
SBSゼンツウ(株)は大阪府大阪市西淀川区に同社初の西日本拠点となる「SBSゼンツウ西淀川センター」を開設した。
新センターは、日本生活協同組合連合会の物流子会社(株)シーエックスカーゴ向けの専用施設として稼働。関西・北陸・中四国エリアを対象としたDC機能を担う。施設は冷蔵・冷凍の2温度帯に特化し、最新設備を導入することで効率化を図るとともに、物流課題の解消と高品質な庫内運営の実現を目指す。
建物は地上4階建ての耐火構造S造で、敷地面積2,754.82㎡、延床面積5,601.52㎡となっている。冷蔵エリアは2,456.17㎡、冷凍エリアは2,363.64㎡で、その他が781.8㎡といった構成。温度帯は冷蔵・冷凍の2区分でノンフロン仕様の冷媒設備を採用しており、庫内照明にはLEDを導入し、環境負荷の低減にも配慮している。施設面の特徴としては効率的な荷捌きを実現する両面バースのほか、ドックシェルターの設置、24基のターンテーブル、2t対応の耐荷重床、梁下有効高6mの空間設計などが挙げられる。
SBSゼンツウはSDGs達成に向けた取り組みを積極的に推進しており、新センターもその一環となる環境配慮型施設と位置づけられている。今後はSBSグループの一員として、安心・安全で高品質な食品物流サービスの提供を通じ、地域社会と持続可能な物流インフラの構築を目指す。
※「SBSゼンツウ西淀川センター」の施設概要
所在地:大阪府大阪市西淀川区
構造:地上4階建て S造・耐火構造
敷地面積:2,754.82坪
延床面積:5,601.52坪(冷蔵2,456.17坪、冷凍2,363.64坪、他 781.8坪 )
温度帯:2温度帯 (冷凍/冷蔵)
特徴:ノンフロン冷媒、両面バース、ドックシェルター24基、耐荷重2t、梁下有効高6m