2025年– date –
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プロロジス⇒千葉県八千代市で開発を進めていたマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代2」が竣工/AMRや無人フォークリフトなどの先進機器導入・運用を前提とした空間設計、EC物流サービスの(株)STOCKCREWと竣工前に賃貸契約を締結
プロロジスが千葉県八千代市で開発を進めていたマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代2」が竣工した。同社はすでにEC物流サービスの(株)STOCKCREWと同施設一部の賃貸契約を締結しており、引き続き残り部分に関する入居企業の募集を進める。 同施設は、大成建設(株)による宅地開発事業地「八千代もえぎ野」に新たに造成された「もえぎ野複合業務地区」に位置する。首都圏物流の大動脈である国道16号から約2kmと至近に位置し、東京都市圏の消費地および関東広域への配送にも最適な立地。自動車20分圏... -
日本GLP(株)⇒神奈川県川崎市で国内最大級の冷凍・冷蔵マルチテナント型物流施設「GLP 川崎Ⅱ」を着工/(株)ヒューテックノオリンと小川畜産食品(株)の2社が入居予定、着工前に施設全体の約25%が賃貸契約済みに
日本GLP(株)は、神奈川県川崎市で延床面積約20万5,000㎡、収容能力約18.6万tの国内最大級の冷凍・冷蔵マルチテナント型物流施設「GLP 川崎Ⅱ」を着工した。同施設は冷凍・冷蔵区画に加えて常温区画も備える点が特長で、2027年8月末に竣工する予定。同施設の一部には、SGホールディングスグループで低温物流事業を担う(株)ヒューテックノオリン、および食肉事業のリーディングカンパニー 小川畜産食品(株)の2社が入居予定となっており、着工前に施設全体の約25%の賃貸契約が締結されているという。 同施設は、冷... -
CBRE⇒(株)トワードが新設した「九州グリーンハブセンター」のJR九州への売却をサポート/CBRE・福岡支店が売買および賃貸条件の整理からクロージングまでを担当
シービーアールイー(株)(CBRE)は、(株)トワードが新設した物流施設「九州グリーンハブセンター(低温物流センター)」のJR九州への売却をサポートしたと発表した。CBREは、2022年6月にトワードから同社開設予定の物流施設のセール&リースバックの相談を受け、CBRE・福岡支店のインベストメントプロパティ(売買仲介)部門が売買および賃貸条件の整理からクロージングまでを担当。その結果、物流不動産事業の成長と拡大を図るため、積極的な投資を検討していたJR九州への売却に成功したという。 今回取引... -
日本GLP(株)⇒5月竣工予定のマルチテナント型物流施設「GLP境古河Ⅰ」にオオサカデリバリー(株)の入居が決定/EC事業者向けのフルフィルメントセンターとして利用予定
日本GLP(株)は、5月竣工予定の茨城県猿島郡境町のマルチテナント型物流施設「GLP境古河Ⅰ」に関し、オオサカデリバリー(株)と約2,600㎡(約800坪)の賃貸契約を締結した。オオサカデリバリーは同施設をEC事業者向けのフルフィルメントセンターとして利用する予定。 同施設は、圏央道「境古河IC」至近に立地するマルチテナント型施設。1階には低床バースを導入し、床荷重を2t/㎡とする。2階は小規模ニーズに対応するため、1,000坪未満の小割区画を実装する計画だ。すでに人材派遣会社の入居が見込まれており、入... -
■物流施設 投資関連情報2025版<4.3~4.9>
<2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報> ■日本GLP(株)<4月3日>5月竣工予定のマルチテナント型物流施設「GLP境古河Ⅰ」にオオサカデリバリー(株)の入居が決定/EC事業者向けのフルフィルメントセンターとして利用予定 日本GLP(株)は、5月竣工予定の茨城県猿島郡境町のマルチテナント型物流施設「GLP境古河Ⅰ」に関し、オオサカデリバリー(株)と約2,600㎡(約800坪)の賃貸契約を締結した。オオサカデリバリーは同施設をEC事業者向けのフルフィルメントセンターとして利用する予... -
