2025年– date –
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四国アルフレッサ(株)⇒香川県高松市の物流施設「四国物流センター」を香川県観音寺市に新築・移転/2025年10月14日に稼働開始の予定、四国4県への医薬品供給体制を強化
四国アルフレッサ(株)は、香川県観音寺市に新たな物流拠点「四国物流センター」を開設する。四国4県への医薬品供給体制を強化するのが目的。稼働開始は2025年10月14日となる予定だ。 新センターは鉄骨造2階建てで、延床面積は約1万3,155㎡。最大2万2,000品目の医薬品が保管可能で、総額約70億円の設備投資を行う。GDPガイドラインに準拠した温度・衛生・セキュリティ管理を徹底し、液体窒素や超低温フリーザーを備えた再生医療等製品庫も設置する。また、対面検品を不要とするパッケージ納品方式や、再生医療等... -
センコー(株)⇒静岡県富士市で建設を進めていた新物流拠点「新富士第2PDセンター」が竣工/北関東や名古屋方面を結ぶ中継輸送拠点「TSUNAGU STATION 新富士」として活用、静岡・山梨エリアの保管・配送拠点としての機能も担う
センコー(株)は、静岡県富士市で建設を進めていた新たな物流拠点「新富士第2PDセンター」が竣工したと発表した。同施設は「TSUNAGU STATION 新富士」として、北関東や名古屋方面を結ぶ中継輸送拠点として活用される。 同施設は鉄骨造3階建てで、敷地面積は約1万9,600㎡、延床面積は約2万600㎡。新東名高速「新富士IC」から約200m、東名高速「富士IC」から約2.5kmと交通アクセスに優れ、静岡・山梨エリアの保管・配送拠点としての機能も担う。 BCP対応として、津波や洪水リスクの低い高台に立地。施設内にはエレベ... -
■物流施設 投資関連情報2025版<7.10~7.16>
<2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報> ■(株)カクヤス <7月10日>「南東京センター」を東京流通センターB棟からA棟に移転/約390坪増床で商品多様化や物流増加に柔軟に対応できる体制を整備 酒類・飲料の販売およびデリバリー事業を展開する(株)カクヤスは、東京都大田区平和島の東京流通センターB棟に設置していた飲食店向け物流拠点「南東京センター」を、隣接するA棟に移転した。新センターでの配送業務は2025年7月7日に開始している。 新拠点は以前より約390坪増床し、商... -
物流・ロジスティクス関連ニュース・トピックス(2025年7月8日~7月14日)
物流・ロジスティクスに関連する(2025年7月8日~7月14日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■表彰・受賞/(株)薬王堂、(株)PALTAC⇒「サプライチェーン イノベーション大賞2025」の「大賞」を受賞/非食品+食品融合型フルライン物流改革の取り組みに評価 ■自動運転・実証実験/月桂冠(株)、鈴与(株)、(株)T2⇒京都の日本酒を自動運転トラックで幹線輸送する実証を開始/レベル4実現に向けて7月9日から関東・関西間の高速道路一部区間で実施 ■自動運転・実証実験/東罐ロジテック(株)、全国通運(株)、JR貨物、(... -
クレド・アセットマネジメント(株)⇒滋賀県最大級の物流施設「CREDO滋賀竜王」が竣工/すでに約6割の区画で賃貸借契約が完了、竜王町と官民連携に向けた包括連携協定も締結
クレド・アセットマネジメント(株)は7月9日、滋賀県蒲生郡竜王町に建設したマルチテナント型物流施設「CREDO滋賀竜王」の竣工式を実施した。同日、竜王町との包括連携協定にも調印。防災、産業振興、地域活性化など官民連携の取り組みを進める。 同施設は、名神高速「竜王IC」に隣接し、京阪神・中部・北陸圏を網羅する交通利便性を備える。延床面積は約6万3,900㎡で、県内最大級。帝人物流(株)や和束運輸(株)、大手物流企業との間で賃貸借契約を締結しており、すでに約6割の区画が埋まった。残り区画について... -
