■物流施設 投資関連情報2026版<2.12~2.18>

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<2026年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報>

■(株)ヒューリック<2月12日>
米国ネバダ州ラスベガスで稼働中の物流倉庫取得で産業不動産投資を本格化/1日で米国人口20%に配送可能な立地を確保、三井物産(株)米国子会社と共同で米国産業アセットに参入


 (株)ヒューリックは、米国ネバダ州ラスベガスに所在する稼働中の物流倉庫「ラスベガス物流倉庫」を取得した。三井物産(株)の米国子会社である MBK Real Estate LLC(以下、MRE)との共同投資。ヒューリックが米国で産業不動産に取り組むのは今回が初めて。同社は海外事業で米国・アジアを中心に経済成長や人口増が見込まれる地域で実需のあるアセットへの投資を進めており、その一環として物流分野への本格参入を図る。
 取得倉庫は、敷地面積1万8,615㎡、延床面積7,880㎡で、コンクリート造の平屋建て。竣工は2024年と新しく、すでに稼働している。高速道路網を活用した周辺都市へのアクセス性が高く、ラスベガスは米国人口の20%に1日で配送可能な物流拠点として評価されている。
 ヒューリックとMREは、これまで米国の高齢者住宅に関し、「Hillcrest of Loveland」「Savanna House」「McDowell Village」「The Bellettini」の4件で共同投資の実績を持つ。MREは産業不動産の開発・運営でも豊富な経験を有しており、両社は今回の物流施設でも協働して物件価値の向上に取り組む方針だ。
 ヒューリックは海外事業の拡大を掲げており、成長市場でのアセット取得を継続する構え。米国での産業不動産投資の第一歩となる今回の案件を通じ、物流分野での事業基盤の強化を進める。

※「ラスベガス物流倉庫」の施設概要
所在地:6535 E. Tropical Pkwy, Las Vegas, Nevada 89115
敷地面積:1万8,615㎡
延床面積:7,880㎡
構造/規模:コンクリート造・平屋建て
竣工:2024年

■(株)福岡ソノリク<2月12日>
福島県双葉郡富岡町に青果物流の中継拠点「福岡ソノリク福島物流センター」を開設/広域供給網を再構築、特許冷蔵庫とCA冷蔵で鮮度維持と食品ロス削減を両立


 (株)福岡ソノリクは、福島県双葉郡富岡町に青果物向けの物流拠点「福岡ソノリク福島物流センター」を開設した。物流業界で2024年問題への対応が急務となるなか、中継輸送を日常運用に組み込み、長距離偏重の運行を分散することで、ドライバーの負担軽減と広域の安定供給を両立する体制を整える。
 同拠点は、敷地面積2万4,575㎡、延床面積は1万122㎡で、常温・冷蔵・冷凍の各温度帯に対応する。産地で収穫された青果を一時保管・集約し、加工拠点や市場、消費地へ計画的に接続することで、「運ぶ」と「保つ」を組み合わせた運用を実現する。
 同拠点の特徴となるのが、同社が独自開発し、特許取得済みの特許冷蔵庫の導入。青果の品質劣化を促すエチレンガスを強制換気する仕組みにより、鮮度維持と長期保管を可能にする。さらに、庫内の空気成分を制御して青果の呼吸を抑えるCA(Controlled Atmosphere)冷蔵も併設し、需給や天候の変化に左右されにくい供給体制を構築する。食品ロスの低減にもつなげる。
 同社は西日本を基盤に、北海道(グループ会社)や関東支社を含むネットワークを展開してきた。今回、福島に中継機能を置くことで、北海道・東北・関東を面で結ぶ結節点が生まれ、長距離輸送の分散が進む。福島は東北各県と首都圏・西日本を結ぶ要所で、産地に近い場所に中継・保管機能を配置することにより、無理のない運行設計と広域の安定供給に近づくとしている。
 同社は、福島をハブに生産・加工・輸送を分断せずにつなぎ直すことで、地域農業と広域物流の双方を支える基盤を形成する考えだ。日常のオペレーションを積み重ねることで、全国への安定供給を支える体制を強化する。

※「福岡ソノリク福島物流センター」の施設概要
所在地:福島県双葉郡富岡町大字上郡山字関名古144-50
敷地面積:2万4,575㎡
延床面積:1万122㎡
温度帯:常温/冷蔵/冷凍
バース数:9
竣工:2026年1月

