<2023年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報>
■東京ロジファクトリー(株)<8月31日>
2024年4月に「厚木愛川物流センター(仮称)」を開設すると発表/2024年1月には「厚木第2物流センター」が竣工する予定
東京ロジファクトリー(株)は、2024年4月に「厚木愛川物流センター(仮称)」を開設すると発表した。同社は、東京・神奈川・埼玉の16号、圏央道のエリアに集中して拠点を構えるドミナント戦略を展開し、倉庫・人材・車両をエリア内で効率よく運用することで物量波動に対応している。今回発表した「厚木愛川物流センター(仮称)」の近隣には「厚木物流センター」や「厚木第3物流センター」などの倉庫が半径1.2km内にあり、2024年1月に「厚木第2物流センター(仮称)」も竣工する予定だという。
「厚木愛川物流センター(仮称)」は、厚木市、内陸工業団地に位置し、圏央道「相模原愛川IC」より3.2kmとアクセス性に優れる営業倉庫。厚木・海老名エリアは、中京地区、関西エリアからの首都圏における要衝で、立地面でも物流拠点設置に適している。工業地域のため、騒音等のトラブルリスクが低く。24時間稼働も可能だ。
※「厚木愛川物流センター(仮称)」の施設概要
所在地:神奈川県厚木市上依知3012-2
構造・規模:鉄骨造 地上5階建(倉庫4層)
敷地面積:3,034.99坪
延床面積:5,572.54坪
用途地域:工業専用地域
道路:西側14.0m
有効高:6.0m以上
耐荷重:1,500kg/㎡
バースタイプ:高床式1m
庇:ピロティ式
荷物用EV:2基(4.1t)
垂直搬送機:2基(1.5t)
乗用EV:1基
駐車場:47台
空調:2~4階
■三菱商事都市開発(株)<8月31日>
兵庫県加東市に物流施設開発用地を取得/関西エリア5件目となる物流施設開発へ
三菱商事都市開発(株)は、兵庫県加東市に物流施設開発用地を取得した。三菱商事グループ企業である(株)サステックより取得したもので、本開発は2023年冬に着工し、2024年秋の竣工を目指す。
三菱商事都市開発は、同計画地で「MCUDひょうご東条(仮称)」の開発を進める予定。同計画地は、中国自動車道「ひょうご東条IC」まで約0.5kmと大阪や京都などの近畿圏広域への交通利便性に優れ、県道・国道を利用した播磨地域や神戸周辺都市への地域配送にも優れる。また、(独)都市再生機構(当時、都市基盤整備公団)が開発した工業団地「ひょうご東条インターパーク」内に位置しているため、24時間稼働・多頻度配送等の事業運営上も良好な環境が整ってるという。
同社は「MCUD LOGISTICS」シリーズとしてこれまで関東圏を中心に物流施設開発を進めてきた。本開発は、神戸市須磨区(MCUD神戸西/2021年12月竣工)、神戸市西区(MCUD神戸西II/2023年3月竣工)、大阪府吹田市(MCUD南吹田(仮称)/2023年秋竣工予定)、大阪市平野区(MCUD大阪平野(仮称)/2023年冬着工予定)に続く、同社における関西圏5件目の物流施設開発であり、同社が関西圏で開発する物流施設総延床面積は約6万坪に達する見込みだ。
※「MCUDひょうご東条(仮称)」開発用地の概要
所在地:兵庫県加東市南山6-6-8
敷地面積:1万7,820.24㎡(5,390.62坪)
用途地域:工業地帯
建ぺい率:60%(角地緩和70%)
容積率:200%
■(株)日新<8月31日>
京浜地区における危険物の新たな輸出入拠点「神奈川埠頭倉庫営業所」が竣工
(株)日新の「神奈川埠頭倉庫営業所」が竣工した。 同営業所は危険物(消防法第四類)を中心に、高圧ガスや毒劇物など多種多様な品目の取扱いが可能 な施設で、首都高速横羽線・子安 (IC) からアクセスも良く、横浜港内の各埠頭へも近接したロケーショ ンで輸出入拠点として最適な立地である。 設備面では、近年増加する自然災害への備えとして防潮堤、非常用発電機を設置した他、脱炭素・循 環型社会の実現に向けた取り組みとして EV 充電設備や太陽光発電設備を設置している。
