物流施設 投資関連情報2023版<11.2~11.8>

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<2023年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> 

■大和物流(株)<11月2日>
「神戸長田物流センター」を開設し、稼働開始/大和ハウス工業(株)がCBREインベストメントマネジメント・ジャパン(株)および(株)大林組と共同開発した物流施設の一部区画を賃借

 大和物流(株)は、大和ハウス工業(株)がCBREインベストメントマネジメント・ジャパン(株)および(株)大林組と共同で開発した物流施設「(仮称)神戸長田物流センター 東棟」の一部区画を賃借し、2023年11月1日に「神戸長田物流センター」として開設しました。
〇 開設の目的
大和物流はこれまで兵庫県下では、2022年4月に開設した「兵庫小野物流センター」を運営してきた。近年は、兵庫県湾岸エリアの事業基盤を強化する必要に迫られており、同エリアの物流ネットワークを拡充するため、同センターを開設。、神戸エリアに製造拠点を構える製造業向けの物流センターとして運営していく予定だ。
〇立地優位性―神戸市中心部や神戸港に近いアクセス良好な立地
阪神高速3号神戸線「湊川IC」から約1.8km、「若宮IC」から約2.0kmに位置しており、近畿エリア・中四国エリアへ向けた広域物流拠点に適した立地。また、神戸港から約10km、車で約20分の距離にあるため、輸出入貨物の取り扱いにも適する。

※「 神戸長田物流センター」の施設概要
所在地:兵庫県神戸市長田区駒ヶ林南町1-46
運用区画:2階・3階の一部(202区画)
運用面積:1万595.93㎡(約3,205.27坪)※倉庫部面積
建物構造:鉄筋コンクリート・鉄骨造合金メッキ鋼板葺4階建て
1-2Fバース(スロープ付き)
バース形状:高床式
床荷重:各階1.5t/㎡
搬送設備:荷物用エレベーター 3.5t/1基
垂直搬送機 1.5t/1基
ドックレベラー/1基
開設:2023年11月1日

■福山通運(株)<11月2日>
北海道広島市に「北海道北広島支店」を新設し、営業開始/集配業務、流通加工、保管業務を兼備したロジスティクスターミナルとして運用

 福山通運(株)は、北海道北広島市に同社グループの新たな拠点となる「北海道北広島支店」を新設し、11 月 1 日から営業を開始した。
 同支店の開設は、北海道内で 13 店所目。集配業務、流通加工、保管業務を兼ね揃えたロジスティクスターミナルとして運用する。道央自動車道「北広島 IC」より 1kmに位置し、札幌市内をはじめ「新千歳空港」や「苫小牧港」までのアクセスに優れ、同社のネットワークを最大限に活かした、倉庫保管から流通加工、輸送までのワンストップサービスを実現する。また、物流業務の省力化を図るマテハン機器も充実しており、働きやすい環境づくりも推進する。
 今後も同社グループは、多様化する顧客ニーズに対応するため、よりきめ細やかな物流サービスを提供していく方針だ。

※「北海道北広島支店」の施設概要
所在地: 北海道北広島市大曲幸町 5-1-2
営業エリア:札幌市清田区・札幌市厚別区・北広島市・恵庭市・千歳市・
空知郡南幌町・夕張郡長沼町
敷地面 積:1万2,739.49 ㎡
延床面 積:2万1,542.68 ㎡
構造:地上 3 階建て、鉄骨造

■澁澤倉庫(株)<11月7日>
栃木県芳賀工業団地の栃木営業所敷地内に危険品倉庫2棟を建設/物流事業の競争力強化、サービス領域の拡大に向け、近年増加の危険品保管需要に対応