■三菱地所(株)<2月12日>
豪州メルボルンの既存倉庫再開発プロジェクト「Fitzgerald Road Logistics Hub」に参画/約6万2,000㎡の敷地に環境配慮型の大型倉庫を建設、豪州大手Charter Hallと初の共同事業


 三菱地所(株)は、豪州不動産大手Charter Hall Group傘下のファンドと共同で、メルボルン西部Laverton North地区における物流施設開発プロジェクト「Fitzgerald Road Logistics Hub」に参画した。Charter Hallグループが日系総合デベロッパーと共同で不動産開発を行うのは今回が初めて。
 同計画プロジェクトは既存倉庫の再開発。プライムグレードの物流施設とする計画で、2026年2月に着工し、同年下期に竣工する予定だ。メルボルン中心部から西に約20kmに位置し、「メルボルン港」に車で約25分、「メルボルン空港」に約20分とアクセス性が高い。主要高速道路「M1」のインターチェンジに近く、2つの幹線道路に隣接する立地優位性を持つ。
 建設する倉庫は建屋内で2分割が可能で、貸床面積は約4万1,000㎡。太陽光発電設備や雨水貯蔵タンクを備え、「Green Star Building 5 Star」の環境認証取得を目指す。Laverton North地区は伝統的な物流集積地だが、老朽化した施設も多く、今回の再開発により産業インフラの更新にも寄与する。
 三菱地所は、オーストラリアで人口増加やEC拡大に伴う物流需要の高まりを好機と捉え、2024年から物流セクターへの開発投資を開始しており、同計画は第2号案件となる。豪州最大級のデベロッパー・アセットマネジメント会社Charter Hallグループとの連携を通じ、同国での優良事業機会の獲得を進める方針。Charter Hall Prime Industrial Fundは、国内外の機関投資家向けに約127億豪ドル(約1兆2,200億円)の資産を運用する、豪州最大級のインダストリアル・物流特化型ファンド。三菱地所は今回の協業を足掛かりに、オーストラリアでの物流施設開発を継続的に拡大する構えだ。

※「Fitzgerald Road Logistics Hub」のプロジェクト概要
所在地:オーストラリア・ビクトリア州・Laverton North地区
計画敷地:約6.2ha
規模:地上1階建て
用途:物流施設(一部事務所)
延床面積:約6万2,000㎡
貸床面積:約4万1,000㎡
着工:2026年2月
竣工・引渡:2026年下期(予定)

■(株)センターポイント・ディベロップメント<2月12日>
埼玉県草加市で開発を進めていたマルチテナント型物流施設「CPD草加」が竣工・満床稼働/最新仕様で労働力確保と効率化を両立、省エネ性能でCASBEE「 Aランク」など取得


 (株)センターポイント・ディベロップメント(以下、CPD)は、埼玉県草加市で開発を進めていたマルチテナント型物流施設「CPD草加」が1月30日に竣工し、満床稼働したと発表した。延床面積は5万5,138.99㎡で、東京外環自動車道「草加IC」から約4km、国道4号にも近接し、首都圏内陸を広域にカバーできる立地が特徴だ。東武伊勢崎線「草加駅」から約2kmと住宅集積地に近く、労働力確保の面でも優位性がある。
 同施設は地上5階建ての耐震構造で、1フロア当たり約2,400~2,900坪の賃貸区画を備える。床荷重は1.5t/㎡、柱スパンは11.2m×10.5m、梁下天井有効高は5.5mと、最新型物流施設の仕様を満たす。各階は2区画に分割可能で、1階には28台が接車できる両面高床バース、2~4階には各16台が接車可能な高床バースを設置し、多様な荷物に対応する。庫内には大型シーリングファンを設け、共用休憩室やドライバー用トイレ、喫煙スペースなどアメニティも整備した。
 環境性能の高さも特徴で、外壁に断熱性の高いサンドイッチパネルを採用し、高効率空調設備や全館LED照明を導入。CASBEE「Aランク」、BELS「5☆」、ZEB Readyの評価を取得している。非常用発電機も備え、入居企業のBCPに寄与する。
 CPDは、交通利便性の高いエリアでの近代的物流施設の需要が高まるなか、戦略的物流拠点となる適地での開発を継続する方針だ。新築開発に加え、工場から物流施設へのコンバージョンや既存物件のリノベーション、外部開発者による既築物流施設の取得にも注力し、企業の物流効率化ニーズに応える体制を強化する。