同営業所とグループ会社の鶴見倉庫を合わせた危険物貯蔵量は約1万4,000kl(ドラム缶7万本相当) となり、京浜地区最大の取扱量となります。 同社は、この施設を「京浜地区における危険物の新たな輸出入拠点」として位置付け、ますます 高まることが予想されるケミカル物流のニーズに対応していく。
※「神奈川埠頭倉庫営業所」の施設概要
所在地 : 神奈川県横浜市神奈川区恵比須町 9-7
施設内容 : 危険物倉庫 5 棟、高圧ガス倉庫 2 棟、普通品倉庫 1 棟、一般取扱所 1 棟
建物構造 : 鉄骨造平屋建(危険物倉庫、高圧ガス倉庫)、鉄骨造 2 階建(普通品倉庫)
敷地面積 : 2万1,389.95m²
延床面積 : 8,572.86m²
営業開始 : 2023 年 9 月 4
■鴻池運輸(株) <9月1日>
空調機の改装のテクノロジーとロジスティクスを掛け合わせた独自のサービスの主要拠点「テクノロジス幕張」を2024 年 2 月に千葉県に開設
鴻池運輸(株)は、空調機メーカー、サブコントラクター、空調機代理店向けに提供する空調機の改装のテクノロジーとロジスティクスを掛け合わせた鴻池運輸独自のサービスKonoike コ ウ ノ イ ケ -- Multi マ ル チ Vendor ベンダー System シ ス テ ムの主要拠点となるテクニカルセンター「テクノロジス幕張」を、千葉 県習志野市に 2024 年 2 月に開設する。
テクノロジス幕張は、2022 年 11 月に着工しており、2024 年 2 月稼働予定、投資額は約 64 億円となる。 加湿器等オプションの取付、板金製作・加工、塗装改装等、テクノロジーとロジスティクスを掛け合わせた鴻池運輸が考案した造語 現在、KONOIKEグループは、「⼈と技術のシナジーで時代とともに変化する『期待を超える価値』 を創造しよう」を基本⽅針に掲げ、「中期経営計画」(2023年3月期~2025年3月期)を推進して いる。
K-MVSは、中期経営計画の重点4項目の一つ「⾰新への挑戦:技術の活⽤とDXならびに協業による 挑戦」の一環で取り組んでいるサービスで、空調機メーカー、サブコンが業務⽤空調機を据え付ける場 合の工事現場における⼈材不足、納入車両待機時間、余剰在庫、CO2削減等さまざまな課題解決に対応 する。これまで既存拠点で提供してきたが、今般、首都圏の堅調な再開発を背景と する業務⽤空調機改装業務の需要増加見込みに加え、益々深刻化する工事現場の生産性向上、労働負荷 軽減、環境負荷低減に対する取り組み強化として、K-MVS の提供体制を増強するため、K-MVSを主軸 に担うテクノロジス®幕張を開設することとなった。空調機メーカーが、業務⽤空調機をオフィスビルや商業施設等に施工する場合は、サブコンが各ベ ンダーと連絡を取りながら、空調機本体、配管、配線等の部材を調達、工事現場で組み立てながら据 え付けるのが一般的である。この⽅法では、現場で空調機の配管や配線工事が必要なことに加 え、部材の余剰在庫や保管場所確保、納品車両待機時間によるドライバーの負担やCO2排出量増加、 各種煩雑な手配業務の発生等さまざまな課題がある。これらの課題を一挙に解決するサービス が、K-MVSとなる。K-MVSは、空調機据付に必要な配管・配線工事等すべてを拠点で一括 して行い、工事現場に納品するサービスである。
※「テクノロジス幕張」の施設概要
所在地: 千葉県習志野市芝園 2-3-1
延床面積: 24,670 ㎡
建物構造 :規模 鉄骨4階建 免震構造