 澁澤倉庫(株)は、栃木県芳賀工業団地内 にある同社栃木営業所の敷地内に危険品倉庫 2 棟を新たに建設する。 同社長期ビジョン「Shibusawa 2030 ビジョン」に掲げる、物流事業の競争力強化とサービス領域の拡大に向け、近年増加している危険品の保管需要に対応するのが目的。神戸港新港地区における2棟(総延床面積:1,475.67 ㎡)および大阪府茨木市における1棟(延床面積:795.30 ㎡)に続く、 3 件目の危険品倉庫建設計画となっている。
 同施設は、延床面積約 5万2,900 ㎡、地上 4 階建てのマルチテナント型物流施設。圏央道「相模原愛川 IC」から約 3.0kmの位置にあり、圏央道・国道 129 号線・東名高速道路及び新東名高速道路へのアクセスも良好。東京都心から 50km圏内に位置し、首都圏をカバーする広域物流拠点で、首都圏と関西・東海地方を繋ぐ配送拠点としても適した立地環境にある。神奈川県内陸工業団地内に位置しているため、24 時間 365 日の運営が可能だ。
 専有部倉庫内においては、同エリアでの開発実績の中で得た顧客ニーズを反映。両面バース採用により、柔軟な施設運用が可能な計画となっている。共用部には、従業員用休憩スペースやトラックドライバー用喫煙室及びトイレを併設するなど、施設内ワーカーの利便性や快適性向上が図られている。また、LED 照明をはじめとする省エネ機器も導入し、環境にも配慮。さらに災害時にも48 時間の施設稼働を可能とする非常用発電機の設置により、テナント企業のBCP対策を支援する体制も整えられている。
なお、昨今電気自動車の普及に伴って需要が拡大しているリチウムイオンバッテリーのほか、新型コロナウイルスの影響で荷物量が増加している医薬関連品等の危険物保管ニーズの高まりを受け、同施設竣工後にはさらに危険物倉庫を増設する計画だ。

※「(仮称)厚木市上依知物流施設計画」の概要
所在地:神奈川県厚木市上依知字上ノ原 3029-3,4,7(地番)
用途:マルチテナント型物流施設(縦割り最大 4 テナント想定)
規模・構造 :地上 4 階建て、ボックス型、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、耐震構造
敷地面積 :約2万9,600 ㎡(約9,000 坪)
延床面積: 約5万2,900 ㎡(約1万6,000 坪)
着工:2023 年9 月4日
竣工:2024 年11月30日(予定)〔危険物倉庫は 2025 年 7 月竣工の想定〕

■クレド・アセットマネジメント(株)<11月7日>
物流施設開発の同社第1号案件「CORED桶川伊奈」が竣工/最寄り駅から徒歩圏内に立地し、桶川エリアで希少な1社専用施設

 クレド・アセットマネジメント(株)は、埼玉県北足立郡伊奈町で開発を進めていた「CREDO桶川伊奈」が竣工したと発表した。
同施設は、同社物流施設開発の第1号案件。桶川・上尾・北本エリアにおける物流不動産の多くはマルチ型だが、同施設は1社専用利用が可能な点で希少性が高い。圏央道「桶川加納IC」より約6.1km、「白岡菖蒲IC」より約5.4kmと高速道路へのアクセスに優れ、首都圏への広域配送のほか、埼玉県全域への配送拠点として活用することが可能。延床面積は約3,000坪と専用施設で、使い勝手に優れ、周辺にある物流企業、荷主企業の物流拠点の拡張移転ニーズにも対応できるものとなっている。
 また、埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)「内宿駅」より約1.5kmと徒歩圏内で、周辺の労働人口も比較的多いことから、物流業界の人手不足が顕著となるなか、雇用環境面でも優位性がある。同社では、事務所や休憩エリアの集約による利便性の向上に加え、自然材を内装デザインとして利用するなど、ウェルビーイングな労働環境を提供するとしている。
 施設面では、1階をブレースのない構造にして空間を確保することで搬入出のオペレーションを効率化するなど、機能性を重視した設計とした。環境面では、BELS認証5スター、ZEB Readyなどの環境認証を取得している。
 同社では、同施設をはじめ、関東、関西を中心に現在7つの物流施設を展開。物件内容も専用施設からマルチ施設まで、また規模の大小を問わず、品質、機能性にこだわった物流施設を開発、運営している。同社は、建築費高騰等の影響により、昨今は物流施設の新規供給が困難な状況だが、今後も継続的に物流不動産へのニーズに対応するため、新規施設開発のほか、既存施設の取得・リノベーションなど、幅広く物流施設ソリューションを提供し、事業拡大を図っていくとしている。

※「CREDO桶川伊奈」の施設概要
所在地:埼玉県北足立郡伊奈町西小針7-10-2
敷地面積:5,001㎡(1,513坪)
延床面積:1万210㎡(3,089坪)
構造:鉄骨造・地上4階建て
着工:2022年11月
竣工:2023年10月末
環境認証:CASBEE認証Aランク(予定)、BELS認証5スター、ZEB Ready認証