※「CPD草加 」の施設概要
所 在 地:埼玉県草加市松江5-2-31
敷地面積:2万2,457.47㎡
延床面積:5万5,138.99㎡
構造:鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造5階建て
着工:2024年8月1日
竣工:2026年1月30日
認証取得:CASBEE-建設(新築)「Aランク」、BELS「5☆」、ZEB Ready

■Amazon<2月12日>
千葉県流山市に新物流拠点「Amazon流山おおたかの森フルフィルメントセンター」を開設/延床10万8,000㎡で1日最大50万個超の入出荷を処理、独自の棚搬送ロボットシステムと紙袋自動梱包機の導入で業務効率化・環境負荷低減にも対応


 Amazonは、千葉県流山市に新たな物流拠点「Amazon流山おおたかの森フルフィルメントセンター」を開設する。延床面積約10万8,000㎡、商品保管容量約115万立方フィートの規模で、3月4日に稼働開始する予定。流山市では2拠点目のFCで、同社では多様な職種で数千人規模の雇用機会を創出するとしている。
 新拠点は、商品の入荷と出荷でそれぞれ1日最大50万個以上を取り扱う能力を持つ。職場の安全・衛生管理者、品質管理者、設備保全、テクノロジーを活用したピッキング・梱包・出荷作業など、多岐にわたる職種を配置する。物流経験のない人材も受け入れ、定期的な研修やスキルアップ機会を提供することで、継続的に成長できる環境を整える。
 新拠点は、カフェテリアやマザーズルーム、礼拝室、バリアフリー対応のトイレなどを備え、施設内ワーカーの心身の健康と包括性に配慮した設計。業務効率化面では、同社独自の棚搬送ロボットシステム「Amazon Robotics」を導入し、約2,500台のドライブ(棚搬送ロボット)と約2万6,000台のポッド(専用商品棚)を配備。棚入れ・棚出し作業の効率化に加え、固定棚より最大約40%多くの在庫を保管できるため、品揃え拡大にも寄与する。
 さらに紙袋自動梱包機も導入する。段ボール箱から紙袋への切り替えを進め、梱包資材の削減を図る。屋上には太陽光発電設備を設置し、持続可能な施設運営にも取り組む。

※「Amazon流山おおたかの森フルフィルメントセンター」の施設概要
所在地: 千葉県流山市
延床面積: 約10万8,000㎡
商品保管容量: 約115万立方フィート(ft3)
開設時期(予定):2026年3月

■(株)上組<2月13日>
神戸ポートアイランドでの定温倉庫新設で青果物流体制を強化/全館温度管理と自動立体倉庫導入で品質維持と省人化を実現、国内基盤事業のシェア拡大・強靭化を推進


 (株)上組は、「神戸港」ポートアイランド中央部のポートアイランドDバース(以下、PI D)敷地内に「上組神戸ポートアイランド定温倉庫(仮称)」を建設する。PI Dは青果棟や流通加工センターなど大型施設が集積する同社の主要拠点で、新倉庫もその一角を担う。
 新倉庫では輸入青果物を中心に取り扱う計画。通路を含む倉庫全体に温度調節機能を備える。荷捌きや検品などの作業工程でも外気に触れずに品質を保持できるため、コールドチェーンの高度化につながる。最先端のパレット立体自動倉庫システムも導入し、品質の安定に加えて省人化にも対応する。
 上組は中期経営計画で掲げる「国内基盤事業のシェア拡大・強靭化」を進めており、今回の新倉庫建設もその一環。「神戸港」での青果物流の取り扱い体制を強化し、持続的なキャッシュ創出力の向上を図る。同社は今後も国内物流基盤の強化に向けた投資を継続し、主要拠点の機能向上を進める方針だ。

※「上組神戸ポートアイランド定温倉庫(仮称)」の施設概要
所在地:兵庫県神戸市中央区港島6-9-4,8-1
建築面積:1万1,840.62㎡
延床面積:3万4,146.60㎡
構造:鉄骨造(一部SRC造)・4階建て
主要設備:全館温度調節機能、パレット立体自動倉庫システム、垂直搬送機
着工:2027年1月(予定)
竣工:2029年8月(予定)

■キャボット・プロパティーズ〔米国〕<2月13日>
大阪府箕面市の先進的物流施設取得で日本市場への参入を本格化/満床稼働中の延床2万502㎡の4階建て施設、関西圏1,900万人を捉える立地で広域物流にも対応