極東開発工業(株)⇒兵庫県三木市で建設を進めていた部品供給拠点「西部パーツセンター」が完成 /「中部パーツセンター」を統合、部品供給体制の強化と効率化を実現
極東開発工業(株)は7月8日、兵庫県三木市で建設を進めていた新たな部品供給拠点「西部パーツセンター」が完成したと発表した。新施設は、旧西部パーツセンターを隣接地へ移転・拡張するとともに、愛知県小牧市の「中部パーツセンター」を統合したもの。特装車事業のアフターサービス体制を強化し、ストックビジネスの拡充を図る。 新施設は自動倉庫棟、倉庫棟、事務所棟の3棟構成。パレット・バケット式の自動倉庫に計6基の搬送クレーンを備え、最大約1万5,000品目の部品保管が可能だ。大物・長尺部品の保管に... -
ダイセー倉庫運輸(株)⇒愛知県小牧市に新設した同社最大級の物流拠点「小牧第3物流センター」が稼働/効率化と環境配慮を両立、分散していた拠点機能の集約で2024年問題にも対応
ダイセー倉庫運輸(株)は7月7日、愛知県小牧市に新設した物流施設「小牧第3物流センター」を稼働させた。同施設は同社最大級の規模を誇り、分散していた拠点機能をここに集約することで、物流導線の最適化と2024年問題への対応を図る。 同施設は地上2階建てで、延床面積は約3万1,483㎡。ドライバーの待機時間短縮を目的に海上コンテナ専用バースを8基に拡張しており、ポリマー製品などの輸入貨物の増加にも対応する。従来平均3時間を要していた積み込み作業時間を短縮し、政府目標の「荷役2時間以内」を見据える... -
佐川グローバルロジスティクス(株)⇒「成田国際空港」へのアクセスに優れる「千葉八千代営業所」を開設/近隣の「千葉北営業所」「千葉花見川営業所」との連携で物流波動への対応も可能
佐川グローバルロジスティクス(株)は、千葉県八千代市に「千葉八千代営業所」を開設した。 同営業所は、都心から30km圏内の国道16号側に位置し、「成田国際空港」へのアクセスにも優れる。近隣には同社の「千葉北営業所」や「千葉花見川営業所」があり、両拠点の連携による在庫管理やレイバーコントロールにより、顧客の繁閑にあわせた物流波動への対応も可能だという。 ※「千葉八千代営業所」の施設概要所在地:千葉県八千代市大和田新田686-3「 GLP八千代Ⅴ」 3F面積(同社借り入れ分):倉庫4,551.27坪 、事... -
NXタイロジスティクス(株)⇒タイ東部ラヨーン県イースタン・シーボード工業団地に新倉庫を開設/タイ最大の港湾「レムチャバン港」近郊でモビリティやテクノロジー産業などに最適な物流サービスを提供
NIPPON EXPRESSホールディングス(株)傘下のNXタイロジスティクス(株)は7月1日、タイ東部ラヨーン県イースタン・シーボード工業団地に新倉庫「イースタン・シーボードロジスティクスセンター」を開設した。 ラヨーン県は、タイ政府が進める東部経済回廊(EEC)の中心地で、タイ最大の港湾である「レムチャバン港」にも近接する。近年はモビリティやテクノロジー分野の多国籍企業の進出が相次ぎ、新たなサプライチェーンの構築が進む。イースタン・シーボード工業団地には日系企業を含む外資系製造業約500社が集... -
(株)ロジクエスト⇒大阪府泉佐野市の物流施設「AS-LOGI りんくう」に新倉庫を開設、9月1日から運用開始/国際物流ニーズの高まりで越境EC貨物の取り扱いを強化
(株)ロジクエストは9月1日、関西国際空港(KIX)の対岸に位置する物流施設「AS-LOGI りんくう」に新倉庫「ロジクエスト りんくうロジスティクスセンター」を開設し、運用を開始する。同社としては空港外で初めての倉庫運営で、国際物流ニーズの高まりを背景に越境EC貨物の取り扱い強化を図る。 同施設は地上5階建てで、延床面積は1万581㎡。最新のMH機器を導入し、貨物用EV3基、大型トラックバース5台、待機場3台を備える。冷暖房完備の倉庫フロア(2~5階)やLED照明、節水型衛生器具など環境配慮型の設計を採... -