物流2026年問題とは?2025年度に準備しておくべきことについて解説㉔サプライチェーン全体最適化を図るためのエッセンス
船井総研ロジ株式会社ロジスティクスコンサルティング部 チームリーダー井上 真希 1.はじめに 「物流2026年問題」とは2026年4月に施行される改正物流総合効率化法により年間9万トン以上の取扱貨物重量がある約3,200社の荷主企業(以下、特定荷主)に新たな義務が課されることを指します。本稿では物流2026年問題の解説と特定荷主に焦点を当て、2025年に準備すべきことについて解説致します。 2.物流2026年問題とは? 前述の通り、物流2026年問題とは、改正物流総合効率化法の影響により、特定荷主に課される規... -
物流・ロジスティクス関連ニュース・トピックス(2025年4月1日~4月7日)
物流・ロジスティクスに関連する(2025年4月1日~4月7日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■LLP・契約/DHLサプライチェーン(株)⇒三洋化成工業(株)と日本国内での5年間のリード・ロジスティクス・パートナー契約を締結/物流子会社である三洋化成ロジスティクス(株)が担ってきた三洋化成、三洋化成グループの国内物流機能を継承、効率的かつ持続可能な物流業務の実現を目指す ■IT・導入/キッコーマン食品(株)⇒在庫適正化を実現する需給調整システム「Naries™」の運用を開始/需給調整・監視業務の自動化で... -
トナミ運輸(株)⇒旧「奈良営業所」と「奈良第2流通センター」を移転して「新奈良事業所」を開設/特別積合せ事業とロジスティクス事業における関西地区の物流機能の拡充・強化、物流サービス向上を図る
トナミ運輸(株)は、特別積合せ事業およびロジスティクス事業の更なる成長を目指し、物流拠点を新設した。トナミグループは第 23 次中期経営計画の重点戦略である「収益成長事業への積極投資」および「事業・業容の拡大」の一環として、現在のトナミ運輸(株)奈良営業所および奈良第2流通センターを移転し、新たに「新奈良事業所」を開設したもの。新事業所の開設により、特別積合せ事業およびロジスティクス事業における関西地区の物流機能の拡充・強化に加え、物流サービスのさらなる向上が図れる見込みだ。 新... -
アサヒロジスティクス(株)⇒アサヒフレッシュロジ(株)が「狭山センター」と「取手センター」の移転・新築工事を開始/大手コンビニ向け食品の物流需要増加対応で拠点を再編成、高効率な業務環境を整備
アサヒロジスティクス(株)は、グループのアサヒ フレッシュロジ(株)が4 月 1 日に「狭山センター」(埼玉県狭山市)と「取手センター」(茨城県守谷市)の移転・新築工事を開始したと発表した。 両センターとも大手コンビニエンスストア向け食品の仕分け、ならびに店舗への配送を行う専用センター。開設時から取扱荷量増加で増改築を繰り返してきたが、施設や駐車場の分散で非効率性が高まったことに加え、施設老朽化に伴う修理修繕のコストやエネルギー消費量が時間の経過とともに増加し、経営課題となってい... -
センコー(株)、関越センコーロジ(株)⇒関越エリアに「高崎第2物流センター」を開設/倉庫・車両の一体化拠点として周辺拠点と連携、群馬県内や北関東・信越地区のネットワーク強化へ
センコー(株)と関越センコーロジ(株)は4月2日、「高崎第2物流センター」(群馬県佐波郡)を開設した。 新センターは、群馬県内の自社倉庫が満床で推移していることに伴い、顧客のさらなるニーズに対応するために開設したもの。群馬県下最大の経済圏である高崎地区に位置し、関越自動車道の「高崎玉村SIC」から1kmと至近であり、上信越自動車道、北関東自動車道へのアクセスも良好だ。新センターの運営は、群馬県内を中心に事業を展開する関越センコーロジが行う。倉庫・車両の一体化拠点として周辺拠点と連携し... -
