■KEYPERESON 01
新たな事業の柱としてロジスティクス事業の成長を加速
強大な物流インフラ背景に多様な3PLサービスを提供
日本郵政グループ(以下、JPグループ)の中で郵便・物流業務をはじめ、銀行・保険窓口業務や不動産事業等を担う日本郵便(株)がロジスティクス事業の成長を加速させる。JPグループのもつ強大な物流インフラ(拠点や集配・輸送ネットワーク)を有効活用したソリューション提案が多様化する物流ニーズにマッチし、潜在需要の
開拓を勢いづかせているからだ。物流2024年問題への対応で「守り」要素の強い取組がクローズアップされがちな物流業界だが、果敢に「攻め」に転じる同社の展開は注目に値する。そこで今回は、同社ロジスティクス事業部部長の嶋津泰毅氏(写真1・左)ならびに同事業部課長の松村正勝氏(写真1・右)にインタビューし、同社のロジスティクス事業部における現在の取組、今後の計画・予定などについて話を聞いた。