日本通運(株)⇒北海道苫小牧市の新たな危険物対応物流拠点「NX苫小牧危険物ロジパーク」が稼働開始
日本通運(株)は、多温度帯管理機能を備えた北海道苫小牧市の新物流拠点「NX苫小牧危険物ロジパーク」が稼働開始したと発表した。同社は、半導体関連産業の集積が進む北海道で化学品や高圧ガスなどの危険物を安全かつ適正に保管・管理する体制を整える。 同施設は、定温危険物倉庫と建設中の多温度帯危険物倉庫の2棟で構成され、今後は高圧ガス倉庫やコンテナヤードの拡充も予定。消防法や高圧ガス保安法に準拠した設計で、先端産業の原材料供給を支える。 苫小牧市は「苫小牧港」と「新千歳空港」という“ダブ... -
日本梱包運輸倉庫(株)⇒三重県鈴鹿市に「鈴鹿センター営業所国府第一倉庫」が竣工/最先端物流技術を導入したBCP対応型の物流拠点、電化対応の拠点整備
日本梱包運輸倉庫(株)は、三重県鈴鹿市で新倉庫「鈴鹿センター営業所 国府第一倉庫」の竣工式を実施した。延床面積は約1万6,456㎡で、鉄骨造4階建て。今後、自動車関連産業の電動化ニーズに対応した物流体制の強化を図る。 新倉庫は、自動車部品などを生産ラインに即応供給するDCC(Delivery Control Center)機能を備える中継拠点として在庫管理や配送管理のシステム化を推進。高効率な作業場運営を目指すほか、電動化に伴う物流需要の高まりを受け、事業拡大を見据える。 立地は鈴鹿ICから約9.7km、国道23号... -
■物流施設 投資関連情報2025版<7.3~7.9>
<2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報> ■日本GLP(株) <7月3日>千葉県八千代市で先進的マルチテナント型物流施設「GLP 八千代Ⅵ」を着工/首都圏の広域配送にも適した好立地、柔軟な小区画割りにも対応 日本GLP(株)は、千葉県八千代市で延床面積約5万㎡の先進的物流施設「GLP 八千代Ⅵ」を着工し、2026年12月末竣工予定であると発表した。 同施設の建設地は、吉橋工業団地内の一角に位置し、東関東自動車道や国道16号、京葉道路に囲まれた交通利便性の高い地域。東京港、成田... -
迫る2026年、物流現場(倉庫)が問われる責任とは㉕サプライチェーン全体最適化を図るためのエッセンス
船井総研ロジ株式会社ロジスティクスコンサルティング部 チームリーダー井上 真希 2026年4月「物流効率化法」が本格適用され、特定荷主に対する法的な責任と取り組みが義務化されます。荷主企業は法対応への「遅れ」が経営リスクに直結する可能性が高く、その危機感は各社で浸透しつつある一方、実際のアクションにはばらつきがあるのが実情です。本稿では物流効率化法対応に向け、荷主企業が求められる変革と物流現場の根幹である庫内オペレーションに着目し、荷主企業が管理すべきことお伝えします。 物流効率... -
物流・ロジスティクス関連ニュース・トピックス(2025年7月1日~7月7日)
物流・ロジスティクスに関連する(2025年7月1日~7月7日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■日雑卸・共同配送/(株)PALTAC、(株)あらた⇒持続可能な流通インフラの「共創」目指して物流で協働、第1弾となる共同配送をスタート/7月から西関東エリアで実施、出荷拠点の見直しや配送距離を最適化したルート設計で実現 ■化学・共同配送/DICグラフィックス(株)、東洋インキ(株)、サカタインクス(株)⇒印刷インキメーカー3社が11月から首都圏での共同配送を開始/「物流2024年問題」背景とした物流の効率化と社会課...