特徴 :業務⽤空調機改装、プレハブ工法が対応可能なモノづくり・改装機能に 機軸を置いた保管・配送機能を併⽤するセンター ・10t天井クレーン1基、2.8t天井クレーン1基、塗装ブース、 400V電源を各フロア完備、機密検査、垂直搬送機、貨物⽤EV2基、垂 直搬送機2基 ・敷地内の舗装路面に廃PET活⽤高耐久アスファルト改質剤使⽤ ・太陽光発電および蓄電技術を活⽤
稼働開始予定 :2024 年 2 月
■(株)メディセオ<9月1日>
阪神エリアをカバーするBCP対応・環境配慮型の世界先端のマテハン技術を駆使した「阪神ALC」を竣工
(株)メディセオは、2023年9月1日、新たな 物流・営業拠点として「阪神ALC」を竣工した。
「阪神ALC」設置は 医薬品等の商品のメーカー出荷から患者までのサプライチェーン全体における流 通の最適化に取り組んでいる。 2009年、メーカーと医療機関等をシームレスにつなぐとともに災害対策を施した有事 に強い物流センターとして、神奈川ALC(横浜市戸塚区)を開設した。その後、全国 への展開をすすめ、13カ所目となる「阪神ALC」の設置により全国をカバーす る流通ネットワークが完成する。 これまでの事業運営を通して蓄積してきた技術・ノウハウを最大限に活用し、新たな機能 を盛り込んだ「阪神ALC」の設置により、新たな価値と流通サービスを提供し ていく。 さらに、「阪神ALC」では気候変動対策として温室効果ガスの排出量削減、資源の循環、 生物多様性への配慮などに積極的に取り組んでいく。
〇「阪神ALC」の特長
(1)医薬品・医療材料・医療機器・臨床検査試薬など、幅広く豊富な商品を在庫 お得意様に近い立地に、3万SKU以上の商品を取り揃え、ユーザーへ直接 届けることにより、受注から納品までのリードタイムを短縮する。
(2)高い受注納品率を実現する需要予測システム 独自に確立している需要予測システムにより在庫を適正管理。過剰在庫や品切れが生 じないように1品目ごとの適正なコントロールにより、定時・適量の納品を実現する。
(3)物流精度向上と高生産性を実現する技術 従来の仕組みを見直し独自のマテハン技術による第三世代のピックシステムを構築。 正確性と効率性を追求した高生産性物流システム「AUPUS2(Automatic Piece Picking Ultimate SystemⅡ)」の投入により、世界最高水準の高機能物流を実現する。
(4)あらゆるケースを想定したBCP対策(事業継続計画) 阪神・淡路大震災、東日本大震災など多くの被災経験を生かし、災害時にもユーザー への影響を最小限に抑えるように、さまざまな対策を積み重ねている。阪神ALC には建物免震構造を施すとともに、停電時の自家発電設備、緊急配送用バイク、自家 給油設備等を配備し、地震などの自然災害時にも、事業を継続できる体制を整えている。
(5)環境に配慮したサステナブル・ロジスティクス・センター 太陽光発電による自然エネルギーの活用、LED化の推進、再生素材(間伐材や再生 木材)の使用など環境に配慮した設計となっている。また、雨水を利用した水資源 の有効活用や、紙ラベルの廃止による廃棄物の削減、電気自動車の導入などを行っている。
(6)GDPガイドラインに準拠した高水準の物流機能 2018年12月に厚生労働省が発出した、医薬品の適正流通ガイドラインである GDPガイドラインに準拠し、温度管理、偽薬対策、衛生管理などの対応を行っている。 また、SOP(標準作業手順書)も整備している。
※「阪神ALC」の施設概要
所在 地: 兵庫県西宮市津門大塚町11-15
敷地面積: 2万6,446.3 ㎡(8,000 坪)
建築面積: 1万4,766.39 ㎡(4,466 坪)
延床面積 :4万3,068.19 ㎡(1万3,028 坪)
構造鉄骨造:(杭頭免震)、地上4階建
設備投資額 総額 :約267億円(土地、建物、設備、機器等)
