<2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報>
■イケア・ジャパン(株)<11月20日>
センター受取りサービスを全国で拡大/埼玉県草加市に大型配送専用拠点「商品受取りセンター」を開設、大型配送専用拠点7カ所・小物配送専用拠点81カ所で新たにサービス利用が可能に
イケア・ジャパン(株)は11月20日、埼玉県草加市に新たに「商品受取りセンター」(大型配送サイズ専用)を開設する。また、同日から東京都と神奈川県の計6カ所の佐川急便(株)・営業所でもセンター受取りサービス(大型配送サイズ専用)を開始し、11月27日には、東京都や神奈川県、埼玉県の49拠点および北海道の32カ所の佐川急便(株)・営業所にセンター受取りサービス(小物配送専用)を拡大するとしている。
今回の開設により、大型商品受取り拠点は66カ所、佐川急便と連携した小型商品受取り拠点は618カ所となり、イケアの商品受取り拠点は全国684カ所に達するとしている。なお、イケア・ジャパンではこれら受取り拠点に加え、全国イケア店舗での無料の店舗受取りサービスも引き続き提供していく。
■霞ヶ関キャピタル(株)<11月21日>
神奈川県厚木市に物流施設開発用地を取得/約9,900㎡の敷地に冷凍自動倉庫を開発する予定
霞ヶ関キャピタル(株)は、神奈川県厚木市に物流施設の開発用地を取得したと発表した。
同社は、2030年のフロン規制に向けた冷凍冷蔵倉庫の設備投資、冷凍食品の消費増加による冷凍冷蔵倉庫の需要拡大、および2024年問題に起因する労働力不足、就業者の高齢化等の物流業界の課題に対応するため、冷凍冷蔵倉庫および冷凍自動倉庫の開発を積極的に進めている。今回は、同社物流施設ブランド「LOGI FLAG」の開発用地を、新たに販売用不動産として取得したものだとしている。
※物流施設開発用地の概要
所在地:神奈川県厚木市
予定用途:物流施設(冷凍自動倉庫)
敷地面積:約9,900㎡
■福山通運(株)<11月21日>
2026年1月5日にグループの新拠点「諏訪支店」を開設/長野県内7店目の拠点、集配業務・流通加工・保管業務を兼ね揃えたロジスティクスターミナルに
福山通運(株)は、長野県諏訪市に同社グループの新たな拠点となる「諏訪支店」を新設し、2026年1月5日から営業を開始すると発表した。
同支店は、長野県内で7店所目の拠点となり、集配業務に加え、流通加工、保管業務を兼ね揃えたロジスティクスターミナルとなる。立地は中央自動車道「諏訪IC」から約2kmに位置し、関東・中部エリアをはじめ近畿・北陸・新潟方面など広域を結ぶ最適。諏訪地域における幹線集約拠点として、各エリアを結ぶ幹線輸送ネットワークの効率化を図るとともに、県下最大級の物流拠点として、先端技術産業の集積地である同地域の輸送を支える存在となることが期待されている。
※「諏訪支店」の施設概要
所在地 : 長野県諏訪市大字四賀929-1
営業エリア : 諏訪市、岡谷市、茅野市、諏訪郡下諏訪町・富士見町・原村
敷地面積:1万4,773.48㎡
延床面積:2万840.22㎡
構造 : 地上3階建て、鉄骨造
■三菱地所(株)<11月21日>
中京圏初となる高速道路IC直結の「次世代基幹物流施設」開発計画を始動/次世代モビリティ対応の物流拠点、3大都市圏を結んで 基幹物流型ラウンド輸送の実現へ
三菱地所(株)は、愛知県日進市日進北部地区で自動運転トラックによる幹線輸送など新しい物流システムに対応した高速道路IC直結の「次世代基幹物流施設」の開発計画を、中京圏で初めて始動する。11月21日には、日進市、「(仮称)日進北部土地区画整理組合設立発起人会」、同社の3者間で本計画実現に向けた連携に関する覚書を締結した。
同計画は、東名高速道路「名古屋IC」から東へ約6.3km、「長久手IC」~「日進JCT」間に位置しており、近接する名古屋瀬戸道路へ直結した専用ランプウェイの設置も検討されている。
三菱地所は関西圏の京都府城陽市および関東圏の神奈川県横浜市で基幹物流施設の計画を進めており、中京圏での同計画が実現すれば物流の大動脈である東名高速道路・新名神高速道路で結ばれる3大都市圏すべてに大型基幹物流施設を保有することになる。これにより、関東・中京・関西の3大都市圏を結ぶ幹線輸送において、高速道路から一般道に下りることなく、シームレスに荷物の積み替えや配送が可能となる革新的な物流網を構築する。ダブル連結トラックや自動運転トラック等の次世代モビリティが多数巡航する「基幹物流型ラウンド輸送」を目指す。分散化していた幹線輸送を集約することで一層の物流効率向上を図り、国が推進するフィジカルインターネットの実現にも寄与する意向だ。
三菱地所は、将来的に東北圏から九州圏まで全国規模での基幹物流施設ネットワークの構築を目指している。東北圏の宮城県仙台市で進めている基幹物流施設や、今後検討する中国圏・九州圏の基幹物流施設とも接続し、3大都市圏を中核とした基幹物流施設ネットワークを東北圏・九州圏に拡大し、人手不足が深刻化する地方におけるサステナブルな広域幹線物流システムの段階的に実現を目指す。