■(株)関通<11月7日>
兵庫県尼崎市に「DXセンター」を開設/物流業務のDXサポートで顧客の物流課題解決に貢献

 (株)関通は、兵庫県尼崎市に「DXセンター」を開設した。これにより、尼崎エリアの保有倉庫は6拠点となり、総面積4万2,500坪に拡大。また、同センターを通じて物流業務のDXサポートを展開し、顧客の物流課題解決に貢献していく考えだ。
〇DXへの取組<受注処理の自動化「ECOMS」>
 同社は、物流DX化に向けた取組として、受注処理を自動化する新システム「ECOMS」を開発。ECOMSによる受注自動化で、供給チェーン管理から出荷まで、一元的なシステムでの管理を実現できるほか、AIによる需要予測やデータ分析による最適な物流ルートの設計が可能となる。
〇尼崎エリアに拠点を展開する理由
 同社が物流センターを展開する兵庫県尼崎市向島・末広地区は、関西で特に発展が著しい物流地区。物流センターの場所を集中させることにより、拠点相互の稼働状況を考慮した人員補充体制をしくことができ、繁閑期の波動対応強化が図れるとしている。また、阪神高速5号湾岸線、阪神高速3号神戸線など港や高速道路が近いことによる交通の利便性が高いことから、より顧客ニーズに合致した提案が可能になるとしている。

■イケア・ジャパン(株)<11月8日>
札幌市に続き、旭川市と函館市に商品受取りセンターを開設/北海道の商品受取りセンターを3拠点に拡大し、顧客への価格サービス展開を強化

 イケア・ジャパン(株)は11月16日、IKEAオンラインストアやイケア店舗で購入した大型家具の受け取りを通常配送より低価格で受け取ることができる商品受取りセンターを、北海道の旭川市と函館市にそれぞれ開設する。
 同社は、2019年3月に「商品受取りセンター札幌」を開設しており、今回さらに北海道旭川市と函館市に商品受取りセンターを開設するもの。旭川および函館の市内やその周辺地域に在住する顧客は、大型家具を通常配送より低価格で受け取れる同センターを利用できるようになる。同社は、顧客ニーズに寄り添った商品購入方法の提供のほか、より低価格で商品やサービスを提供することができるオムニチャネル化を推進しており、今回の商品受取りセンター増設は、この方針に沿ったものとなっている。
 同社は、同センターの全国拡大を通じ、物流の2024年問題の解決やラストワンマイル配送の負荷軽減のほか、環境負荷低減にも貢献する。同センターにおけるサービスは、ビジネスパートナー協力のもと提供しており、今回の2拠点開設で、同センターは全国35拠点体制になるとしている。

※「商品受取りセンター旭川」の概要
受取場所:(株) Sun.K物流 北海道旭川市流通団地3条 5-5-5
受付開始予定日 :2023年11月16日(木)
申込場所:IKEAオンラインストアまたは全国のイケア店舗
商品受取可能時間:9:00~17:00
※ 1月1日を除きます。
商品出荷店舗:IKEA仙台

※「商品受取りセンター函館」の概要
受取場所:佐川急便(株)・函館営業所 北海道函館市西桔梗町589-196(函館流通事業センター内)
受付開始予定日 :2023年11月16日(木)
申込場所:IKEAオンラインストアまたは全国のイケア店舗
商品受取可能時間:9:00~19:00(4月~11月)、10:00~18:00(12月~3月)
商品出荷店舗:IKEA仙台

■(株)日新<11月8日>
北海道苫小牧東工業団地内で倉庫用地を取得/ケミカル品を中心とする半導体製造素材や資材などの受入先となる倉庫建設を予定

 (株)日新は、北海道苫小牧市苫東工業団地内で倉庫用地を取得した。
北海道での半導体関連の投資活性化をにらみ、多くの物流需要が喚起される高圧ガス、薬液などケミカル品を中心とする半導体製造素材や資材などの受入先となる倉庫を建設する予定だ。

※取得予定地の概要
所在地: 苫東工業団地臨空柏原地区
面積:3万7,000 ㎡

※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
 注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。

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