カバーエリア 京都府(京都府全域) 大阪府(豊中市・池田市・高槻市・茨木市・箕面市) 兵庫県(神戸市・尼崎市・西宮市・芦屋市・伊丹市・豊岡市・西脇市・宝塚市・川西市))
荷額(稼働当初年間): 約2,400億円(予定)
稼働開始時期 :2023年10月(予定)
■ESR (株) <9月1日>
「ESR 野⽥ディストリビューションセンター2」が竣⼯/センコー(株)が小売、関東エリアのスポーツ・アパレル物流の拡大で全棟一括賃貸
ESR (株)は千葉県野⽥市蕃 昌に物流施設「ESR 野⽥ディストリビューションセンター2」)が 2023 年 8 ⽉ 31 ⽇に竣⼯した。 2022 年 7 ⽉にセンコー(株)と「野⽥ DC2」の全棟賃貸借契約を締結しており、センコー(株)が「野⽥第 3PD センター」として使⽤する。センコー(株)は同センターを野⽥地区における量販⼩売物流と関東エリアのスポーツ・アパレル物流の 事業拡⼤、グループ直営⾃動⾞の⾞庫設置による勢⼒増強の拠点として活⽤予定である。
「野⽥ DC2」は国道 16 号線に⾯しており、国道 16 号線 と国道 4 号線の交差点「庄和 IC」より 7km、常磐⾃動⾞道 「柏 IC」より 10km、東北⾃動⾞道「岩槻 IC」まで 20km に あり、主要幹線道路にアクセスが可能で、東京都⼼まで⾞で 約 1 時間での配送が可能である。東京港や成⽥・⽻⽥空港な ど輸送インフラ拠点からの中継地点としても利便性が⾼く、⾸都圏のみならず、東⽇本全域への広域配送拠点として強みを有している。
建物は耐震構造で、1 階両⾯にトラックバースを配置。⼤型⾞両は⼊⼝と出⼝を分け、敷地内の⾞両動線はワンウェイとし、 ⼤型⾞両の待機スペースを⼗分に確保することで、安全性に配慮した効率的な⼊出庫オペレーションを実現する。 バース前の⾞路は⼀部ピロティ形式を導⼊し、⾬天時に影響を受けにくい構造になっている。 ピロティ式⾞路 倉庫部分は 1 階から 4 階まで荷物⽤エレベーターと垂直搬送機による⾼い縦搬送能⼒を備え、床荷重 1.5t/㎡、梁下有効 ⾼さは 1 階から 3 階は 5.5m、4 階は 6.0m 以上、柱ピッチは間⼝ 11m×奥⾏ 11m を確保し、物流運営の効率性と汎⽤ 性を重視した設計を⾏っている。
「野⽥ DC2」では倉庫区画を含め全館空調付きとし、休憩ラウンジも完備している。駐⾞場 145 台および駐輪場(⾃転⾞の場合 80 台、バイクの場合 60 台)も設けている。 また、当施設は東武野⽥線「七光台駅」まで 2km の距離にあり、⼈⼝密集地にも近く、周辺にはコンビニエンスストア、飲⾷店、 量販店や商業施設も多く、⼊居企業様の雇⽤の観点からも有利な環境が整っており、⼈材定着の向上にも寄与している。
「野⽥ DC2」は全館 LED 照明、環境配慮型照明システム、ヒートポンプ式空調、節⽔型衛⽣器具の採⽤、環境や省エネル ギーに配慮した持続可能な物流施設として BELS5 スターおよび CASBEEA ランクも取得済である。建物屋上には太陽光 パネルを設置し、今後設置予定の⾃家消費型太陽光発電設備の規模は 1.3MW 程度を⾒込んでいる。 当社は施設運営・管理のスペシャリストである社内のプロパティマネジメントチームの下、万全なセキュリティ対策、様々な災害対 策を構築し、⼊居企業とワーカーに安⼼・安全な施設環境を提供している。 BCP(事業継続計画性)対策については、⾮常⽤⾃家発電設備を備え、停電時でも防災センター、荷物⽤エレベーター、ト イレ等が 48 時間使⽤可能な保安⽤電源を確保し、防災備蓄倉庫も設置している。 セキュリティ体制については 24 時間 365 ⽇の有⼈管理で、⾮接触型カードリーダーに加え、顔認証セキュリティシステム、クラウ ドカメラの導⼊など、さらなるセキュリティ強化を図っている。 当社はビルメンテナンス・清掃業務においてもより良いサービスを提供するために DX 推進を図っており、その⼀環として「野⽥ DC2」でも共⽤部の清掃にロボット掃除機を導⼊いる。
