物流に関連する(2024年6月4日~6月10日)の主なニュース・トピックスを以下紹介
■小売・組織/(株)イトーヨーカ堂⇒食品物流とサプライチェーン全体の効率化をめざす「SM 物流研究会」に参加/物流の持続可能性を追求し、業界全体の効率化に向けた取り組みを推進
■物流不動産・投資/(株)シーアールイー⇒私募リート「CREインダストリアル投資法人」の運用を開始/中小型倉庫を中心とする産業用不動産に集中投資、資産規模約100億円でスタート
■輸配送・医薬品/日本通運(株)⇒「西日本医薬品センター」で医薬品製造業1号区分の許可を取得/バイオ製剤等の製造工程における物流受託を開始
■輸配送・危機管理/センコーグループホールディングス(株)、JR貨物⇒災害時の代替輸送を担う新造船が8月に就航/災害による貨物鉄道ネットワークの寸断を想定、海上での代行輸送体制を構築
■国際輸送・新サービス/郵船ロジスティクス(株)⇒「中越班列」を利用したハノイ発欧州向け国際鉄道輸送サービスの提供を開始/アジア発欧州向け海上輸送の混乱に対応、リードタイム短縮と環境負荷低減も見込む
■輸配送・新サービス/日本通運(株)⇒モバイルPC・タブレット端末専用輸送サービス「モバイルまとめてコンポ」の販売を開始/梱包作業の手間や時間を大幅に削減、コスト削減と環境負荷の低減にも貢献
■車両・EV/NIPPON EXPRESSホールディングス(株)⇒米国現地法人 NXアメリカ(株)がEVトラックを初導入/今年度中に14台導入を計画、CO2排出量削減で気候変動への対応を強化
■造船・環境/三菱造船(株)⇒トヨフジ海運(株)向けLNG燃料RORO船1番船の命名・進水式を実施/従来船比でCO2排出量を25%削減、SOx排出量もほぼゼロで環境負荷低減に寄与
■自動運転・実証実験/(株) T2⇒自動運転幹線輸送サービス実現に向けた公道実証実験を推進/新東名高速道路の駿河湾沼津 SA・浜松 SA 間で自動運転レベル 2 を検証、2024年度中に関西へ拡大
■MH機器・新製品/(株)アイオイ・システム⇒デジタルピッキング表示器の無線シリーズに新たに3機能を追加/NFC通信や衝撃吸収カバーなどを採用した新製品を順次販売開始
■冷凍ユニット・新製品/三菱重工サーマルシステムズ(株)⇒中小型配送車両向け電動式輸送用冷凍ユニット「TEKシリーズ」の販売を欧州で開始/欧州の配送ニーズに合わせ、従来の輸送用ユニットを薄型化