■物流施設 投資関連情報2025版<3.27~4.2>
<2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報> ■三菱地所(株)、東京ガス(株)<3月27日>再エネ電力の余剰電力を三菱地所物件間で連携利用するフィジカルPPAスキームを構築/「ロジクロス座間」屋上で発電した再エネ電力を「丸の内仲通りビル」に送電開始 三菱地所(株)と東京ガス(株)は、オフサイトフィジカルコーポレートPPA(Power Purchase Agreement)スキームを活用した電力供給を開始した。 同スキームは、三菱地所グループが所有する物流施設「ロジクロス座間」(神奈川県座間... -
SBSフレック(株)⇒茨城県稲敷郡に物流拠点「阿見低温物流センター」を開設/商品特性に沿った細やかな温度帯設定が可能、独自輸送網とネットワークで全国規模のサプライチェーンをカバー
SBSフレック(株)は、延床面積約 2,500 坪の物流拠点「阿見低温物流センター」 (茨城県稲敷郡)を4月1日にオープンする。 同施設は、首都圏中央連絡自動車道「阿見東IC」から約2kmと至近にあり、「大洗港」・「常陸那珂港」からの所要時間は約1時間と物流の利便性が高い。 商品特性に沿った細やかな温度帯設定が可能で、厳密な温度管理・鮮度管理を必要とする商品のニーズにも対応できる。また同社独自の全国輸送網と各地域を網羅した輸配送ネットワークにより、関東一円のみならず全国規模のサプライチェー... -
西濃運輸(株)⇒宮城県亘理郡亘理町に「仙台南支店亘理物流倉庫」を開設/住化積水フィルム(株)の専用倉庫として活用
西濃運輸(株)は、宮城県亘理郡亘理町に「仙台南支店亘理物流倉庫」を開設した。3月からMH機器設置や商品移動などを進めて先行稼働しており、4月の本格稼働にこぎ着けた。同倉庫は仙台南支店の荷主である住化積水フィルム(株)の専用倉庫として活用され、同社サプライチェーンの全体最適化に貢献する。 ※仙台南支店亘理物流倉庫の施設概要所在地:宮城県亘理郡亘理町逢隈高屋字堂田42-3延床面積:8,126.62㎡(2,458.3坪)(バース 1,435.00㎡〔庇下含む〕、倉庫 6,275.00㎡、事務所 416.62㎡) -
(株)ニチレイロジグループ本社⇒タイ子会社がバンコク北部の工業団地に「ナワナコン物流センター」を新設/食品加工企業に対する付加価値の高い保管・輸配送サービスの提供が可能に
(株)ニチレイロジグループ本社は、タイ子会社SCG Nichirei Logistics Co., Ltd.(SCG Nichirei Logistics)が同国首都バンコクの北部に位置する工業団地に「ナワナコン物流センター」を新設したと発表した。 SCG Nichirei Logisticsは、首都バンコクの東部に位置する既存の「バンナー物流センター」での保管・輸配送サービスの提供に加え、急速凍結や流通加工などの付加価値サービスを展開している。新設のナワナコン物流センターではバンナー物流センターと同水準の設備を導入しており、食品加工企業が集積す... -
大日本印刷(株)⇒メディカルヘルスケア業界向け物流拠点「小豆沢センター」を開設/医薬関連業許可と強固なセキュリティ管理体制でメディカルヘルスケア業界の物流効率化に貢献
大日本印刷(株)(DNP)とグループ会社の(株)DNPロジスティクスは4月1日、メディカルヘルスケア業界向けの物流拠点「小豆沢(あずさわ)センター」を東京都板橋区に開設する。 同センターは強固なセキュリティ管理体制を備え、「医薬品卸売販売業」および、医薬品の包装・法定表示を製品に貼付するなどの「医薬品製造業(包装・表示・保管)」の許可を取得している。DNPロジスティクスは、製薬会社や検査薬・医療機器のメーカー等に向けて、医薬品・医療機器の保管からセット作業、配送まで対応する「メディカル...