※「ESR 野⽥ディストリビューションセンター2 」の施設概要
所在地:千葉県野⽥市蕃昌266⁻9
敷地⾯積:2万1,556 ㎡(6,521 坪)
延床⾯積:4万5,676 ㎡(13,817 坪)
構造: 地上 4 階建て /鉄⾻造 耐震構造
設計:サンエス建設(株)⼀級建築⼠事務所
施⼯:サンエス建設(株) ・ (株)堀建設
開発コンサルタント:(株)グローバルデザイン
⼯期:2022 年 8 ⽉ 1 ⽇〜2023 年 8 ⽉ 31 ⽇
■商船三井グループ<9月1日>
アフリカの物流サービスを強化のためケニア・ナイロビに物流ジャパンデスクの設置と倉庫運営を開始
(株)商船三井、商船三井ロジスティクス(株)は、日本顧客向けにアフリカの輸出入およびアフリカ内における物流の相談窓口として、ケニアのナイロビにジャパンデスクを共同で設置した。
アフリカでは、道路、港湾施設、鉄道、空港などの不十分なインフラ、治安、国境における煩雑な手続きなど、様々な問題が効率的な物流の妨げとなっています。加えて、アフリカ各国への輸出においては、船積み前検査の要否や内容が異なり、各国で異なる複雑な税金体系も存在する。
ジャパンデスクでは、アフリカ物流に特化した日本人の専任者を配置し、それぞれのお客様向けにカスタマイズした最適な物流ソリューションを日本語で提案できる体制を整えている。
商船三井グループは、現在ケニアにおいて現地法人MOL Shipping (Kenya) Ltd.と、MLGのナイロビ支店を有し、アフリカ発着の海上輸送、航空輸送のフォワーディング事業を行っている。23年5月にはモーリシャスを拠点とするコングロマリット ロジャーズ・グループの物流部門Velogicのケニアにおけるロジスティクス子会社General Cargo Service Limitedと戦略的提携を目的とした覚書を締結し、ケニアや周辺諸国において、フォワーディング、通関、倉庫マネジメント、陸送等を含むトータルロジスティクスサービスを共同で提供してる。
23年7月には、ナイロビで商船三井グループ初となるアフリカでの自社グループ運営の倉庫の営業も開始した。運営を開始したナイロビ倉庫は、食料や医薬品取り扱いの免許を保持している倉庫となる。主要空港のジョモ・ケニヤッタ国際空港まで車で15分ほどの距離にあり、ナイロビの内陸コンテナデポに隣接している好立地にあることから国際物流に非常に便利なロケーションとなっている。
※「MOL Logistics Holding (Europe) B.V. Nairobi Branch Nairobi Warehouse」の施設概要
所在地:C21 – C22, Atlantis Business Park, Next to ICD,ICD Road, Embakasi, Nairobi – Kenya
延床面積:1,620㎡
施設特徴:一般倉庫、CCTV(セキュリティーカメラ)24時間作動、1入庫口、1出庫口、電動フォークリフト1台、ハンドリフト3台、1,500ラックと床置きスペース
■東急不動産(株) <9月5日>
東急不動産の物流施設シリーズ「LOGI’Q」の湾岸習志野、柏、海老名南の3物件が竣工
東急不動産(株)は、シリーズ展開している物流施設「LOGI’Q(ロジック)」ブランドに新たに 3 物件の「LOGI’Q 湾 岸習志野」、「LOGI’Q 柏」、「LOGI’Q 海老名南」が竣工した。
