。延床面積は3万122㎡で、国道16号線に近接する。トラックバース63台分を備え、効率的な入出庫オペレーションを支える。
昨今は事業会社による資産のオフバランス化が進んでいる。同社は今後も外部物件の取得を積極的に推進し、多様なニーズに応える物流インフラの提供を続ける方針だ。
※「Marq 川崎3(仮称)」の施設概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区白石町3-1
敷地面積:1万1,718.98㎡
延床面積:2万3,767.56㎡
構造:地上4階建て、鉄骨造
竣工:2017年1月
※「Marq 枚方5(仮称)」の施設概要
所在地:大阪府枚方市長尾谷町1-27
敷地面積:3,230.14㎡
延床面積:6,654.30㎡
構造:地上4階建て、鉄骨造
竣工:2025年6月
※「Marq 柏3(仮称)」の施設概要
所在地:千葉県柏市風早1-9-1、1-9-6
敷地面積:1万3,938.60㎡
延床面積:3万122.10㎡
構造:地上4階建て、鉄骨造
竣工:2024年2月
※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。