三菱地所は、2030年代前半を目途に延床面積約23万㎡の次世代基幹物流施設を整備する計画。物流業界の人手不足解消や配送効率の高い物流ネットワーク構築することで、日本の物流DXを牽引し、物流の自動化・省人化や環境負荷低減に寄与する。
※「次世代基幹物流施設」計画の概要
所在地:愛知県日進市日進北部地区
敷地面積:約10万㎡(約3万坪) 予定 ※区画整理事業予定地(約27万1,000㎡)内
延床面積:約23万㎡(約6万9,000坪) 予定
用途:マルチテナント型物流施設
竣工:2030年代前半(予定)
■カトーレック(株)<11月21日>
岡山早島に美術品輸送の新拠点を開設/集荷から梱包、展示、保管、所蔵先への返却、通関手続き・保険業務までのサービスに一貫して対応
カトーレック(株)は、美術品輸送サービスの拠点として、岡山早島に新たな営業所を開設した。
同社の美術品輸送サービスは、集荷から梱包、展示、保管、所蔵先への返却、さらには通関手続きや保険業務まで美術輸送に関するあらゆるサービスに一貫対応している。新営業所には、「岡山早島第1物流センター」内に美術品保管用倉庫が併設されており、これらサービスの提供が可能。東京(江東区)、大阪(摂津市)に加え、今回の岡山早島の新拠点開設により、広範囲での巡回展などに対応可能。2006年には国際的な美術品輸送組織「ICEFAT」に加盟しており、海外の美術品についても日本国内と同様にワンストップで高品質なサービスを提供している。
※新営業所の施設概要
所在地:岡山県都窪郡早島長早島2664-1
倉庫:岡山早島第1物流センター(美術品倉庫2階)
構造:鉄骨造2階建て
敷地面積:1万5,693m² (4,747坪)
延床面積:1万5,671m² (4,747坪)、内美術品倉庫25坪
設備仕様:ドッグシェルター 30基(低温12基 + 定温18基)、エレベーター 1基、低温自動ラック 1,998底面、デジタルアソートシステム(DAS) 1,800座席
監視設備:各異常監視センサー、温度センサー(データ蓄積型)
■(株)関通<11月26日>
兵庫県尼崎市の戦略的物流拠点「関通ALFALINK尼崎センター」が竣工/関西最大級の物流施設「GLP ALFALINK尼崎」内に設立、関西尼崎エリアでの保有倉庫は計8拠点・総面積約5万7,600坪に拡大
(株)関通は、日本GLP(株)が開発する大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 尼崎South」の一部区画を賃借し、新たな戦略的物流拠点「関通ALFALINK尼崎センター」を設立・運用を開始すると発表した。同拠点の開設により、関西尼崎エリアでの保有倉庫は計8拠点、総面積が約5万7,600坪に拡大するほか、多様化する顧客ニーズに合わせた最適な物流ソリューションを提案できる体制が整う。
○同拠点の特徴
①「高速アクセス×都市近接」物流効率を最大化
同拠点は、「都市近接」の利便性と「高速アクセス」の機動力を両立しており、物流効率の最大化が図れる。兵庫県尼崎市という戦略的な立地を活かし、整備された高速道路網を駆使することで、交通渋滞のリスクを最小化も見込める。特に大阪・神戸市内への配送では、都市部へのスムーズな進入と最適なルート設定が可能となるため、配送リードタイム短縮と、それに伴う物流コスト削減が期待できる。
②卓越した都市近接性:大阪都心まで20分圏内
同拠点は、交通渋滞回避が容易な高速道路網に直結するロケーションにあるため、大阪・神戸といった大都市圏への高頻度・短時間配送に対応可能。消費者ニーズの多様化と即時配送への要求が高まるなか、配送リードタイム短縮を実現する。
③エリアに拠点を集中させることで、総合力を高めて柔軟・迅速に対応
関通は、常に倉庫間連携が取れる距離内に物流センターを配置する「ドミナント戦略」を採用している。同拠点の3km圏内には、8つの倉庫が集約しており、いつでもスムーズな物流連携が可能。1拠点での対応キャパシティの限界値をエリア戦略により回避することで、顧客事業の成長や出荷増大に対応している。
④施設利用者目線で追求した高い利便性
同拠点が入居する「GLP ALFALINK尼崎South」は地上6階建ての物流施設。施設内には倉庫だけでなく、ラウンジや喫煙所も完備しており、労働環境改善にも寄与する。
※「関通ALFALINK尼崎センター」の施設概要
所在地:兵庫県尼崎市道意町7-1-10
敷地面積:約10万7,300㎡(約3万2,515坪)
延床面積:約24万2,420㎡(約7万3,460坪)※うち一部スペースを関通が利用
規模・構造:南棟 地上6階・免震構造 PCaPC/耐火構造
竣工:2025年10月末
※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。