 米国キャボット・プロパティーズは、大阪府箕面市森町西の先進的物流施設を取得した。日本国内での投資は初めてで、需給バランスが安定した市場で高品質な物流不動産に投資する同社のグローバル戦略を日本でも本格的に展開する。
 同施設は2021年竣工の地上4階建てで、賃貸可能面積は6,202坪(2万502㎡)。大型トラック12台が接車可能なトラックバース、天井有効高5.5m、バース奥行き12.5m、駐車場41台分を備える。バッテリーフォークリフト用の充電設備40基を設置し、太陽光発電にも対応可能な設計とするなど環境負荷軽減にも配慮している。CASBEE「Aランク」を取得しており、環境性能と利用者の快適性の両面で評価されている。現在は満床稼働中だ。
 同施設は「箕面ロジスティクスパーク」内に位置し、大阪都心部から25km圏内とアクセス性に優れる。関西圏約1,900万人の消費地をカバーできるほか、新名神高速道路に近接し、名古屋、岡山、広島など主要都市圏への広域物流にも対応する。2024年に約9万tの貨物取扱量を記録した大阪国際空港へのアクセスにも優れる。
 キャボット・パートナーズ・ジャパン在日代表の西村由宇氏は「戦略的立地と高い機能性を備えた最新鋭施設への投資を通じ、日本市場での足掛かりを築けた」と述べた。EC市場の拡大を背景に関西圏のサプライチェーン需要は堅調に成長しており、同社は人口集積地でのクラスA物流施設への投資を継続する構えだ。

■東京建物(株)、三井物産都市開発(株)<2月16日>
千葉県船橋市でマルチテナント型冷凍・冷蔵物流施設「T-LOGI船橋南海神」を着工/膨らむ食品EC需要に対応する都市近接型コールドチェーンを構築、温度可変式倉庫や自然冷媒採用で高機能・環境配慮を両立


 東京建物(株)と三井物産都市開発(株)は、千葉県船橋市でマルチテナント型冷凍・冷蔵物流施設「T LOGI 船橋南海神」の建設に着手した。三井物産都市開発が冷凍・冷蔵のマルチテナント型物流施設を手がけるのは初めてで、竣工は2027年10月の予定だ。
 冷凍・冷蔵物流施設は荷主企業による自社開発が中心で、賃貸型は一般的なドライ倉庫に比べて事例が少ない。一方、食品系ECの拡大や老朽化施設の更新費用増、コールドチェーン再構築の動きが強まるなか、都市近接型の賃貸ニーズが高まっている。両社はこうした需要に応え、冷凍・冷蔵を含む賃貸物流施設の開発を強化する。
 「T LOGI 船橋南海神」は京葉道路「船橋IC」から約0.6km、東関東道「湾岸市川IC」から約4.6kmに位置し、東京都心から約20km圏と配送効率に優れる。複数高速道路を使い分けられる交通利便性を持ち、都市近接型の食品保管ニーズと首都圏全域への広域配送の双方に対応する。人口約65万人の船橋市に立地し、雇用確保の面でも優位性がある。
 延床面積約3,100坪(約1万248㎡)のBOX型冷凍・冷蔵倉庫で、1・2階に温度可変式(−25℃〜+5℃)の倉庫を配置。冷凍・チルド・生鮮など幅広い商材に対応する。バースには12基のシェルターを設置し、うち3基は外気遮断性の高いエアシェルターを採用。垂直搬送機2基と荷物用エレベーター1基を備え、館内物流の効率化を図る。従業員向け休憩室も3階に整備し、良好な労働環境を整えた。
 環境面では、冷凍・冷蔵設備に自然冷媒(CO2)方式を採用し、電力使用量の抑制と環境負荷低減を図る。屋上には太陽光パネルを設置し、発電した電力を施設内で自家消費する仕組みを導入。CASBEE「Aランク」の取得を予定する。
 両社は今後も冷凍・冷蔵を含む賃貸物流施設の開発を拡大し、食品ECの成長に対応した供給体制の強化を進める方針だ。

※「T LOGI 船橋南海神」の施設概要
所在地:千葉県船橋市南海神1-1896-9他(地番)
敷地面積:4,959.22㎡(約1,500坪)
延床面積:1万320.62㎡ (約3,121坪)
規模:4 層BOX型(1階片側バース)
竣工:2027年10月(予定)

■コメリ(株)<2月16日>
関西最大規模の物流拠点「コメリ関西流通センター」が竣工・稼働へ/コメリ最大規模の物流拠点、省力化・省人化を目的とした新システムを導入