「LOGI’Q 湾岸習志野」は、首都高速湾岸線「湾岸習志野 IC」から約 0.3km、京葉道路「幕張 IC」から約 3.3kmと、首都圏の広域範囲にスピーディーにアクセスでき、近隣の住宅街からの人材確保もスムーズに行 われる立地である。幕張メッセや大型商業施設がある美浜区は、2023 年 3 月に幕張豊砂駅があらたに開設され たことで、更なる人口集積が見込まれています。同施設へのアクセスには幕張豊砂駅だけではなく、幕張本郷 駅も使用する事ができる。幕張本郷駅からは、本物件最寄りのバス停「千葉運転免許センター」まで平日の 朝 6 時台~8 時台で 34 本、夕方 17 時台~19 時台にて 32 本のバスが運行しており、幕張豊砂駅と、幕張本 郷駅の両駅を使用する事で、倉庫内で勤務する人材の確保に寄与する。また、357 号道路や東関東自動 車道からの視認性が抜群の立地にあり、テナント様の看板を掲げる事で企業様の宣伝効果に寄与する。
「LOGI’Q 柏」は柏 IC の至近で、首都圏の大動脈である国道 16 号線と常磐自動車道とのクロスポイントに位 置している。関東・東北方面への広域配送に加え、東京都心への即日配送も可能な立地になる。また、 バス、自転車等での通勤により、ワーカーの確保も可能なエリアである。施設内は 2 層使い可能なスロープ型で 保管ニーズ、通過型ニーズに対応しており、1 階バースと 2 階バースへの動線を分離し安全性を確保している。新柏倉庫(株)による 1 棟借りが決定している。
「LOGI’Q 海老名南」は、西日本方面の輸送起点かつ首都圏の玄関口に位置し、圏央道・東名高速道路にアク セスしやすいロケーションである。主要 IC は新東名高速道路「厚木南 IC」と、圏央道「寒川北 IC」になり、出 庫時に利用する寒川北 IC は、同施設から約 1.0km の場所に位置している。かつ、横浜湘南道路の開通によ り更なる人口集積が見込めるエリアとなる。また、JR 相模線倉見駅より徒歩約 4 分の所に位置しており、近隣 からの人材確保が期待できる駅近、IC 近を実現した物流倉庫である。
※「LOGIQ 湾 岸習志野」 の施設概要
所在地:千葉県千葉市美浜区浜田 2 丁目 43 番 2、43 番 3
用途地域 :準工業地域
主要用途 :倉庫(倉庫業を営む倉庫)
敷地面積 :6,544.50 ㎡(1,979 坪)
延床面積 :1万4,229.10 ㎡(4,304 坪)
建物構造 :柱 RC 梁 S 造4階建
着工:2022 年 7 月
竣工 :2023 年 8 月 31 日
トラックバース:11 台
駐車場:普通自動車 20 台、トラック待機場 5 台
バイク置き場:5 台
駐輪場:12 台
※「LOGI’Q 柏 」の施設概要
所在地:千葉県柏市柏インター東 1-10
用途地域:準工業地域・工業専用地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
敷地面積:1万3,691.93 ㎡(4,141 坪)
延床面積:3万3,954.68 ㎡(10,271 坪)
建物構造:S 造 4 階建
着工:2022 年 8 月
竣工:2023 年 8 月 31 日
トラックバース:34 台
駐車場:普通自動車 64 台、トラック待機場 2 台
バイク置き場:15 台
駐輪場:48 台
※「LOGI’Q 海老名南 」の施設概要
所在地:神奈川県高座郡寒川町倉見 905 番 1
用途地域:工業地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
敷地面積:6,281.30 ㎡(1,900 坪)
延床面積:1万3,458.81 ㎡(4,071 坪)
建物構造:S 造 4 階建
着工:2022 年 5 月
竣工:2023 年 5 月 31 日
トラックバース:11 台
駐車場:普通自動車 31 台、トラック待機場 2 台
バイク置き場:5 台
駐輪場:26台
※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。