 (株)コメリは、和歌山県橋本市で整備を進めていた新たな物流拠点「コメリ関西流通センター」が2月21日に竣工し、同23日に稼働すると発表した。
 新物流拠点は、既存の旧「関西流通センター」を移転・拡張したもので、コメリグループ国内12拠点の中で最大規模の延床面積を持つ。省力化・省人化を目的とした新システムを導入し、構内作業や店舗での作業効率を高める。関西エリアでの出店拡大に伴う物流需要に対応し、供給体制の強化を図る狙いだ。
 新物流拠点内にはNPO法人コメリ災害対策センターの物資を備蓄し、災害発生時には必要物資を迅速に供給できる体制を整える。物流機能と防災機能を併せ持つ拠点として、地域への貢献度を高める。
 コメリは今後も物流基盤の強化を進め、店舗網の拡大と効率的な商品供給の両立を図る方針だ。

※「コメリ関西流通センター」の施設概要
開発・運営: 北星産業(株)(コメリの100%子会社)
所在地: 和歌山県橋本市あやの台3-4
敷地面積:8万7,383㎡
延床面積:8万2,269㎡
稼働: 2026年2月23日
機能:仕分けセンター(TC)、商品保管センター(DC)、資材センター、フレッシュ・マネジメント・センター(FMC)、環境ステーション
管轄地域:三重県(一部地域)・滋賀県(一部地域)・京都府(一部地域)・大阪府・奈良県・和歌山県

■西濃運輸(株)<2月18日>
愛知県清須市で建設を進めていた新ターミナルが完成/“ロジ・トランス一体型”の「名古屋北支店」として2月24日から業務開始、周辺支店業務も再編成


 西濃運輸(株)は、愛知県清須市で建設を進めていた新ターミナルが完成し、2月17日に竣工式を実施した。現在の「枇杷島支店」(名古屋市西区)を移転し、「一宮支店」の物流機能と「大曽根支店」の一部業務を統合したうえで、「名古屋北支店」として2月24日に業務を開始する。
 新拠点の立地は名古屋第二環状自動車道「清洲東IC」に近接し、東名高速、名神高速、伊勢湾岸道、名古屋高速へのアクセスが良好。全国各地への配送で優れたリードタイムを確保できる。
 新拠点は、従来のトラックターミナル機能に加え、倉庫保管・在庫管理・流通加工を組み合わせた「ロジ・トランス一体型」の物流拠点として設計された。敷地面積は旧「枇杷島支店」の約1.8倍となる1万6,760.88㎡(旧9,324.80㎡)、延床面積は約5.3倍に拡張。プラットホーム面積は3,647.53㎡と旧拠点の約1.7倍となり、物流倉庫面積は1万4,873.32㎡と、「一宮物流センター」の約9.4倍に増強した。これにより、保管から配送までを一貫して担える体制を整え、顧客企業の物流業務全体の効率化とスピード向上を図る。「大曽根支店」が担当していた名古屋市北区の集荷・配達業務も移管し、業務区域の最適化を進める。移管に伴い、「名古屋北支店」は従業員21名増、車両台数22台増の新体制で稼働する。
 施設面では、管理棟にシャワールームや女性用パウダールームを新設し、屋内車両整備ピットも設けるなど、働きやすい環境づくりを進めた。さらに、竣工後には屋根面に722kWのオンサイトPPA方式による太陽光発電設備を導入する予定で、環境負荷低減とエネルギーコスト最適化を同時に実現する。
 セイノーグループは今後もロジスティクスと輸配送を融合した「ロジ・トランス拠点」の全国展開を進め、顧客が本業に専念できる物流環境の整備を支援する方針だ。

※「名古屋北支店」の施設概要
所在地: 愛知県清須市春日舟付18番
敷地面積: 1万6,760.88㎡ (5,070.17坪)
延床面積: 2万7,857.71㎡ (8,426.96坪)
管理棟: 1F⇒事務所、応接室、乗務員控室、多目的スペース、更衣室など、2F⇒会議室、食堂、娯楽室、洗面洗濯室、シャワー・バスルームなど、
ターミナル棟:1F⇒プラットホーム(100.40m×36.33m)、 2F⇒保管庫 4,203.42㎡ (1,271.53坪)、3F⇒保管庫 5,334.95㎡ (1,613.81坪)、 4F⇒保管庫 5,334.95㎡ (1,613.81坪)
業務区域:名古屋市西区、北区(大曽根支店より移管)、北名古屋市、清須市

※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。

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